私は楽天モバイルをeSIMで使い始めて1年以上になります。
もう1台の楽天モバイル回線は物理SIMで運用しているので、両方を実際に経験した上で断言できます。
eSIMは「設定が難しそう」と思われがちですが、楽天モバイルの場合はアプリからそのまま開通でき、拍子抜けするほど簡単です。
ただし、eSIMには物理SIMと違う注意点もあります。
対応端末の確認を忘れたり、Wi-Fi環境を用意していなかったりすると、設定で手が止まってしまうこともあります。
この記事では、私自身がeSIMを設定・再発行した経験をベースに、楽天モバイルのeSIM設定方法を初心者でもつまずかないようにステップごとに解説していきます。
QRコードの読み取り手順、対応端末の最新情報、設定後に通信できない場合の対処法まで、このページで完結できる内容にまとめました。
📝 筆者の実体験
私は楽天モバイルのeSIMを「my 楽天モバイル」アプリからそのまま開通しました。
Wi-Fi環境で設定を始めて、QRコードの読み取りもスムーズ。
正直、物理SIMを差し替えるよりも楽だったというのが率直な感想です。
もう1台は物理SIMで使っていますが、そちらも手順通りにやれば簡単でした。
どちらを選んでも楽天モバイルの設定は初心者にやさしい設計になっていると感じます。
そもそもeSIMとは?物理SIMとの違いを整理
eSIMとは「Embedded SIM(組み込みSIM)」の略で、スマートフォン本体にあらかじめ内蔵されたSIM機能のことです。
従来の物理SIMのようにカードを差し替える必要がなく、オンライン上でプロファイル(契約情報)を書き込むだけで通信が使えるようになります。
「eSIMって最近の話でしょ?」と思うかもしれませんが、楽天モバイルはサービス開始当初からeSIMに力を入れており、現在販売中の端末はすべてeSIMに対応しています。
eSIMと物理SIMの違いを比較
まずは、eSIMと物理SIMの違いを表で整理します。
| 比較項目 | eSIM | 物理SIM(nanoSIM) |
|---|---|---|
| SIMの形態 | 端末に内蔵 | 小型カード |
| 開通までの時間 | 最短数分(即日) | 郵送待ち(最短2日) |
| 設定方法 | アプリまたはQRコード | SIMカードを挿入 |
| 再発行手数料 | 無料 | 3,300円 |
| 紛失リスク | なし(端末内蔵) | あり(差替時に紛失の可能性) |
| デュアルSIM | eSIM+物理SIMで可能 | 端末仕様による |
| 機種変更時 | 再発行手続き(無料) | SIMカードを差し替え |
特に注目したいのは再発行手数料の違いです。
eSIMは何度再発行しても無料ですが、物理SIMは再発行のたびに3,300円かかります。
機種変更のタイミングや、端末の不具合で再設定が必要になった場合を考えると、eSIMのほうがランニングコスト面で有利です。
楽天モバイルのeSIM対応プラン
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は、eSIMと物理SIMの両方に対応しています。
プラン内容や料金はどちらのSIMタイプを選んでも同じです。
| データ使用量 | 月額料金(税込) |
|---|---|
| 3GBまで | 1,078円 |
| 20GBまで | 2,178円 |
| 20GB超〜無制限 | 3,278円 |
eSIMだから料金が変わるということはないので、純粋に「設定の簡単さ」「再発行の無料」「デュアルSIM活用」といったメリットで選ぶことになります。
ここがポイント
eSIMを選んでも物理SIMを選んでも、楽天モバイルのプラン内容・料金・特典は一切変わりません。
迷ったら「すぐ使いたいならeSIM」「端末をよく変える人もeSIM」、「設定に不安があるなら物理SIM」と考えれば大丈夫です。
eSIM対応端末を確認しよう|iPhone・Android別の一覧
eSIMを申し込む前に、必ず確認しておきたいのが自分の端末がeSIMに対応しているかどうかです。
「申し込んだのに使えなかった」を防ぐために、ここでしっかり確認しておきましょう。
iPhoneのeSIM対応状況
iPhoneはiPhone XS・XR(2018年発売)以降のモデルがすべてeSIMに対応しています。
