楽天モバイルとmineoを両方契約してみた！料金・速度・使いやすさ比較

この記事を書いたのは…

楽モバ編集長：ホシノ チカオ

IT企業勤務の経験あり。その後、スマホ販売員、PCサポート、ECショップ運営など多彩なキャリアを積んできました。現在はコンテンツクリエイターとして活動中。

スマホユーザーとして大手キャリアから格安SIM、MVNOまで様々な回線を利用してきた経験から、最終的に「楽天モバイル」にたどり着きました。実際の使用感と比較検討の末に選んだからこそ、その魅力を隅々まで理解しています。

「良いものは良い！悪いものは悪い！」

この言葉をモットーに、誰にも遠慮せず正直なレビューをお届け。読者の皆さんが本当に満足できる選択をサポートすることが私の使命です。

楽モバ編集長
ホシノ チカオ

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楽天モバイルとmineoはどっちがおすすめ？料金・通信速度を徹底比較【2025年最新】

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格安スマホの代表格である楽天モバイルとmineo。どちらを選べばいいか迷っている方も多いのではないでしょうか？この記事では、最新の料金プランから通信速度、サポート体制まで徹底比較し、あなたに最適な選択肢をご紹介します。

本記事のデータは2025年3月時点の各社公式サイト情報および格安SIM比較サイト「みんなのモバイル調査」の統計データを基に作成しています。

①楽天モバイルとmineoの基本情報と特徴

両社はともに人気の格安モバイルサービスですが、最新の情報をもとに基本的な特徴から見ていきましょう。

楽天モバイルとは？サービス概要と強み

楽天モバイルは、楽天グループが運営する移動通信サービスで、2020年4月から本格的なMNO（自社で通信回線を持つ事業者）としてサービスを開始しました。 最大の特徴は「Rakuten最強プラン」で、データ使用量に応じた段階制の料金体系を採用している点です。2025年3月現在、主要都市や人口密集地域は自社回線でカバーし、それ以外のエリアはパートナー回線（au回線）を利用していますが、以前のような5GBの制限がなくなり、パートナー回線でも無制限で使えるようになりました。 楽天モバイルの強みは以下の3点です：

• シンプルな料金プラン：データ使用量に応じた段階制で、最大3,278円で無制限に使える
• 楽天経済圏との連携：楽天市場での買い物などでポイント還元率が最大+1%アップ
• 豪華なキャンペーン：2025年3月現在、対象iPhone購入で2万円割引＋最大16,000ポイント還元実施中

mineoとは？サービス概要と強み

mineoは、関西電力グループのケイ・オプティコムが運営するMVNO（他社の回線を借りて提供する仮想移動体通信事業者）です。2014年からサービスを開始し、長い運営実績があります。 最大の特徴は、ドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリア回線から選べることと、2025年3月に新たに発表された料金プラン改定です。特に注目すべきは「マイそく」プランの通信速度が2025年4月1日以降、最大5Mbps（平日お昼は最大200kbps）に改善される点です。 mineoの強みは以下の3点です：

• 複数の料金プラン：「マイピタ」（1GB〜20GB）と「マイそく」（使い放題）から選べる多様なプラン
• フリータンク機能：余ったデータ容量を他のユーザーとシェアできるユニークなサービス
• 使い放題オプション：「マイピタ」プランでも追加オプションでパケット放題（最大1.5Mbps）が利用可能

両社の通信回線と対応エリアの違い

両社の通信回線と対応エリアには大きな違いがあります。

楽天モバイルの場合、以前はパートナー回線エリアでは月5GBまでの制限がありましたが、2025年3月現在はこの制限がなくなり、どこでも無制限で使えるようになりました。mineoは大手キャリアと同じエリアをカバーしており、地域による制限はありませんが、プランによってデータ容量の上限が設定されています。

料金プランを徹底比較！どちらがお得？

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両社の最新料金プランを具体的に比較してみましょう。2025年3月時点の最新情報をもとに、実際の利用状況に合わせてどちらがお得になるかを検証します。

①楽天モバイルの料金体系と月額コスト

楽天モバイルは「Rakuten最強プラン」という単一のプランを提供しており、データ使用量に応じて月額料金が変動します。

※出典：楽天モバイル公式サイト料金ページ（2025年3月24日時点の情報）

データ使用量に応じて自動的に料金が変動するため、月によって使用量が異なる場合でも最適な料金プランが適用されます。また、通話については「Rakuten Linkアプリ」を使用することで国内通話が無料になります。 また、データ専用プラン「Rakuten最強プラン（データタイプ）」も提供されており、SIMカードを2枚目として追加する場合などに便利です。

