私は楽天モバイルをeSIMで使い始めて1年以上になります。
もう1台の楽天モバイル回線は物理SIMで運用しています。両方を使って感じるのは、楽天モバイルのeSIMは、事前準備ができていれば物理SIMより手軽に開通しやすいということです。
「eSIMはQRコードを読み取ったり、難しい設定が必要なのでは?」と感じるかもしれません。
楽天回線対応のeSIM対応スマートフォンを使い、「my 楽天モバイル」アプリから「スマホでかんたん本人確認」で申し込む場合、楽天モバイル公式では最短3分で開通できると案内されています。
私も「my 楽天モバイル」アプリから開通しましたが、画面の案内に沿って進めるだけで、思っていたより簡単に設定できました。
ただし、eSIMには物理SIMにはない注意点があります。
特に対応端末の確認、Wi-Fiの準備、MNP転入の順番、機種変更前のeSIM再発行は、手順を間違えると途中で止まりやすいポイントです。
この記事では、私が実際に楽天モバイルのeSIMを設定・再発行した経験も交えながら、2026年現在の公式手順に合わせて、
・初めてeSIMを申し込む方法
・iPhone/Androidでの開通方法
・QRコードを使う場合
・MNP乗り換え時の順番
・物理SIMからeSIMへ変更する方法
・機種変更時のeSIM移行
・eSIM再発行
・設定したのにつながらない場合の対処法
までまとめます。
📝 筆者の実体験
私は楽天モバイルのeSIMを「my 楽天モバイル」アプリからそのまま開通しました。Wi-Fi環境を用意してから進めたので、大きく迷う場面はありませんでした。もう1台は物理SIMで使っていますが、カードの到着を待ったり差し替えたりする必要がないぶん、個人的にはeSIMのほうが手軽だと感じています。
先に結論
✅ 楽天回線対応のeSIM対応スマホなら、アプリから開通しやすい
✅ eSIMの交換・再発行手数料は0円
✅ MNPの場合は、eSIM設定の前にMNP転入手続きが必要
✅ iPhone同士の機種変更ではeSIMクイック転送が使える場合がある
⚠ 再発行前に古いeSIMを削除しない
⚠ Androidなどは機種によってeSIM・APN対応が異なるため、公式の対応状況確認が必要
- そもそもeSIMとは?物理SIMとの違いを整理
- 楽天モバイルのeSIM対応端末を申し込み前に確認
- 楽天モバイルeSIM設定前に準備するもの
- 楽天モバイルeSIMの設定方法|申し込みから開通まで
- MNP乗り換えでeSIMを設定する場合は順番に注意
- iPhoneとAndroidでeSIM設定後に確認すること
- eSIM設定後につながらない場合の対処法
- eSIMの再発行方法|旧eSIMを先に削除しない
- 楽天モバイルeSIMで機種変更する方法
- 物理SIMからeSIMへ変更する方法
- eSIMでデュアルSIMを使うメリットと注意点
- 楽天モバイルのeSIMは海外でも使える?
- 楽天モバイルeSIMのよくある失敗例
- 楽天モバイルeSIM設定のよくある質問
- まとめ|楽天モバイルのeSIMは順番を守れば設定しやすい
そもそもeSIMとは?物理SIMとの違いを整理
eSIMとは「Embedded SIM」の略で、スマートフォンなどの端末内部に組み込まれているSIM機能です。
従来のSIMカードのように小さなカードを端末へ挿すのではなく、通信会社から提供される契約情報である「eSIMプロファイル」を端末へ設定することで、電話番号やモバイル通信を利用できるようになります。
楽天モバイルはeSIMに対応しているため、対応端末があればSIMカードの配送を待たずに開通手続きを進められます。
eSIMと物理SIMの違い
| 比較項目 | eSIM | 物理SIM |
|---|---|---|
| SIMの形 | 端末内蔵 | カードを挿入 |
| 開通 | オンラインで進めやすい | SIMカード到着後に設定 |
| 設定 | アプリ・QRコードなど | SIMカードを差し替える |
| 交換・再発行手数料 | 0円 | 3,300円(税込) |
| 紛失 | カード自体を紛失しない | 取り外し時に紛失する可能性あり |
| 機種変更 | クイック転送または再発行 | 対応するSIMなら差し替え |
| 向いている人 | 即日開通・デュアルSIM重視 | カードを直接管理したい人 |
大きな違いの1つが、eSIMの交換・再発行手数料が0円である点です。
楽天モバイルでは、SIMカードの交換・再発行は3,300円(税込)ですが、eSIMは0円です。
ただし、「無料だから先にeSIMを削除しても大丈夫」という意味ではありません。
