楽天モバイルを使い始めて、もう1年10ヶ月になります。
今のところ、変えるつもりはありません。
親にも妻にも勧めて、友人の娘にも勧めましたが、みんな「変えてよかった」と言っているので、自分の周りでは合っていたんだと思います。
よく聞かれるのが、「格安SIMと何が違うの?」ということです。
月額料金だけで比べると、3GB前後では楽天モバイルより数百円安い格安SIM(MVNO)もあります。なので、誰にとっても楽天モバイルが最安だとは思っていません。
楽天モバイルには、
・使ったデータ量に応じて料金が自動で変わる
・20GBを超えても月額3,278円で国内データ容量の上限を気にせず使える
・Rakuten Linkなら対象の国内通話が追加料金なし
・楽天市場のSPUでポイント還元を受けられる
・大手3キャリアの無制限系プランより基本料金をかなり抑えやすい
という特徴があります。
自分のように「データも使う・電話もする・楽天系サービスも使う」という人なら、月額料金だけではなく、通信費・通話料・ポイントまで含めた合計で考えると相性がいいです。
逆に、毎月3GB以下しか使わず、電話もほとんどせず、楽天市場なども利用しない人なら、MVNOやahamo・povo・LINEMOまで含めて比べた方がいいと思います。
この記事では、楽天モバイルを1年10ヶ月使ってきた自分の体験を交えながら、2026年8月時点の料金・通話・ポイント・手数料を確認し、メリットとデメリットを整理します。
この記事でわかること
・楽天モバイルは結局どんな人におすすめなのか
・Rakuten最強プランの現在の料金と家族割
・20GBを超えたあとの「ギガ無制限」の注意点
・Rakuten Linkで無料になる通話、ならない通話
・楽天市場SPU+4倍の現在の条件
・格安SIM(MVNO)との違い
・ドコモ・au・ソフトバンクの無制限系プランとの料金差
・申し込み前に確認すべきエリア・対応機種・MNP
・楽天モバイルのデメリットと向かない人
先に結論:楽天モバイルが特に向いている人
・月によってデータ使用量が変わる人
・20GBを超える月がある人
・スマホの残りギガをあまり気にしたくない人
・電話番号への発信が多く、Rakuten Linkを使える人
・楽天市場や楽天ペイなど楽天系サービスを使っている人
・大手キャリアからスマホ料金を下げたい人
料金の仕組みを先に詳しく知りたい人は、楽天モバイルの料金プラン「Rakuten最強プラン」の解説もあわせて読んでみてください。
- メリット① 使ったデータ量で料金が自動的に決まる
- メリット② 20GBを超えても月額3,278円で国内データ容量の上限を気にしなくていい
- メリット③ Rakuten Linkを使うようになって自分の通話代はほぼゼロになった
- メリット④ 楽天市場を使う人はSPU+4倍の恩恵がある
- メリット⑤ 通常の契約手数料を抑えやすく、MNPもしやすい
- 5つに入れなかったけど、海外ローミング月2GBも便利
- 格安SIM(MVNO)と何が違うのか正直に整理する
- 大手3キャリアの無制限系プランと比較すると基本料金の差は大きい
- 楽天モバイルにすると年間いくら変わる?簡単にシミュレーション
- 申し込み前に迷わない5ステップ
- 対応機種は申し込み前に必ず確認する
- 乗り換え前のデータ移行チェック
- デメリットも正直に言っておく
- キャンペーンで損しないために確認したい4つのポイント
- 楽天経済圏をフル活用するとどう変わるか
- よくある疑問に答えておく
- まとめ 月額の最安だけではなく「全部込み」で考えると楽天モバイルは強い
メリット① 使ったデータ量で料金が自動的に決まる
楽天モバイルの中心となる料金プランが「Rakuten最強プラン」です。
以前は「料金プランが1本だけ」と説明できましたが、現在はU-NEXTとセットになった「Rakuten最強U-NEXT」もあります。
この記事では、一般的なスマホ回線として利用するRakuten最強プランを中心に説明します。
Rakuten最強プランは、3GB・20GB・無制限といったプランを毎月自分で選び直す必要がありません。
その月に使ったデータ量に応じて、料金が自動的に3段階で決まります。
| データ量 | 通常料金(税込) | 最強家族割適用後(税込) |