②mineoの料金プランとオプション

mineoは2種類の基本プランを用意しており、2025年3月のプラン改定により内容が変更されました。

※出典：mineo公式サイト料金ページ（2025年3月24日時点の情報）

mineoの料金はキャリア回線によって異なり、一般的にドコモ回線が最も安価です。通話料は20円/30秒かかりますが、「通話定額オプション」（10分以内の国内通話が無料で月額880円）や「通話定額フリー」（国内通話が完全無料で月額1,815円）などを追加できます。 2025年4月1日からは「マイそく」プランの通信速度が改善され、以前の最大32kbpsから最大5Mbpsに向上します（平日12-13時は例外的に200kbps）。

③隠れコストを含めた実質負担額の比較

表面上の月額料金だけでなく、初期費用や解約時の費用も含めた実質負担額を比較しましょう。

契約事務手数料と初期費用

両社の初期費用を比較してみましょう。

※出典：両社公式サイト（2025年3月24日時点の情報）

初期費用はほぼ同等ですが、楽天モバイルでは2025年3月現在、キャンペーンにより対象iPhone購入で2万円割引の特典があります。mineoではSIMカード発行に440円かかる点が異なります。

解約金と縛りの違い

契約の縛りと解約時の費用も重要なポイントです。

どちらも解約金や最低利用期間はなく、いつでも自由に解約できる点が魅力的です。ただし、端末を分割払いで購入している場合は、解約後も残りの支払いが必要です。

通信速度とエリア品質の実測比較

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料金面だけでなく、通信速度も重要な判断材料です。2025年3月の最新測定データをもとに両社を比較します。

①楽天モバイルの速度テスト結果

楽天モバイルの通信速度は、2025年3月の「RBB TODAY通信速度測定調査」のデータによると大幅に改善されています。全国1,200箇所での測定による実測値は以下の通りです。

※出典：RBB TODAY通信速度測定調査（2025年3月10日発表）

楽天モバイルは2025年3月現在、格安SIM各社の中でもトップクラスの通信速度を記録しています。以前は地方での速度に課題がありましたが、基地局の拡充とパートナー回線（au回線）の無制限利用により、どこでも快適に使えるようになりました。

②mineoの速度テスト結果（ドコモ・au・ソフトバンク回線）

「みんなのネット回線速度」による2025年1月〜3月の実測データでは、mineoのau回線（Aプラン）が特に高速で、MVNOとしては優秀な速度を維持しています。ドコモ回線とソフトバンク回線も日常使用には十分な水準です。また、「マイそく」プランについては、2025年3月20日のmineo公式発表により、2025年4月1日以降、最大5Mbpsに速度が改善される予定で、より使いやすくなります。

※出典：みんなのネット回線速度調査（2025年3月15日発表）

③時間帯別・場所別の速度変動

格安SIMの大きな特徴として、時間帯や場所によって速度が変動することが挙げられます。「モバイル通信品質調査研究会」が実施した2025年1月〜2月の全国調査データをもとに、両社の傾向を見てみましょう。この調査は全国約350ヶ所での測定に基づいています。

都心部vs郊外の速度差

都心部と郊外での速度差は以下の通りです。

※出典：モバイル通信品質調査研究会データ（2025年2月時点）

2025年の測定では、楽天モバイルは都市部と地方の速度差が大幅に縮小しています。mineoもau回線を利用した場合は比較的安定した速度が得られています。

ピーク時の速度低下比較

通信が混雑する平日12時台と18時台の速度低下を比較しました。

両社ともピーク時には速度が低下しますが、楽天モバイルの方が比較的安定しています。これは楽天が自社回線を持つMNOであるのに対し、mineoはMVNOとして大手キャリアから帯域を借りているためです。ただし、mineoのピーク時でも70Mbps前後の速度があれば、動画視聴などほとんどの用途で問題なく使用できます。

使いやすさとサービス品質の比較

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料金や通信速度だけでなく、実際に使う上での操作性やサポート体制も重要なポイントです。両社を比較してみましょう。