機種変更や再発行では、現在使っている端末でワンタイムパスワードのSMSを受け取る必要がある場合があります。再発行手続きより先にeSIMプロファイルを削除しないよう注意してください。
Rakuten最強プランはeSIMでも料金は同じ
楽天モバイルのRakuten最強プランは、eSIMを選んでもSIMカードを選んでも月額料金は変わりません。
| 月間データ使用量 | 月額料金(税込) |
|---|---|
| 3GBまで | 1,078円 |
| 3GB超〜20GB | 2,178円 |
| 20GB超 | 3,278円 |
料金ではなく、
「SIMカードを待たずに使いたい」
「デュアルSIMを使いたい」
「iPhone 17シリーズなどeSIM専用端末を使う」
「再発行費用を抑えたい」
といった使い方に合わせてeSIMを選ぶとわかりやすいです。
eSIMがおすすめなのはこんな人
申し込んだあと早く使い始めたい人、対応iPhoneを使っている人、デュアルSIM運用をしたい人にはeSIMが便利です。一方、端末を頻繁に入れ替え、SIMカードをそのまま差し替えて使いたい人は、物理SIMのほうがわかりやすい場合もあります。
楽天モバイルのeSIM対応端末を申し込み前に確認
eSIMで最初につまずきやすいのが、「eSIMに対応しているスマホ」と「楽天モバイルで正常に使えるスマホ」を同じだと思ってしまうことです。
端末自体がeSIMに対応していても、楽天モバイル側で利用できる機能やAPN自動設定の対応状況は機種によって異なります。
申し込み前には、楽天モバイル公式の「ご利用製品の対応状況確認」で機種名を検索して確認してください。
サイト内では楽天モバイルの対応機種一覧と確認方法もまとめています。
iPhoneはXS・XR以降がeSIMに対応
楽天モバイル公式のeSIM対応製品には、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR以降の多くのiPhoneが掲載されています。
2026年に確認しておきたいのが、物理SIMを使えないeSIM専用iPhoneです。
iPhone 17、iPhone 17 Pro、iPhone 17 Pro Max、iPhone Air、iPhone 17eは物理SIMトレイを持たないeSIM専用モデルです。
これらへ機種変更する場合、現在物理SIMを利用している人もeSIMへの移行が必要になります。
| iPhone | eSIM | ポイント |
|---|---|---|
| iPhone XS/XS Max/XR以降の対応モデル | ○ | 楽天公式の対応製品一覧で最終確認 |
| iPhone 17シリーズ/iPhone Air/iPhone 17e | eSIM専用 | 物理SIMは利用不可 |
iPhoneで楽天モバイルを利用するときの機種別設定は、楽天モバイルのiPhone対応機種と設定方法も参考にしてください。
Androidは機種ごとにeSIM対応を確認する
AndroidはiPhone以上に機種差があります。
同じメーカーでも、モデルや販売元によってeSIM対応状況が異なることがあります。
楽天モバイル公式のeSIM対応製品にはGoogle Pixel、Galaxy、AQUOS、OPPO、FCNT、Rakutenオリジナル端末など複数の製品が掲載されていますが、「新しいAndroidなら全部eSIM対応」と考えないほうがよいでしょう。
また、楽天モバイル以外で購入した製品は、楽天公式では動作保証対象外とされています。
そのため、
eSIM対応か
楽天回線対応製品か
APN自動設定に対応しているか
SIMロック解除が必要か
まで確認してから申し込みましょう。
他社で購入した端末の場合は、楽天モバイルでSIMロック解除が必要か確認する方法も参考になります。
端末がeSIM対応か自分で確認する方法
| 端末 | 確認方法の例 |
|---|---|
| iPhone | 「設定」→「モバイル通信」に「eSIMを追加」があるか確認。「設定」→「一般」→「情報」でEIDを確認する方法もあります。 |
| Android | 設定内に「eSIMを追加」「SIMをダウンロード」などの項目があるか、EIDが表示されるかを確認。メニュー名はメーカーで異なります。 |
⚠ 端末の設定画面だけで判断しない
「eSIMを追加」が表示されても、楽天モバイルで必要な機能すべてが保証されているとは限りません。最終的には楽天モバイル公式の対応状況確認で機種を検索してください。
楽天モバイルeSIM設定前に準備するもの
eSIMの開通作業を始める前に、必要なものをそろえておくと途中で止まりにくくなります。
特に確認しておきたいのがWi-Fiです。
eSIMの開通では端末へプロファイルをダウンロードするため、インターネット接続環境を用意しておきます。
