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楽天モバイルを海外で使うリアルな話|ローミング設定・2GBの限界・iPhone注意点

海外でも楽天モバイルは使える?ローミングの仕組みと設定方法を解説 料金・スマホ・ポイント活用

近々、海外に行く予定ができました。

そこで気になったのが、「楽天モバイル、海外でそのまま使えるの?」という話です。

楽天モバイルをメインで使って1年10ヶ月。国内では親にも妻にも友人にも勧めてきたくらい満足しているんですが、海外での使い方はちゃんと調べたことがなくて。

「海外では毎月2GBまで使えるらしい」「ローミングの設定が必要らしい」「iPhoneは電話の着信に注意らしい」——この状態のまま出発するのはさすがに不安なので、楽天モバイル公式の最新情報を確認しながら、出発前・現地・帰国後に必要なことを整理しました。

先に大事なところだけ言うと、楽天モバイルは対応エリアなら海外でも普段のSIMのまま使えます。しかも海外ローミング用の高速データ容量が毎月2GB付いていて、2GBを使い切っても勝手に高額なデータ料金が加算されるわけではありません。

一方で、渡航先・端末・ローミング設定の確認は必要ですし、動画やビデオ通話までガンガン使うには2GBでは心細いです。iPhoneで電話を受ける人には、Rakuten Linkまわりの注意点もあります。

なお、この記事を書いている時点ではまだ渡航前です。海外で実際に使ったような書き方はせず、ここでは楽天モバイル公式情報をもとにした事前調査としてまとめています。帰ってきたら実際の使い心地も追記する予定です。

📋 この記事でわかること

楽天モバイルの海外ローミング対応エリア(2026年4月8日時点・飛行機内を含む107の国と地域)

出発前・現地到着後・帰国後に必要な設定

海外2GBの正しい仕組みと「国内利用分と合算」の誤解

iPhone+Rakuten Linkで電話を受けるときの注意点

2GBを節約する方法、繋がらないときの対処、海外eSIMとの使い分け

この記事を書いたのは…ギガ通話無制限ドットコム:ホシノ チカオです。

IT企業→スマホ販売→PCサポート→EC運営を経て、現在はコンテンツクリエイター。大手キャリア〜格安SIM/MVNOを実際に使い比べ、料金だけでなく「つながりやすさ」「通話」「手続きの分かりやすさ」まで本音で検証しています。

 

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楽モバ編集長
編集長
ホシノ チカオ
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① 楽天モバイルは海外でも使える|ただし出発前の確認は必要

海外で楽天モバイルを使う様子

▲ 海外でもスマホをそのまま使えると、SIMの入れ替えやWi-Fiルーター受取の手間を減らせます。

「楽天モバイルは海外でもそのまま使える」というのは本当です。

Rakuten最強プランには海外ローミングが含まれていて、対応する国・地域なら、普段使っている楽天モバイルのSIM/eSIMのままデータ通信ができます。海外ローミングのためだけに別料金のオプションへ申し込む必要もありません。

ただし、何も確認せずに飛行機へ乗るのはおすすめしません。

必要なのは、①渡航先と端末が対応しているか確認する、②my 楽天モバイルの「海外ローミング」がONか確認する、③現地でスマホ本体のデータローミングをONにすることです。

以前は「楽天モバイル側の海外ローミングを自分でONにしないと使えない」と覚えている人もいるかもしれませんが、現在の公式案内ではmy 楽天モバイル側の海外ローミングは初期設定でONです。それでも何らかの操作でOFFになっている可能性はあるので、出発前に確認しておくのが安心です。

ここがポイント

海外データ通信はRakuten最強プランだけでなく、Rakuten最強プラン(データタイプ)も対象です。データタイプが海外ローミング自体の対象外というわけではありません。

ただしデータタイプでは国際通話を利用できず、2026年2月24日1:00以降に新規申し込みした回線ではSMSも利用できません。データ通信と通話・SMSは分けて考えてください。