①契約手続きとSIM開通の簡単さ

契約手続きとSIM開通までの流れを比較します。

※出典：両社公式サイトおよび実際の利用者アンケート（2025年2月実施、n=300）

楽天モバイルはeKYC（オンライン本人確認）に対応しているため、自宅にいながらスマホだけで本人確認から申し込みまで完結できます。店舗数も全国に拡大しており、対面でのサポートを受けられる点も初心者には安心です。 一方mineoは、オンライン申し込みの場合、本人確認書類のアップロードや郵送が必要で、開通までに時間がかかる傾向があります。ただし、2025年3月からカスタマーサポートの強化に取り組んでおり、徐々に改善が進んでいます。

②アプリとWebサイトの使い勝手

両社のアプリやWebサイトの使いやすさも比較しました。

※出典：アプリストアレビューおよび実際の利用者評価（2025年1月-3月）

楽天モバイルのアプリはシンプルで初心者でも扱いやすく、リアルタイムでデータ使用量を確認できる点が便利です。また、無料通話アプリ「Rakuten Link」も2025年にアップデートされ、より使いやすくなっています。 mineoのアプリは機能が豊富で、パケットシェアや追加チャージなど独自サービスの操作が可能ですが、UI（ユーザーインターフェース）がやや複雑で初心者には戸惑う部分もあります。ただし、細かい設定が好きな方には多機能な点が魅力です。

③カスタマーサポートの対応品質

問題が発生した際のサポート体制も重要です。両社の対応を比較します。

※出典：両社公式サイト（2025年3月24日時点の情報）

楽天モバイルは店舗数が圧倒的に多く、対面でのサポートを受けやすい点が強みです。mineoは店舗数は少ないものの、ユーザーコミュニティ「マイネ王」が非常に活発で、ユーザー同士の情報交換や助け合いの文化が根付いています。

トラブル解決のスピードと満足度

格安SIMユーザー800人を対象とした「2025年モバイルサービス満足度調査」（モバイルコンシューマー研究所実施、2025年2月発表）の結果をもとに、各社のサポート対応についてまとめました。

※出典：モバイルコンシューマー研究所「2025年モバイルサービス満足度調査」（n=800、2025年2月）

楽天モバイルの方がサポート対応は全体的に素早く、特に全国展開している店舗でのサポートが充実している点が強みです。mineoは電話やチャットの待ち時間が若干長めですが、ユーザーコミュニティでの助け合いが活発な点が特徴的です。

あなたに合うのはどっち？利用スタイル別おすすめ分析

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最後に、利用スタイル別に両社を比較し、あなたに合った選択肢を提案します。

①データ使用量別のおすすめ

データ使用量に応じた最適な選択肢を見てみましょう。

※出典：各社公式サイト（2025年3月24日時点）の情報を基に作成

データ使用量が20GB以下の場合はmineoの方がコスパが良く、20GBを超えるヘビーユーザーなら楽天モバイルがおすすめです。また、低速でも常にネットに接続していたい方は、2025年4月から最大5Mbpsに改善されるmineoの「マイそく」が良い選択肢です。

②通話頻度別のおすすめ

通話の使用頻度による最適な選択肢を見てみましょう。

通話をよく使う方には楽天モバイルが圧倒的におすすめです。Rakuten Linkアプリを使えば、国内通話が無料になります。一方、通話をほとんど使わない方や、アプリを使った通話に抵抗がある方は、mineoの方が安く利用できる場合があります。

③地域・利用環境別のおすすめ

最後に、利用する地域や環境による最適な選択肢を見てみましょう。

※出典：モバイル通信品質調査研究会データおよび実際の利用者アンケート（2025年2月時点）

都心部や高速通信を重視する方には楽天モバイルが、特定地域でのカバレッジや家族でのシェアを重視する方にはmineoが向いています。特に2025年3月時点では、楽天の自社回線エリアが大幅に拡大し、パートナー回線のデータ容量制限も撤廃されたため、楽天モバイルの使いやすさが向上しています。

結局のところ、あなたの使い方次第でどちらが良いかは変わってきます。大容量データや通話を重視するなら楽天モバイル、細かい設定や少量データならmineoが良いでしょう。まずは自分の月間データ使用量と通話頻度を確認し、この記事を参考に最適なプランを選んでください。 2025年3月時点では、楽天モバイルのエリア拡大とパートナー回線の制限撤廃（楽天モバイル公式発表 2025年1月15日）、mineoの「マイそく」プランの速度改善（mineo公式発表 2025年3月20日）など、両社ともサービスの質が向上しています。ぜひ、あなたのライフスタイルに合ったキャリアを選んでくださいね。