自宅のWi-Fiがない場合は、別のスマートフォンのテザリングなどを利用する方法もあります。
公共Wi-Fiはセキュリティ面や接続の安定性に差があるため、可能なら自宅・家族のWi-Fiやテザリングなど、信頼できる回線を使うほうがよいでしょう。
楽天モバイルeSIMの設定方法|申し込みから開通まで
楽天モバイルのeSIM設定は、申し込み方法や利用端末によって画面が少し変わります。
わかりやすいのは、eSIMを設定するスマートフォンに「my 楽天モバイル」アプリを入れ、アプリから開通する方法です。
方法①:「my 楽天モバイル」アプリから開通する
楽天回線対応のeSIM対応スマートフォンで「スマホでかんたん本人確認」を利用する場合、アプリからそのまま開通できます。
アンテナマークの横に「4G」または「5G」が表示され、SafariやChromeなどでWebページを開ければ開通確認は完了です。
楽天公式では、条件を満たした場合に最短3分で開通できると案内しています。ただし、本人確認の審査状況などによって時間がかかる場合があります。
📝 筆者の実体験
私はこの方法で開通しました。アプリから申し込み、本人確認、開通まで進められたので、SIMカードを取り出したり差し替えたりする作業はありませんでした。「設定が難しそう」と思っていましたが、実際は画面の案内に沿って進める部分がほとんどでした。
方法②:QRコードを読み取ってeSIMを開通する
パソコンなど、eSIMを設定する端末とは別の機器でWeb版「my 楽天モバイル」を開いている場合、「eSIM開通用のQRコードを表示する」が表示されることがあります。
この場合は、表示したQRコードをeSIMを設定したいスマートフォンで読み取ります。
iPhoneの例
「設定」→「モバイル通信」→「eSIMを追加」→QRコードを使う流れで進みます。
Androidの例
「設定」→「ネットワークとインターネット」→「SIM」→「eSIMを追加」などから進みます。
AndroidはメーカーやOSによってメニュー名が違うため、画面表示がこの記事と完全に同じとは限りません。
⚠ QRコードが表示されたら操作している端末を確認
開通したいeSIM対応スマートフォンでWeb版my 楽天モバイルを開いてQRコードが表示された場合、楽天公式は「my 楽天モバイル」アプリから操作をやり直すよう案内しています。パソコンなど別端末にQRコードを表示して読み取る場合は、そのままQRコード方式で進められます。
MNP乗り換えでeSIMを設定する場合は順番に注意
他社から電話番号を変えずに楽天モバイルへ乗り換える場合、いきなりeSIMプロファイルを追加するのではなく、先にMNP転入手続きを行います。
基本の順番は、
MNP転入手続き → 楽天回線へ切り替え → eSIM開通・初期設定
です。
| MNP転入の受付時間 | 開通完了の目安 |
|---|---|
| 9:00〜21:00 | 当日中 |
| 21:01〜翌8:59 | 翌9:00以降 |
21時直前などは翌日になる場合もあるため、電話が必要な日にぎりぎりで手続きを始めるのは避けたほうがよいでしょう。
MNP転入が完了すると、転入元の回線は使えなくなります。
仕事や家族との連絡で電話番号を常時使う人は、時間に余裕がある日に切り替えましょう。
詳しいMNPの申し込みから開通までの流れは、楽天モバイルMNP乗り換え完全ガイドで解説しています。
iPhoneとAndroidでeSIM設定後に確認すること
eSIMを追加できても、通信確認が終わるまでは設定完了と考えないほうがよいでしょう。
iPhoneはキャリア設定とAPN構成プロファイルを確認
iPhoneでは、楽天モバイルの開通後にキャリア設定アップデートが表示された場合は適用します。
「設定」→「一般」→「情報」を開くとアップデートが表示される場合があります。
また、以前にワイモバイル、UQモバイル、IIJmio、mineoなど一部の通信サービスを利用していたiPhoneでは、以前のAPN構成プロファイルが残っていると通信へ影響する場合があります。
その場合は、楽天公式の案内に従って不要なAPN構成プロファイルを削除します。
楽天モバイルのiPhone設定はiPhoneの対応機種と設定手順もあわせて確認してください。
AndroidはAPN自動設定対応か確認
楽天回線対応製品で「APN自動設定」に対応している端末なら、基本的にAPNを手動入力する必要はありません。
一方、APN自動設定に対応していない端末では、APNの設定が必要になる場合があります。
楽天モバイルの主なAPNは「rakuten.jp」です。
「eSIMを入れた=必ずAPN設定が必要」というわけではないので、先に公式の製品対応状況を確認してください。