|---|---|---|
| 3GBまで | 1,078円 | 968円 |
| 3GB超〜20GBまで | 2,178円 | 2,068円 |
| 20GB超 | 3,278円 | 3,168円 |
※2026年8月2日時点。混雑時など公平なサービス提供のため速度制御が行われる場合があります。
自分の場合は毎月だいたい3,000円行くか行かないかくらいで収まっています。
20GBを少し超える月もあるので3,278円になることがありますが、それ以上データを使っても4,000円、5,000円と上がっていきません。自分にとっては、ここが使いやすいところです。
逆にあまり使わなかった月は、自動的に1,078円や2,178円の段階に収まります。
「今月は何GBのプランにしよう」と毎月考えなくていいのは、実際に使ってみると想像以上に楽でした。
大手キャリアを使っていた頃は、毎月請求が来るたびに「今月どのくらいだろう」と気にしていましたが、楽天に変えてからはその感覚がかなり減りました。
最強家族割なら毎月110円引き
最強家族割は、対象の家族が1人あたり毎月110円引きになる仕組みです。一緒に住んでいる家族だけでなく離れて暮らす家族も対象で、1グループ最大20回線まで参加できます。詳しい条件と設定方法は楽天モバイルの最強家族割を詳しく解説した記事にまとめています。
メリット② 20GBを超えても月額3,278円で国内データ容量の上限を気にしなくていい
ここは、小容量中心の格安SIM(MVNO)との違いが分かりやすいところです。
楽天モバイルは20GBを超えると月額3,278円になり、その後は国内の高速データ通信を月間データ容量の上限を設けず利用できます。
動画を見る日が多かったり、外出先でテザリングしたり、旅行中に地図や動画をたくさん使ったりしても、「残り○GBだから控えよう」と考える場面が減ります。
自分も20GBを超える月がありますが、20GBを超えた後の料金が3,278円で止まるのは分かりやすいです。
使いすぎを気にしながらスマホを使うのは地味にストレスになります。そうした負担が減ったことも、自分が楽天モバイルを使い続けている理由のひとつです。
ただし、「無制限」という言葉だけを見て、いつでもどこでも必ず同じ速度が出ると思わない方がいいです。
楽天モバイルでも、混雑時など公平なサービス提供のため速度制御が行われる場合があります。実際の速度も、場所・時間帯・建物・電波状況などで変わります。
速度が気になる人は、楽天モバイルの通信速度を実際に使って検証した記事も確認しておくと判断しやすいです。
エリアについては申し込み前に確認を
楽天モバイルはプラチナバンド(700MHz帯)の商用サービスを開始し、ネットワーク整備を続けています。ただし、公式エリア内でも地下・建物の奥・山間部などでは電波状況が変わります。契約前に自宅・職場・通勤経路などを確認してください。エリアの見方や対策は楽天モバイルの対応エリア確認と対策にまとめています。
特に地方や山間部で使う人は、普段よく行く場所で使えそうかまで確認しておきたいところです。地方での実体験については楽天モバイルを田舎で使ったリアルな体験談もあります。
メリット③ Rakuten Linkを使うようになって自分の通話代はほぼゼロになった
使い始めるまでは、「本当に無料になるの?」と半信半疑でした。
でも、自分の場合は実際に通話代をほとんど気にしなくなりました。
Rakuten Linkというアプリから発信すると、携帯電話や固定電話を含む対象の国内通話を追加料金なしで利用できます。
自分は今、毎日Rakuten Linkを使っています。こちらから電話番号へ発信するときは、ほぼRakuten Linkからです。
通話時間を気にしなくなったのは、自分にとって大きな変化でした。
大手キャリアや格安SIMでは「5分かけ放題」「10分かけ放題」「完全かけ放題」などの有料オプションを追加することがありますが、自分の使い方ではRakuten Linkで十分でした。
音質は使い始める前に少し心配していましたが、自分が1年10ヶ月使ってきた範囲では特に気になりません。「あれ、音がおかしい」と感じたことはほとんどなく、相手から何か言われたこともありません。
もちろん、これは自分の使用環境での体験です。Rakuten Linkの音質や安定性は電波状況や通信環境によって変わります。