もうひとつ大切なのが端末です。渡航先が楽天モバイルの対応国でも、使っているスマホが現地ネットワークに対応していなければ正常に接続できない可能性があります。

つまり、楽天モバイルの海外利用は「契約していれば世界中どこでも無条件で使える」サービスではありません。ただ、対応エリアと端末を確認し、設定さえ済ませておけば、短期旅行ではかなり手軽な選択肢です。

② 対応国は107の国と地域|旅行先と端末をセットで確認する

世界地図と楽天モバイルのローミングエリア

▲ 海外ローミングの対応エリアは拡大していますが、国によって利用可否が違います。

2026年8月に楽天モバイル公式ページを確認したところ、公式の最新告知では2026年4月8日時点で、飛行機内を含む107の国と地域に対応しています。

2026年4月にはウルグアイが追加されました。韓国、台湾、ハワイ、アメリカ、タイ、フランスなど主要な旅行先はかなりカバーされています。

地域 主な対応国・地域の例
🌏 アジア 韓国、台湾、香港、中国、タイ、シンガポール、フィリピン、ベトナム、インドネシア、マレーシア、インド、カンボジア、ラオス など
🌍 ヨーロッパ イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、ポルトガル、オランダ、スイス など
🌎 北米・中南米 アメリカ(本土・ハワイ・アラスカ)、カナダ、メキシコ、ブラジル、ウルグアイ など
🌏 オセアニア オーストラリア、ニュージーランド、ニューカレドニア、仏領ポリネシア(タヒチ含む)など
🌍 中東・アフリカ UAE、サウジアラビア、カタール、エジプト、南アフリカ、モロッコ など

※対応国・地域は変更される可能性があります。渡航前に必ず楽天モバイル公式サイトで最新情報をご確認ください。

ここで注意したいのが、「国が対応している=自分のスマホなら必ず使える」ではないことです。

楽天モバイル公式の海外ローミング対応エリア検索では、国・地域だけでなく利用する製品も選択できます。端末名が選択肢にない場合は海外ローミングの動作保証対象外となるため、特に楽天モバイル以外で購入したスマホや海外モデルを使っている人は確認しておきましょう。

機内ローミングも「すべての飛行機」ではない

107の国と地域には機内ローミングも含まれていますが、どの航空会社・どの機体でも使えるわけではありません。対応航空会社・対応機体に限られるので、「飛行機の中でも必ず2GBが使える」と考えないようにしてください。

③ 出発前と現地でやる設定|my 楽天モバイル+端末の2段階

出発前にスマホの設定を確認する

▲ 空港で慌てないよう、my 楽天モバイル側は日本にいるうちに確認しておきます。

楽天モバイルの海外ローミング設定は難しくありません。

ただし、「楽天モバイル側の設定」と「スマホ本体の設定」は別物です。片方だけ見て安心しないようにしてください。

STEP1:日本にいるうちにmy 楽天モバイルを確認

① my 楽天モバイルアプリを開く
② 「契約プラン」を開く
③ 「海外ローミング(データ通信)」を確認
④ OFFならONにして「変更する」をタップ

公式案内では海外ローミングの初期設定はONです。すでにONなら、そのままで大丈夫です。

OFFからONへ変更した場合は、設定反映まで30秒程度かかることがあります。my 楽天モバイルに「サービスを変更中です」と表示されたままでも、公式案内では現地利用への影響はないとされています。

また、出発前には一度、日本国内で楽天モバイルネットワークに接続しておきましょう。

STEP2:現地到着後にスマホ本体のデータローミングをON

現地に着いたら、スマホ本体側でもデータローミングをONにします。

📱 iPhoneの場合 🤖 Androidの場合
設定 → モバイル通信 → 通信のオプション →「データローミング」をON 設定 → ネットワークとインターネット → モバイルネットワーク →「ローミング」をON
※機種・OSによって名称や場所が異なります

デュアルSIMで海外eSIMも併用する場合は、どのSIMを「モバイルデータ通信」に指定しているかも確認してください。楽天モバイルで通信したいのに、別のSIMがデータ回線に設定されていると繋がりません。