楽天モバイルで現在販売中のiPhoneも、全機種eSIM対応です。
| シリーズ | 対応モデル | 備考 |
|---|---|---|
| iPhone 17シリーズ | iPhone 17 / 17 Pro / 17 Pro Max / iPhone Air / 17e | eSIM専用(物理SIMスロットなし) |
| iPhone 16シリーズ | iPhone 16 / 16 Plus / 16 Pro / 16 Pro Max / 16e | eSIM+物理SIM対応 |
| iPhone 15シリーズ | iPhone 15 / 15 Plus / 15 Pro / 15 Pro Max | eSIM+物理SIM対応 |
| iPhone 14以前 | iPhone 14〜XS / XR / SE(第2・第3世代) | iOS 14.4以降+キャリア設定更新が必要 |
iPhone 17シリーズは物理SIMスロットが廃止されたeSIM専用モデルです。
今後はeSIMが主流になっていく流れなので、iPhoneユーザーはeSIMの使い方に慣れておいて損はありません。
楽天モバイルで使えるiPhoneの対応機種と設定方法をまとめた記事はこちら
AndroidのeSIM対応状況
Androidは機種によって対応状況にバラツキがあるため、必ず楽天モバイル公式サイトの「楽天回線対応製品」ページで確認してください。
楽天モバイルで現在販売中のAndroid端末は、すべてeSIMに対応しています。
主な販売端末を一覧にまとめます。
| メーカー | 主なeSIM対応機種 |
|---|---|
| Samsung Galaxy | Galaxy S26 / S26+ / S26 Ultra / Galaxy A25 5G |
| Google Pixel | Pixel 10 / 10 Pro / Pixel 9a |
| SHARP AQUOS | AQUOS R10 / AQUOS sense10 / AQUOS wish5 |
| Nothing | Phone (3a) Lite / Phone (3) / CMF Phone 2 Pro |
| OPPO | OPPO A5 5G |
| FCNT | arrows Alpha |
| nubia | nubia S2R |
上記は楽天モバイルで販売中の端末です。
他社で購入したAndroid端末でもeSIMが使える場合がありますが、楽天モバイルの動作保証対象外となります。
利用する場合は自己責任になる点を理解しておきましょう。
自分の端末がeSIM対応か確認する方法
「自分のスマホがeSIMに対応しているか分からない」という方は、端末の設定画面から確認できます。
| 端末 | 確認手順 |
|---|---|
| iPhone | 「設定」→「モバイル通信」→「eSIMを追加」の項目があれば対応。 または「設定」→「一般」→「情報」で「EID」が表示されれば対応。 |
| Android | 「設定」→「デバイス情報」or「端末情報」→「EID」が表示されれば対応。 または「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」で「eSIMを使用して番号を追加」が表示されれば対応。 |
端末の設定画面で確認したうえで、楽天モバイル公式サイトの対応製品一覧でも最終確認しておくと安心です。
他社で購入した端末を使う場合は、SIMロック解除が必要なケースがあります。
楽天モバイルのSIMロック解除が必要かどうかを確認する方法はこちら
⚠ 注意
楽天モバイルで購入した端末以外は動作保証の対象外です。
他社で購入した端末やSIMフリー端末でも使える場合がありますが、「eSIM対応」と書いてあっても楽天回線の対応バンド(Band 3)に非対応で通信できないケースもあります。
必ず公式の「楽天回線対応製品」ページで動作確認済みかどうかをチェックしてから申し込みましょう。
楽天モバイルeSIMの設定方法|申し込みから開通まで
ここからが本題です。
楽天モバイルのeSIMを申し込んでから開通するまでの手順を、ステップごとに解説します。
設定前に準備するもの