| Rakuten Linkから発信 | OS標準の電話アプリから発信 |
|---|---|
| 対象の国内通話は無料 | 通常22円/30秒 |
注意したいのは、すべての電話番号が無料になるわけではないことです。
0570から始まるナビダイヤルなどの他社接続サービスや、一部の特番は無料通話の対象外です。
コールセンターなどへ電話する機会が多い人は、発信前に無料対象か確認しておいた方がいいです。
また、Rakuten Linkを使わずOS標準の電話アプリから発信すれば通常の通話料金がかかります。
開通しただけで自動的にすべての電話が無料になるわけではないので、Rakuten Linkのインストールと初期設定まで済ませておきましょう。
無料対象・対象外番号や使い方は楽天モバイルのRakuten Link完全ガイドで詳しくまとめています。
メリット④ 楽天市場を使う人はSPU+4倍の恩恵がある
これは楽天経済圏をどこまで使っているかで、感じ方が変わるメリットです。
自分の場合、買い物は基本的に楽天ペイを使っていて、楽天ゴールドカードと楽天銀行も使っています。
楽天系サービスをまとめて使い、貯まったポイントを使うという形です。
そうした使い方で、自分の場合は毎月だいたい4,000〜5,000ポイントくらい入ってきます。
ここは誤解しないでほしいのですが、4,000〜5,000ポイントが「楽天モバイルだけ」で入ってくるという意味ではありません。
楽天市場での買い物や楽天カード、楽天ペイなども含めた、自分の楽天経済圏全体での実績です。
楽天モバイルのSPUは、2026年8月時点で対象プランを契約し、エントリーすると楽天市場でポイント+4倍です。
月間獲得上限は2,000ポイントで、特典分は期間限定ポイントです。
以前の感覚で「楽天モバイルを契約していれば何もしなくてもいい」と思わず、現在のSPUではエントリーが必要な点を確認しておきましょう。一度エントリーした後は、条件を満たしている限り継続して対象になります。
ポイントを通信費の支払いに使える
楽天ポイントは1ポイント=1円として楽天モバイルの月額料金などに充当できます。ただし、月額料金でポイントを利用できるのはクレジットカード・デビットカード払いの場合です。口座振替では楽天ポイントを支払いに利用できず、口座振替には毎月110円の手数料もかかります。詳しくは楽天モバイルの支払い方法とポイント払いの手順で確認できます。
楽天市場をほとんど使わない人には、このメリットは大きくありません。
反対に、楽天市場で日用品や家電などを買うことが多い人は、スマホ料金だけでなくポイントも含めて比べた方が実際の負担をつかみやすくなります。
自分が実際にどれくらいポイントを貯めてきたのかは、楽天モバイルでポイントがどれだけ貯まるかをまとめた記事でも紹介しています。
メリット⑤ 通常の契約手数料を抑えやすく、MNPもしやすい
楽天モバイルは通常、契約事務手数料0円で始められます。
MNP転出手数料も0円なので、初期費用を抑えて乗り換えやすい点はメリットです。
ただし、以前のように「契約も解約も何をしても完全に手数料0円」と覚えていると、現在の条件とは合いません。
2026年8月時点では、同一名義で2020年4月8日以降に契約した回線が累計5回線目以上になる場合、5回線目以降は1回線につき3,850円の契約事務手数料がかかります。
この「累計」には、原則として解約済みの回線も含まれます。
初めて1回線申し込む人にはあまり関係しませんが、契約と解約を何度もしている人は注意してください。
解約時の手数料も以前とは変わっています。
2025年4月1日以降に申し込み・利用開始した回線を利用開始から1年以内に解約した場合、Rakuten最強プランでは最大1,078円の解約事務手数料が発生します。
1年経過後の解約事務手数料は0円です。
以前の記事との違い
「契約手数料も解約手数料も完全に0円」とは言い切れなくなりました。ただし、一般的な1〜4回線目までの契約事務手数料やMNP転出手数料は0円です。短期解約や契約回数が多い人は条件を確認してください。
端末を分割払いで買っている場合は、回線を解約しても残りの端末代金の支払いは続きます。
解約条件まで先に知っておきたい人は、楽天モバイルの解約方法と現在の手数料も確認しておくと分かりやすいです。