Rakuten Linkも日本で認証しておく

海外でRakuten Linkを使う予定なら、出発前に日本国内でアプリの認証を済ませておくのが公式に案内されています。海外ローミングエリアによっては現地で認証できない場合があります。久しぶりにRakuten Linkを開く人は、出発前に一度起動して使える状態か確認しておきましょう。

④ 現地で繋がらないときに確認する順番

海外の空港でスマホを確認する様子

▲ 空港に着いたら機内モードを解除し、現地ネットワークを掴むか確認します。

現地到着後に機内モードをOFFにしてデータローミングを有効にすると、通常は対応する現地通信事業者へ自動接続します。

すぐ繋がらなくても慌てず、まず数分待ってみてください。それでも通信できない場合は、次の順番で切り分けます。

繋がらないときの確認順
① my 楽天モバイルの「海外ローミング」がONか確認
② スマホ本体の「データローミング」がONか確認
③ 機内モードをON→OFFにしてネットワークを掴み直す
④ スマホを再起動する
⑤ ネットワーク事業者の自動選択を解除し、対応する現地事業者を選び直す
⑥ 建物内なら窓際や屋外へ移動して再接続する
⑦ 渡航先・利用端末が公式の対応対象か再確認する

現地でネットワークを手動選択する場合は、表示された事業者ならどこでも自由に使えるわけではありません。楽天モバイルが渡航先で提携しているネットワークを公式の対応エリア情報で確認するのが確実です。

国内で楽天モバイル自体が繋がりにくいときの確認方法については、楽天モバイルの通信エリアについて詳しく解説した記事にもまとめています。

それでも繋がらない場合

渡航先が対応国でも、現地事業者の事情によって接続できない場合があります。旅行中に通信手段が1つしかないのが不安なら、空港やホテルのWi-Fi、海外eSIMなど「第2の通信手段」を確保しておくと安心です。

⑤ 海外2GBの本当の仕組み|国内で使ったギガとは別枠

スマホのデータ使用量を確認する

▲ 海外では毎月2GBの「高速データ容量」が用意されています。

ここはかなり紛らわしいところです。

海外で高速通信できる2GBは、国内で使ったギガから差し引かれる仕組みではありません。

楽天モバイルでは「プラン料金を決めるデータ利用量」と「海外で高速通信するための高速データ容量」が別々に管理されています。

項目 意味
海外の高速データ容量 毎月2GB。国内で何GB使っていても、海外用として毎月2GBが付与される
プランのデータ利用量 国内+海外で使ったデータ量の合計。Rakuten最強プランの月額料金を決めるデータ量に反映される

たとえば日本で10GB使ってから海外へ行っても、「国内で10GB使ったから海外2GBが残っていない」ということにはなりません。海外ローミング用として2GBを高速で利用できます。

ただし、海外で使ったデータ量そのものはRakuten最強プランの月間データ利用量に加算されます。国内と海外を合わせた利用量によって、プラン料金の段階が変わる可能性はあります。

月をまたぐ旅行では2GBがリセットされる

海外ローミングの高速データ容量は、日本時間の毎月1日0:00に2GBが新たに付与されます。前月の残量は繰り越されません。たとえば月末から翌月にまたがる旅行なら、滞在中に月が変わった時点で新しい2GBが付与されます。

2GBで実際どのくらい使える?

2GBと言われても、旅行中にどのくらい持つのかイメージしにくいですよね。

楽天モバイル公式が公開している1GBあたりの利用目安を2GB換算すると、ざっくり次のくらいです。

使い方 消費量の目安 2GBでの目安
Googleマップの経路検索 約1MB/1経路 約2,000回
Google Web検索 約1.8MB/1ページ 約1,250ページ
YouTube標準画質 約450MB/1時間 約4.4時間
Netflix HD画質 約1,300MB/1時間 約1.5時間

※楽天モバイル公式の利用目安を2GB換算した概算です。実際の消費量はアプリ、画質、端末、利用状況などによって変わります。

こうして見ると、地図・検索・LINE中心なら2GBはかなり使えます。一方で動画、とくに高画質動画を見始めると一気に減ります。

2GBを超えても自動で追加料金はかからない

2GBを使い切ると、海外ローミングの通信速度は最大128kbpsに制限されます。

ここも重要で、2GBを超えた瞬間から1MBごとに従量課金される仕組みではありません。高速データ容量がなくなったら低速になり、必要なら自分でデータチャージします。

128kbpsではテキスト中心の軽い通信なら待てば使える場面がありますが、地図の読み込み、画像の多いWebサイト、動画、大容量ファイルなどはかなり厳しくなります。