eSIMの設定を始める前に、以下の3つを用意しておきましょう。
自宅にWi-Fiがない場合は、カフェやコンビニの無料Wi-Fi、または別のスマホのテザリングでも代用可能です。
未登録の方は事前に楽天会員の登録を済ませておきましょう。
方法①:アプリからそのまま開通する方法(推奨)
楽天モバイルが推奨しているのが、「my 楽天モバイル」アプリから申し込み→そのまま開通する方法です。
本人確認方法で「スマホでかんたん本人確認」を選ぶと、最短3分で本人確認審査が完了し、アプリ上でそのまま開通手続きに進めます。
📝 筆者の実体験
私はこの方法で開通しました。
アプリから申し込み→本人確認→開通まで、途中で画面を切り替えることなくそのまま進められたので、ストレスはほぼゼロでした。
「開通手続きへ進む」ボタンが表示されるまで5分ほど待ちましたが、それ以外は本当にスムーズです。
方法②:QRコードを読み取って開通する方法
パソコンなどeSIM対応製品以外の端末からmy楽天モバイルにログインしている場合や、アプリでの開通がうまくいかない場合は、QRコードを表示→スマホで読み取る方法で開通できます。
【iPhoneの場合のQRコード読み取り手順】
「設定」→「モバイル通信」→「eSIMを追加」→「QRコードを使用」→カメラでQRコードをスキャン
【Androidの場合のQRコード読み取り手順】
「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」→「+」ボタン→QRコードをスキャン
(メーカーによってメニュー名が異なる場合があります)
⚠ 注意
QRコードの読み取りには、必ずWi-Fiに接続した状態で行ってください。
eSIMのプロファイルをダウンロードするためにインターネット接続が必要です。
また、開通時に届く「eSIMプロファイルダウンロードのお願い」メールが届いても、アプリから開通した場合はプロファイルのダウンロードは不要です。
MNP転入の場合の追加手順
他社からのMNP乗り換えでeSIMを申し込んだ場合は、eSIM開通手続きの前にMNP開通手続きが必要です。
MNP乗り換えの詳しい手順は別記事にまとめています。
楽天モバイルMNP乗り換え完全ガイド|ワンストップ手順の詳細はこちら
eSIM設定後に通信できない場合の対処法
eSIMの設定手順自体は簡単ですが、設定後に通信がつながらないケースが稀に発生します。
慌てずに、以下のチェックポイントを順番に確認してください。
通信できない時のチェックリスト
iPhoneの場合はキャリア設定アップデートが適用されていれば自動設定されます。
表示されたら必ず「アップデート」をタップしてください。
APN設定の詳しい手順については、端末別に解説した記事を用意しています。
楽天モバイルのSIMカード挿し方・APN設定の詳細はこちら
QRコードが読み取れない場合の対処法
QRコードの読み取りがうまくいかない場合は、以下を試してみてください。
それでも解決しない場合は、「my 楽天モバイル」アプリから直接開通する方法(方法①)を試してみてください。
📝 筆者の実体験
私の場合はQRコードの読み取りでトラブルになったことはありません。
ただ、一度eSIMの認証がうまくいかなくなったことがあり、その時は再発行手続きをしました。
再発行もmy楽天モバイルアプリから手順通りに進めるだけで、手数料も無料。
物理SIMだと再発行に3,300円かかることを考えると、eSIMのほうが気軽にやり直せるのは大きなメリットだと感じています。
eSIMの再発行・機種変更時の移行方法
スマートフォンの機種変更や端末の不具合など、eSIMを再発行する場面は意外とあります。
楽天モバイルの場合、eSIMの再発行は何度でも無料なので、気負わずに手続きできます。
eSIM再発行の手順
⚠ 注意
再発行手続きが完了する前に、旧端末のeSIMプロファイルを削除しないでください。
プロファイルを先に削除してしまうと、手続きが正常に完了しない場合があります。
新しい端末でeSIMが開通したことを確認してから、旧端末のプロファイルを削除しましょう。
iPhoneのクイック転送機能
以下の条件を満たすiPhone同士であれば、再発行手続きなしでeSIMを移行できる「クイック転送」機能が使えます。