5つに入れなかったけど、海外ローミング月2GBも便利
自分が楽天モバイルのメリットを5つに絞るなら上の5つですが、旅行や出張をする人なら海外ローミングも便利です。
Rakuten最強プランでは、対応する海外の国・地域で毎月2GBまでの高速データ通信を追加の海外ローミング料金なしで利用できます。
2GBを超えた後も通信自体はできますが、海外ローミングエリアでは最大128kbpsに低速化します。
高速データを追加したい場合は1GBあたり500円でチャージできます。
海外旅行で地図・メッセージ・乗換案内を少し使う程度なら使いやすい仕組みです。
海外で使う予定がある人は、渡航先が対象か、スマホが海外ローミングに対応しているかを出発前に確認してください。
詳しい設定や2GBでどこまで使えるかは、楽天モバイルを海外で使うときの設定と注意点にまとめています。
格安SIM(MVNO)と何が違うのか正直に整理する
「楽天モバイルより安い格安SIMがあるじゃないか」という話は、その通りです。
毎月数GBしか使わないなら、MVNOの方が楽天モバイルより安いケースもあります。
一方で、楽天モバイルと一般的なMVNOでは回線の仕組みが違います。
楽天モバイルは自社で携帯電話ネットワークを運用するMNOです。一方、MVNOはドコモ・au・ソフトバンクなどのネットワークを借りてサービスを提供します。
| 項目 | 楽天モバイル | 一般的なMVNO |
|---|---|---|
| 回線の仕組み | 自社ネットワークを運用するMNO | MNOから回線を借りて提供 |
| 小容量料金 | 3GBまで1,078円 | 楽天より安いプランもある |
| 大容量利用 | 20GB超は3,278円で国内データ容量上限なし | 容量・速度条件は事業者ごとに異なる |
| 混雑時間帯 | 場所・時間帯・電波状況で変動 | 事業者によって昼などに速度低下が目立つ場合あり |
| 国内通話 | Rakuten Linkなら対象通話無料 | 従量課金・定額など会社ごとに異なる |
| 楽天市場SPU | 対象 | 対象外 |
▲ MVNOは料金・速度・通話サービスが会社によって大きく違うため、上表は一般的な傾向です。
月3GB以下で通話もほぼせず、楽天サービスも使わない。こういう人ならMVNOを選んだ方が月額料金を抑えられる可能性があります。
反対に、
・月によって10GB、20GB、30GBと使用量が変わる
・電話をよく使う
・楽天市場を使う
・データ容量を細かく管理したくない
という人なら、楽天モバイルも比較候補に入ります。
楽天モバイルとmineoを実際に使った比較は楽天モバイルとmineoの料金・速度・体験談比較で詳しく紹介しています。
ahamo・povo・LINEMOまでまとめて比較したい場合は、楽天モバイルとahamo・povo・LINEMOの比較も参考になります。
大手3キャリアの無制限系プランと比較すると基本料金の差は大きい
格安SIMとの数百円の差より、大手3キャリアの大容量・無制限系プランとの料金差の方が分かりやすいです。
2026年8月時点で、新規受付中の代表的な無制限系プランの基本料金を比べると以下のとおりです。
| 項目 | 楽天モバイル | ドコモ | au | ソフトバンク |
|---|---|---|---|---|
| 代表プラン | Rakuten最強プラン | ドコモ MAX | auバリューリンクプラン | テイガク無制限 |
| 基本料金 | 3,278円 家族割3,168円 |
8,448円 3GB超〜無制限 |
8,008円 | 8,008円 |
| 各種割引後の例 | 3,168円 最強家族割 |
5,148円 対象割引適用例 |
5,478円 対象割引適用例 |
5,148円 対象割引適用例 |
| 通常の国内通話 | Rakuten Linkなら対象通話無料 | 22円/30秒 定額オプションあり |
22円/30秒 定額オプションあり |
22円/30秒 定額オプションあり |
※2026年8月2日時点。各社ともデータ通信には混雑時・大量利用時などの速度制御条件があります。割引後料金には家族回線数、対象固定回線、指定カードなど各社所定の条件があります。端末代・通話料・オプション等は別途。