追加チャージは1GB 500円・31日間有効

高速通信を続けたい場合は、my 楽天モバイルから1GBあたり500円(不課税)で海外ローミング用データを追加できます。

購入したデータ容量は購入日を含めて31日間有効です。1GBだけでなく、必要に応じて2GB、3GB、4GB、5GBとまとめてチャージできます。

なお、my 楽天モバイルアプリ/Webの利用自体は、Rakuten最強プランのデータ利用量には含まれません。2GBを使い切ったあとでもチャージ操作はできますが、128kbpsでは画面表示に時間がかかる場合があるので、ホテルなどのWi-Fiが使えるなら繋いだ方がスムーズです。

⑥ ahamo・ドコモ・au・ソフトバンクと比べるとどう?

海外利用だけを見ても、各社で仕組みがかなり違います。

楽天モバイルの強みは、普段のプラン料金のまま毎月2GBを海外で使えるシンプルさです。一方、海外で何十GBも使う人にはahamoなどの方が向いているケースがあります。

楽天モバイルと大手キャリア全体の比較は、楽天モバイルと大手3キャリアの乗り換え比較記事にもまとめています。

サービス 海外データ 対応エリアの目安 主な特徴・注意点
楽天モバイル 毎月2GB
追加料金なし
107の国と地域
※機内含む
超過後128kbps。1GB 500円で追加可能。短期旅行向き
ahamo 国内外合計30GB
追加料金なし
91の国・地域 海外で最初に通信した日から15日経過後は128kbps。帰国するまで解除できない
ドコモ
世界そのままギガ
1時間200円
24時間980円など
200以上の国・地域 国内契約のデータ量を利用。事前申し込みが必要
au海外放題 800円/1,000円/1,200円
24時間
渡航先による 事前予約の有無・渡航先で料金が変わる。対象プランには無料特典あり
ソフトバンク
海外あんしん定額
定額国Lは
24時間980円
200以上の国と地域 定額国Lでは24時間データ使い放題。10GB/24時間超で速度制御あり

※2026年8月確認時点。各社の対象国・料金・条件は変更される場合があります。実際の渡航前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。

数日間の旅行で、地図・LINE・検索を中心に使うなら楽天モバイルはかなり楽です。

一方で、海外で10GB、20GBと使いたい人なら2GBは明らかに足りません。回線選びを海外利用中心で考えるなら、単純な月額料金だけではなく「海外で使える容量」「連続滞在日数」「渡航先」をセットで比べた方がいいです。

⑦ iPhoneユーザーはRakuten Linkの「着信」に注意

iPhoneで楽天モバイルを海外で使う

▲ iPhoneでは海外データ通信よりも「電話を受けるとき」の違いに注意です。

iPhoneユーザーが特に覚えておきたいのが、Rakuten Linkの着信です。

⚠ 相手がRakuten Linkを使っていない場合、iPhoneは標準電話アプリに着信

iPhone版Rakuten Linkを利用していても、相手がRakuten Linkを使っていない場合はiOS標準の電話アプリへ着信します。海外滞在中にこの電話を受けると、渡航先に応じた着信料が発生します。

つまり「Rakuten Linkを入れているから、海外で受ける電話も全部無料」と考えるのは危険です。

仕事や家族から自分の日本の電話番号へ着信する可能性がある人は、出発前にこの違いを知っておいた方がいいです。

着信料を避けたいなら、電話に出ず、必要に応じてこちらからRakuten Linkでかけ直す方法があります。家族や親しい人との連絡なら、LINE通話やFaceTimeなどのデータ通信を利用する方法もあります。

なお、海外から日本の電話番号へ発信するときは、Rakuten Linkを利用すれば無料通話の対象になります(一部対象外番号あり)。海外から日本のフリーダイヤルには接続できません。