この条件を満たしていれば、iPhoneの初期設定時にeSIMの転送を選択するだけで、再発行手続きなしで回線が移行できます。
eSIMを活用したデュアルSIM運用のメリット
eSIMの大きな魅力のひとつが、1台のスマホで2つの回線を使い分けられるデュアルSIM運用です。
楽天モバイルのeSIM+他社の物理SIMを組み合わせることで、通信の使い方が大きく広がります。
デュアルSIMの活用パターン
楽天モバイルは無制限3,278円なので、データ通信はすべて楽天に任せるのが効率的です。
在宅ワークなどで通信が途切れると困る方にとっては大きな安心材料です。
📝 筆者の実体験
私は楽天モバイルを2回線持っていて、1台はeSIM、もう1台は物理SIMで使い分けています。
eSIMのほうが機種変更の時に楽なので、次に機種変更するタイミングでもeSIMを選ぶつもりです。
特にeSIMの再発行が無料なのは何度経験してもありがたいポイントです。
海外でもeSIMは使える?ローミング対応状況
楽天モバイルのeSIMは、海外でもそのまま使えます。
Rakuten最強プランには海外ローミング(月2GBまで追加料金なし)が含まれているため、対応国・地域であれば設定を切り替えるだけで通信できます。
海外利用時の注意ポイント
海外利用が多い方は、デュアルSIM運用で楽天モバイルのeSIM+現地SIMを使い分けるのが最もコスパの良い方法です。
ここがポイント
eSIMの最大のメリットは、SIMカードを物理的に差し替えることなく回線の切り替えができることです。
海外旅行でも、到着前に現地のeSIMプロファイルをダウンロードしておけば、空港に着いた瞬間から通信できます。
物理SIMだとピンで取り出す手間や紛失リスクがありますが、eSIMならその心配がありません。
楽天モバイルeSIM設定のよくある質問
eSIMに関してよく寄せられる疑問を、Q&A形式でまとめました。
Q. eSIMから物理SIMへの変更はできる?
はい、できます。
「my 楽天モバイル」アプリから「SIM交換・再発行」の手続きで、eSIMから物理SIM(nanoSIM)への変更が可能です。
ただし、物理SIMの発行には3,300円の手数料がかかります。
Q. eSIMは複数の端末に入れられる?
eSIMのプロファイルは1つの端末にのみ有効です。
別の端末で使いたい場合は、再発行手続きが必要になります(無料)。
ただし、iPhoneの場合は端末に最大8つのeSIMプロファイルを保存できます(利用できるのは同時に2回線まで)。
Q. Wi-Fiがない場所でもeSIM設定はできる?
基本的にはWi-Fi環境が必要ですが、以下の方法で代用できます。
スマホ操作に不安がある方は、楽天モバイルショップでの対面サポートが受けられます。
来店予約をしてから行くと待ち時間を短縮できます。
Q. eSIMの設定に失敗したらどうなる?
eSIMの再発行は何度でも無料です。
設定を失敗してしまっても、my楽天モバイルから再発行手続きをすればやり直せます。
「取り返しがつかない」ということはないので、安心して手続きを進めてください。
📝 筆者の実体験
正直に言うと、eSIMの設定で一番大事なのは「対応端末かどうかを先に確認すること」と「Wi-Fiに接続しておくこと」の2点だけです。
この2つさえ押さえておけば、あとは公式の手順通りに進めるだけで、数分で開通できます。
私は楽天モバイルを約1年以上使ってきましたが、次の機種変更でもeSIMを選びます。
一度eSIMを経験すると、物理SIMの「カード待ち」に戻るのが面倒に感じるようになりました。
まとめ|楽天モバイルのeSIMは「手順通りにやれば簡単」
まとめ
eSIMの設定は、初めての方は「なんだか難しそう」と感じるかもしれません。
でも、実際にやってみると本当に簡単です。
「対応端末を確認する」→「Wi-Fiに接続する」→「アプリの手順通りに進める」
この3ステップさえ押さえておけば、数分で開通できます。
物理SIMのように郵送を待つ必要もなく、カードを紛失する心配もありません。
再発行も無料なので、万が一失敗しても何度でもやり直せます。
楽天モバイルをこれから申し込む方も、物理SIMからeSIMへの切り替えを検討している方も、ぜひeSIMを試してみてください。




コメント