基本料金だけで比べると、楽天モバイルの20GB超3,278円と、大手3キャリアの代表的な無制限系プランには月4,000〜5,000円前後の差があります。
年間では数万円単位の差になります。
ただし、大手3キャリアには通信エリア、店舗網、対面サポート、セットサービスなどの強みもあります。
料金だけを見て、楽天モバイルが必ず上だとは思っていません。
「ショップで全部相談したい」「特定の場所で楽天の電波が弱い」といった人なら、大手キャリアを選ぶ理由もあります。
ドコモ・au・ソフトバンクから実際に乗り換える場合の違いや手順は、大手3キャリアから楽天モバイルへの乗り換えガイドにまとめています。
楽天モバイルにすると年間いくら変わる?簡単にシミュレーション
たとえば現在、スマホの基本料金に月7,500円ほど払っている人が、楽天モバイルで20GBを超えて月3,278円になったとします。
| 比較 | 金額 |
|---|---|
| 現在の月額 | 7,500円 |
| 楽天モバイル20GB超 | 3,278円 |
| 1カ月の差 | 4,222円 |
| 1年間の差 | 50,664円 |
もちろん実際の差額は、今使っているプランや割引、データ使用量によって変わります。
それでも、月4,000円違えば年間では約5万円です。
自分がスマホ料金を考えるときも、「月に数千円」より「1年でいくら違うか」で見るようにしています。その方が、乗り換えたときの差をつかみやすいからです。
申し込み前に迷わない5ステップ
申し込みの流れをイメージしやすいように、順番を5つに整理します。
| STEP1:エリアと対応機種を先に確認する 料金より先に、自宅・職場のエリアと今のスマホが楽天回線対応製品かを確認 |
| ↓ |
| STEP2:現在のキャンペーン条件を確認する 対象者・申込期間・Rakuten Link利用条件・ポイント受取方法などを確認 |
| ↓ |
| STEP3:新規かMNPか、SIMタイプを選ぶ 今の電話番号を残すならMNP。端末が対応していればeSIMも選択可能 |
| ↓ |
| STEP4:本人確認書類・楽天ID・支払い方法を準備する Web申し込みでは本人確認書類、楽天会員情報、カードまたは銀行口座情報などを準備 |
| ↓ |
| STEP5:開通後にRakuten Linkまで設定して完了 |
Web申し込みで乗り換え元がMNPワンストップ対象なら、MNP予約番号を取得せずに手続きできます。
一方、対象外の事業者やショップでの手続きなど、MNP予約番号が必要になるケースもあります。
MNPの詳しい流れは楽天モバイルのMNP乗り換え手順、準備するものは楽天モバイル契約時に必要なもの一覧で確認できます。
STEP5のRakuten Link設定も忘れないでください。
開通しただけでは、OS標準の電話アプリからの発信まで無料になるわけではありません。
対応機種は申し込み前に必ず確認する
楽天モバイルは多くのスマホで使えますが、「国内で売っているスマホなら何でも絶対使える」というわけではありません。
手持ちの端末をそのまま使うなら、楽天モバイル公式の「楽天回線対応製品」で機種名を検索しておくのが確実です。
iPhoneではiPhone XR・XS世代以降を含む多数のモデルが楽天回線に対応していますが、必要なiOSバージョンやキャリア設定などの条件があります。
Androidは同じ機種名でも購入元や仕様によって対応状況が違うことがあるので、「Androidならたぶん大丈夫」と考えず確認した方がいいです。
対応端末をまとめて確認したい場合は、楽天モバイルの対応機種一覧と見分け方を参考にしてください。
eSIMを使いたい場合は端末側のeSIM対応も必要です。設定方法については楽天モバイルのeSIM設定手順で詳しく説明しています。
乗り換え前のデータ移行チェック
SIMだけ乗り換える場合、SIMを入れ替えただけでスマホ本体の写真やアプリが全部消えるわけではありません。
ただ、機種変更も同時にする場合や、設定トラブルに備えるためにもバックアップはしておいた方がいいです。
□ 写真・動画:iCloudやGoogleフォトなどでバックアップ状況を確認する
□ LINE:登録している電話番号・メールアドレス・パスワードと、トーク履歴のバックアップ状況を確認する
□ 銀行・決済アプリ:機種変更後に再認証が必要になる場合に備え、ログイン方法を確認する
□ 認証アプリ:二段階認証アプリを使っている場合は移行方法を先に確認する
□ 旧スマホ:新しい端末への移行が完了するまで初期化せず、Wi-Fiで使える状態を残しておく
デメリットも正直に言っておく
メリットだけでは判断しにくいので、気になる点も書いておきます。