OS標準の電話アプリで海外から発信すると国際通話料金が発生するため、発信前に「今どのアプリから電話しようとしているか」を一度確認するクセをつけておきたいところです。

Rakuten Linkについては、Rakuten Linkの通話無料ガイドでも詳しく解説しています。

⑧ 海外2GBをできるだけ減らさない使い方

2GBを「少ない」と見るか「意外と使える」と見るかは、旅行中に何をするかで大きく変わります。

個人的には、海外で楽天モバイルを使うなら移動中の地図・検索・メッセージ用と割り切り、重い通信はWi-Fiへ逃がすのが現実的だと思っています。

① Googleマップは日本でオフライン地図を保存

GPSによる現在地の取得そのものと、地図データの読み込みは別です。移動中に地図を何度も読み込めば通信量を使います。

旅行先のエリアをGoogleマップのオフラインマップとして日本で保存しておけば、現地で必要になる通信量を減らせます。出発直前に必要な地域がダウンロード済みか確認しておきましょう。

② 動画・写真のバックアップ・OS更新はモバイル通信でやらない

2GBを一番削りやすいのは動画です。

YouTubeの標準画質でも公式目安は約450MB/1時間。ホテルで暇だからと数時間動画を見ていると、旅行に必要な通信量まで一気に減る可能性があります。

写真・動画のクラウド自動バックアップ、アプリ更新、OSアップデートも出発前に設定を見直しておきます。

③ データ高速モードOFFなら2GBを温存できる

楽天モバイルには、海外ローミング時の「データ高速モード」があります。

高速モードをOFFにすると海外では最大128kbpsになりますが、高速データ容量を消費せずに通信できます。

常時128kbpsで旅行するのはさすがに不便ですが、「今日はほぼホテルにいる」「急ぎの連絡だけ受けられればいい」という時間帯にOFFへ切り替えて2GBを温存する使い方はできます。

④ iPhoneの低データモード・Androidのデータセーバーも使う

バックグラウンド通信を抑えたいなら、iPhoneの「低データモード」やAndroidの「データセーバー」も有効です。

旅行中に必須ではないアプリのバックグラウンド更新を抑えるだけでも、気付かないうちのギガ消費を減らせます。

フリーWi-Fiを使うときは内容を選ぶ

ホテルや空港のWi-Fiは2GB節約に便利ですが、提供元が分からないWi-Fiへ無条件で接続するのは避けたいところです。金融サービスや重要なアカウント操作などは、できれば信頼できるモバイル回線や管理されたWi-Fi環境で行いましょう。

⑨ 海外利用でありがちな失敗と対処法

海外で楽天モバイルが繋がらず困る様子

▲ 海外で焦らないために、起きやすいパターンを先に知っておきます。

失敗① my 楽天モバイルはONなのに繋がらない

見落としやすいのがスマホ本体側のデータローミングです。

my 楽天モバイルの海外ローミングがONでも、iPhone/Android側のデータローミングがOFFなら現地データ通信はできません。まず両方を確認します。

失敗② 2GBを使い切って「壊れた」と思う

突然まったく通信できなくなったように感じても、海外高速データ容量の残量が0GBになっているだけかもしれません。

2GB超過後は最大128kbpsです。my 楽天モバイルで「海外での高速データ容量」を確認し、必要なら1GB 500円で追加します。

失敗③ 手動で選んだ海外キャリアの設定を帰国後も残す

現地でネットワーク事業者を手動選択した場合は、帰国後に「自動選択」へ戻しておきます。

端末側のデータローミングも、海外利用が終わったらOFFへ戻しておくと余計な心配がありません。

失敗④ 対応国だけ確認して端末を確認していない

同じ国でも端末によって利用可否が異なる可能性があります。

特に楽天モバイル公式の対応製品一覧に載っていない端末、海外で購入した端末、古いSIMフリースマホなどを使っている場合は、出発前に公式の「海外ローミング 対応エリア・料金」で端末まで指定して確認します。