エリアや屋内の電波は場所による
プラチナバンドの展開や基地局整備は進んでいますが、地下、ビルの奥、山間部などでは場所によって通信しにくいことがあります。
「楽天モバイルだから必ずつながらない」でも、「エリアマップ内なら必ず問題ない」でもありません。
自宅・職場・通学先・よく行く店など、自分の生活圏で確認することが大切です。
もし利用中に圏外やつながりにくさが出た場合は、楽天モバイルがつながらないときの原因別対処法もあります。
Rakuten Linkを使わないと通常の通話料金がかかる
Rakuten Linkを使わず標準電話アプリから発信すると、通常22円/30秒です。
さらに、0570などRakuten Linkでも無料にならない番号があります。
「楽天モバイル=すべての電話が完全無料」とだけ覚えないようにしてください。
毎月3GB以下ならもっと安いSIMもある
3GBしか使わない人なら、MVNOなどに楽天モバイルより月額料金が安いプランがあります。
通話をほとんどしない・楽天市場を使わない・毎月のデータ量も少ないという人なら、料金だけで楽天モバイルを選ばない方がいいです。
楽天モバイルをやめるとSPUの条件も変わる
楽天モバイルを解約すると、楽天モバイル契約者向けSPU+4倍の対象ではなくなります。
楽天市場でたくさん買い物をしている人は、「回線料金だけ安い会社」へ移っても、ポイント還元まで含めると差が小さくなる場合があります。
対面サポートを最優先する人は大手キャリアも比較した方がいい
楽天モバイルにも店舗はありますが、長年の大手キャリアの店舗網やサポート体制を重視する人は、料金だけで決めない方がいいと思います。
楽天モバイルのサポートを実際に使った感想や問い合わせ先は楽天モバイルサポートの本音レビューにまとめています。
デメリットをさらに詳しく確認したい場合は楽天モバイルのデメリット5選も読んでみてください。
こんな人に向いている
・月20GB以上使う、またはギガを気にしたくない人
・月によってデータ使用量が大きく変わる人
・Rakuten Linkを使って通話料を抑えたい人
・楽天市場・楽天ペイなどを利用している人
・大手キャリアから固定費を下げたい人
こんな人は慎重に
・生活圏のエリアをまだ確認していない人
・月3GB以下しか使わず、通話も少ない人
・楽天系サービスをほとんど使わない人
・店頭での手厚い対面サポートを最優先したい人
・Rakuten Linkを使いたくない人
キャンペーンで損しないために確認したい4つのポイント
楽天モバイルのキャンペーンは種類が多く、内容も変わります。
この記事に特定のポイント額だけを書いて「いつ申し込んでもこれが一番」と決めるより、申し込み直前に条件を確認した方が確実です。
申し込み前のチェック
「対象条件・達成条件・受取方法・エントリー/併用条件」を確認してから申し込む。この4つを見ておけば、キャンペーンの取りこぼしを減らしやすくなります。
楽天モバイルでポイントをできるだけ受け取りたい場合は、楽天モバイル契約でポイントを最大限もらう方法も確認しておくと分かりやすいです。
楽天経済圏をフル活用するとどう変わるか
楽天経済圏のサービスを使っている人は、楽天モバイルと組み合わせたときのポイントも比較材料になります。
自分の話をすると、楽天モバイル・楽天ゴールドカード・楽天銀行・楽天ペイを使っていて、買い物も楽天系サービスを使うことが多いです。
こうした使い方で、自分の場合は毎月4,000〜5,000ポイントほど貯まる月があります。
ただ、全員が同じだけ貯まるわけではありません。
楽天市場でいくら買うか、どの楽天サービスを利用しているか、キャンペーンをどれだけ使うかで大きく変わります。
楽天モバイル契約者のSPU特典は楽天市場で+4倍・月間上限2,000ポイントです。
例えば楽天市場で毎月10,000円買う人と、毎月ほとんど買わない人では、楽天モバイル契約によるポイント面の価値がまったく違います。
だから自分は「楽天モバイルは楽天経済圏だから絶対お得」とは言いません。
楽天を使う人はポイントも含めて見る。使わない人は通信料金と通話を中心に比べる。それくらいに分けて考えると分かりやすいです。
| 楽天経済圏の活用状況 | 楽天モバイルとの相性 |
|---|---|
| 楽天市場・楽天ペイ・楽天カードなどをよく使う | ポイントまで含めて相性がいい |
| 楽天市場を月に数回使う | SPUの恩恵を受けやすい |
| 楽天をほとんど使わない | ポイントより通信・通話条件で判断 |
よくある疑問に答えておく
Q. 楽天モバイル、エリアが心配で踏み切れない
まずエリアマップで自宅・職場・よく行く場所を確認するのが先です。
ただ、公式エリア内でも建物や周囲の環境によって電波状況は変わります。
エリアが不安な人ほど、「全国でつながるか」ではなく「自分が使う場所でつながりそうか」で考えた方がいいです。
Q. 今のスマホをそのまま使える?
楽天モバイル公式の楽天回線対応製品で機種名を検索してください。
iPhoneはXR・XS世代以降を含む多くのモデルが対応していますが、OSやキャリア設定の条件があります。
Androidは購入元によって対応状況が変わることがあるため、機種名だけで判断せず公式で確認するのが確実です。
Q. Rakuten Linkって通話中に切れたりしない?
自分が1年10ヶ月使ってきた範囲では、通話中に突然切れることはほとんどありません。
音質についても、特に気にならないというのが自分の感想です。
ただし、通信環境が悪い場所では音声が不安定になる可能性があります。自分の体験だけを全員に当てはめることはできません。
Q. 楽天モバイルを解約するとSPUはどうなる?
楽天モバイル契約者向けSPU+4倍の対象から外れます。
楽天市場をよく利用している人は、他社へ乗り換えるときに通信料金だけでなく、減るポイントも含めて試算しておくと比較しやすくなります。
Q. 3GB以下なら楽天モバイルを選ばない方がいい?
料金だけなら、3GB以下で楽天モバイルより安いサービスはあります。
ただ、Rakuten Linkの無料通話や楽天市場SPUも使うなら、月額料金だけでは決まりません。
「データ通信だけでいくらか」ではなく、自分が毎月払っている通話料や得ているポイントまで一度足して比べてみてください。
Q. シニアや家族へのすすめ方で注意することは?
自分は親にも妻にも勧めましたが、勧める前にエリア確認だけは一緒にやりました。
また、通話料を抑えるため、Rakuten Linkの使い方も最初に説明しておいた方がいいです。
eSIMかSIMカードかは、利用する端末や本人が扱いやすい方法で選べば大丈夫です。
設定が不安なら楽天モバイルショップを利用する方法もありますが、サポート内容によっては有料メニューもあるので事前に確認してください。
Q. テザリング目的でも楽天モバイルは使える?
楽天モバイルではテザリングを利用でき、別途テザリングオプション料金もかかりません。
自宅や外出先でパソコン・タブレットをつなぐ人には使いやすい機能です。
ただし、固定回線の完全な代わりになるかは利用場所の電波や通信量、安定性によります。自分の使用感は楽天モバイルを光回線代わりに使えるか検証した記事で詳しく書いています。
まとめ 月額の最安だけではなく「全部込み」で考えると楽天モバイルは強い
楽天モバイルを1年10ヶ月使ってきて、今のところ自分は変えるつもりがありません。
毎月の料金はだいたい3,000円前後。こちらから電話するときはRakuten Linkを使うので、自分の場合は通話料もほとんど気にしなくなりました。
さらに楽天市場・楽天ペイ・楽天カードなども使っているので、楽天ポイントも毎月まとまって入ります。
格安SIMより安い場面もあれば、そうでない場面もあります。
それでも、データ通信量・通話料・ポイント還元まで合わせて考えると、自分の使い方にはかなり合っています。
メリット5選をもう一度まとめると、
① 使ったデータ量で料金が自動的に決まる
3GBまで1,078円、20GBまで2,178円、20GB超は3,278円なので、毎月プラン変更する必要がありません。
② 20GB超でも月額3,278円で国内データ容量の上限を気にせず使える
動画やテザリングなどでデータを多く使う人ほど分かりやすいメリットです。
③ Rakuten Linkなら対象の国内通話が無料
電話番号への発信が多い人は、通話オプション代を抑えられる可能性があります。
④ 楽天市場のSPUが+4倍
楽天市場を利用する人ほどポイント面の恩恵を受けやすくなります。
⑤ 通常の契約事務手数料やMNP転出手数料を抑えやすい
ただし累計5回線目以降や1年以内の解約には現在手数料が発生する場合があるので、以前の「何でも完全無料」という認識は更新しておいた方がいいです。
一番気をつけたいのは、やはりエリアです。
料金が安くても、自宅や職場で電波が入らなければ意味がありません。
自分は親にも妻にも友人にも勧めてきましたが、エリア確認は最初にやるようにしています。
そこが問題なく、データも通話もそれなりに使うなら、楽天モバイルは自分にとってコストとのバランスがいい選択肢です。
まずは自分が毎月何GB使っているか、Rakuten Linkを使えそうか、生活圏が楽天モバイルのエリアか。この3つを確認してみてください。




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