失敗⑤ iPhoneで普通に電話を受けて着信料が発生

データ通信が追加料金なしだからといって、海外での通常電話まで全部無料ではありません。

iPhoneで相手がRakuten Linkを使っていない電話を受けると標準電話アプリへ着信し、海外では着信料が発生します。長電話になる可能性があるなら、Rakuten Linkからかけ直すなど使い分けた方が安心です。

⑩ 楽天モバイルの海外ローミングが向いている人・向いていない人

海外旅行で楽天モバイルと海外SIMを比較する様子

▲ 旅行の日数だけでなく、現地でどのくらいデータを使うかで判断します。

自分自身は楽天モバイルを国内メインで1年10ヶ月使い続けていて、親にも妻にも友人にも勧めてきました。

国内での使い勝手はよく分かっていますが、海外についてはまだ渡航前なので、ここは「実際に使って最高だった」というレビューではありません。

そのうえで公式条件をかなり細かく調べた印象では、短期旅行でスマホをサブ的に使う人とは相性がいいです。

✅ 向いている人 ⚠ 向いていない人
・数日程度の短期旅行
・地図、LINE、検索が中心
・SIMを入れ替えたくない
・日本の電話番号を残したい
・ホテルWi-Fiも併用する
・2GBを超えたら少額チャージでもOK
・動画を長時間見る
・PCでテザリングして仕事をする
・ビデオ会議が多い
・長期滞在で大容量通信が必要
・渡航先が非対応
・利用端末が公式の動作保証対象外

「旅行中はGoogleマップと翻訳、LINEが使えればいい。ホテルに戻ったらWi-Fi」という使い方なら、わざわざ海外SIMを用意せず楽天モバイルだけで済む可能性は高いです。

逆に、出張先でオンライン会議を何度もしたり、移動中も動画を見たり、家族全員へテザリングしたりするなら、2GBをメイン回線として考えるのは厳しいでしょう。

⑪ 海外でRakuten Linkを使うときの通話料金

海外で楽天モバイルを使うなら、データ通信だけでなくRakuten Linkも理解しておくとかなり便利です。

特に大きいのが、Rakuten Linkを利用した電話の発着信・メッセージ送受信は、原則としてRakuten最強プランのデータ利用量に含まれないことです。

海外ローミング用の高速データ容量2GBを使い切ったあとでも、Rakuten Linkによる通話・メッセージは通常の速度で利用できると案内されています。

使い方 料金の考え方
海外からRakuten Linkで日本の電話番号へ発信 無料(一部対象外番号あり)
Rakuten Link同士 無料通話の対象
Rakuten Linkから海外の電話番号へ発信 相手国・地域に応じた国際通話料金。対象国向けの国際通話かけ放題オプションもあり
海外でOS標準電話アプリから発信 渡航先ごとの国際通話料金

注意したいのは、Rakuten Linkアプリ内の「ニュース」「ウォレット」「楽メール」など、通話・メッセージ以外の通信まで全部カウント対象外になるわけではないことです。

また、iPhoneでは先ほど触れた通り、相手がRakuten Linkを使っていない場合の着信はiOS標準電話アプリへ入ります。

海外から日本へ連絡する用途ならRakuten Linkはかなり使いやすいですが、「誰に」「どのアプリから」「発信か着信か」で料金条件が変わることは覚えておきましょう。

⑫ 海外eSIMとの使い分け|2GBを超えそうなら併用もあり

楽天モバイルだけで旅行するか、海外eSIMを買うか。ここは「どちらが絶対に正解」というより、通信量で決めるのが分かりやすいです。

比較 楽天モバイル 海外向けデータeSIM
準備 対応確認とローミング設定 購入・eSIM追加・回線設定が必要
高速データ 毎月2GB+必要なら500円/GB 商品によって数GB~大容量まで選べる
日本の電話番号 そのまま維持できる データ専用eSIM単体には日本番号なし。ただし楽天モバイルとのデュアルSIM運用は可能
向いている人 短期・少容量・準備を減らしたい 長期・動画・仕事など大容量通信

個人的に現実的だと思うのは、楽天モバイルを日本の電話番号維持用に残し、データ通信だけ海外eSIMへ切り替える使い方です。

デュアルSIM対応スマホなら、楽天モバイルを消したりSIMを抜いたりせず、海外eSIMを追加できます。

ただしデュアルSIM利用時は「モバイルデータ通信にどちらを指定するか」「どちらのデータローミングをONにするか」を必ず確認してください。設定を間違えると、使いたい方の回線で通信できません。

まず楽天モバイルの2GBで旅行を始めて、明らかに足りなそうなら1GB 500円でチャージする。それでも数GB以上必要なら海外eSIMを検討する、という順番でもいいと思います。

⑬ 楽天モバイル海外利用のよくある質問

国内で2GB以上使っていたら、海外の2GBはなくなる?

なくなりません。海外ローミング用の高速データ容量として毎月2GBが別に付与されます。ただし海外で使った通信量は、Rakuten最強プランの月額料金を決める「データ利用量」には加算されます。

海外2GBを使い切ると高額請求になる?

データ通信については、2GB超過だけを理由に自動で追加データが購入されるわけではありません。最大128kbpsへ速度制限され、必要な人だけ1GB 500円で追加チャージできます。

月をまたいだら海外2GBはどうなる?

日本時間の毎月1日0:00に前月の残量がリセットされ、新しい2GBが付与されます。残った高速データ容量は翌月へ繰り越されません。

Rakuten最強プラン(データタイプ)でも海外で使える?

海外ローミングのデータ通信は利用条件に含まれています。ただしデータタイプは国際通話を利用できません。また、2026年2月24日1:00以降に新規申し込みしたデータタイプではSMSも利用できません。

帰国したら何を戻せばいい?

スマホ本体のデータローミングをOFFにし、海外で通信事業者を手動選択していた場合は自動選択へ戻します。楽天モバイル公式では、帰国後にmy 楽天モバイル側の海外ローミングをOFFにする手順も案内されています。

⑭ 出発前・現地・帰国後のチェックリスト

最後に、自分が出発するときにもそのまま見返せるよう、必要なことをまとめておきます。

タイミング やること
🇯🇵 出発前 □ 渡航先が海外ローミング対応エリアか確認
□ 自分の端末が対応しているか確認
□ my 楽天モバイルの海外ローミングがONか確認
□ 日本国内で楽天モバイルネットワークへ一度接続
□ Rakuten Linkを日本国内で認証
□ Googleマップなど必要なオフラインデータを保存
□ 写真バックアップ・アプリ更新など大容量通信を見直す
□ データローミング設定の場所を確認しておく
🌏 現地到着後 □ 機内モードをOFF
□ スマホ本体のデータローミングをON
□ 現地ネットワークへ接続できるか確認
□ my 楽天モバイルで海外高速データ容量を確認
□ 動画など大容量通信はWi-Fi中心にする
□ 必要に応じてデータ高速モードを使い分ける
□ iPhoneは標準電話アプリへの着信料に注意
🇯🇵 帰国後 □ スマホ本体のデータローミングをOFF
□ 通信事業者の選択を「自動」に戻す
□ 必要に応じてmy 楽天モバイルの海外ローミングをOFF
□ 低データモード・データセーバーを元の設定へ戻す
□ 後日、海外利用分の通話料・SMS料金などを確認

今回調べてみて一番印象が変わったところ

海外2GBは「国内でギガを使ったら減る」のではなく、毎月用意される海外用の高速データ容量でした。地図・検索・LINE中心の短期旅行なら、この2GBだけでもかなり使い道があります。逆に動画や仕事まで全部まかなおうとすると、一気に心細くなります。

楽天モバイルを普段から使っている人なら、SIMを交換したり海外専用Wi-Fiを受け取ったりせず、いつものスマホをそのまま持っていけるのはやっぱり楽です。

自分も今回は、まず楽天モバイルの海外ローミングを使える状態にして出発するつもりです。

実際の繋がりやすさ、2GBが何日くらい持ったか、Rakuten Linkが現地でどうだったかは、実際に使ってから追記します。

出発前の段階で言えるのは、「対応国・端末・設定を確認して、2GBの使い方を決めておけば、楽天モバイルは短期の海外旅行でかなり使いやすそう」というところです。

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