APNの詳しい設定方法は、楽天モバイルSIMカードの挿し方とAPN設定でも解説しています。
eSIM設定後につながらない場合の対処法
eSIMの設定が終わったのに「圏外」「4G・5Gが表示されない」「ネットだけ使えない」といった場合は、設定を最初からやり直す前に順番に確認します。
まず確認したい7項目
これで改善しなければ、窓際や屋外など電波が入りやすい場所へ移動して確認します。
そもそも利用場所で楽天モバイルの電波が弱い場合、eSIM設定をやり直しても改善しません。
通信エリアが気になる場合は、楽天モバイルの対応エリア確認方法も参考にしてください。
QRコードを読み取れない場合
QRコードを使う場合は、次の点を確認します。
同じスマートフォンでWeb版「my 楽天モバイル」を操作してQRコードが表示されているなら、アプリ版から開通操作をやり直すほうがわかりやすいです。
📝 筆者の実体験
私の場合、QRコードの読み取りで大きなトラブルはありませんでした。ただ、一度eSIMの認証がうまくいかなくなった際に再発行した経験があります。my 楽天モバイルから進められ、eSIMの再発行手数料も0円だったので、この点は物理SIMより使いやすいと感じました。
eSIMの再発行方法|旧eSIMを先に削除しない
機種変更や端末故障、SIMタイプ変更などではeSIMの再発行が必要になることがあります。
楽天モバイルのeSIM交換・再発行手数料は0円です。
eSIM再発行の基本手順
⚠ 最重要:再発行前にeSIMを削除しない
楽天モバイルでは、SIM再発行の手続き中にワンタイムパスワードをSMSで受け取る場合があります。
現在利用中のeSIMを先に削除してしまうとSMSを受信できず、my 楽天モバイルから再発行しにくくなる場合があります。新しい端末への移行・再発行が終わるまで旧eSIMは残しておくと覚えておきましょう。
楽天モバイルeSIMで機種変更する方法
eSIMでつまずきやすいのが機種変更です。
物理SIMなら同じSIMサイズ・対応端末であればカードを差し替えるだけで済むことがありますが、eSIMは新しい端末へ回線情報を移す必要があります。
機種変更は大きく分けて2パターンです。
| 機種変更 | 主な方法 |
|---|---|
| 対応iPhone → 対応iPhone | eSIMクイック転送またはSIM再発行 |
| Android → Android | my 楽天モバイルでeSIM再発行 |
| iPhone → Android | eSIM再発行 |
| Android → iPhone | eSIM再発行 |
iPhone同士ならeSIMクイック転送が便利
楽天モバイルはiPhoneの「eSIMクイック転送」に対応しています。
対応条件を満たすiPhone同士なら、新しいiPhoneの初期設定や「設定」アプリから、古いiPhoneの電話番号を新しいiPhoneへ転送できます。
基本的な流れは、
新旧iPhoneを近くに置く
Wi-FiとBluetoothをオンにする
新しいiPhoneの初期設定を進める
「別のiPhoneからの転送」などの画面で楽天モバイルの番号を選ぶ
古いiPhone側で転送を承認する
新しいiPhoneで楽天回線への接続を確認する
という形です。
iPhoneの世代・iOSなどに条件があるため、実行前に楽天公式の「eSIMクイック転送」対応条件を確認してください。
また、SIMデータ移行後に「eSIMプロファイルダウンロードのお願い」というメールが届く場合がありますが、楽天公式はクイック転送が完了している場合に改めてプロファイルをダウンロードする必要はないと案内しています。
クイック転送できない場合はeSIMを再発行
Androidへの機種変更やクイック転送対象外の場合は、my 楽天モバイルからeSIMを再発行します。
この場合も、旧端末で先に再発行手続きを行い、新端末の開通を確認してから旧eSIMを削除する順番で進めます。
物理SIMからeSIMへ変更する方法
現在楽天モバイルを物理SIMで使っていても、eSIM対応端末ならSIMタイプを変更できます。
基本的にはmy 楽天モバイルからSIM再発行としてeSIMを選びます。
また、楽天モバイルでは対応するiPhone・iOSの組み合わせであれば、iPhoneの「設定」から物理SIMをeSIMへ変更できる機能も案内しています。
対応する場合は、
「設定」→「モバイル通信」→「eSIMに変更」
などの流れで進み、アクティベート完了後に物理SIMが無効になります。
すべてのiPhone・OSで同じ方法が使えるわけではないため、表示されない場合はmy 楽天モバイルから再発行してください。
逆にeSIMからSIMカードへ変更する場合は、my 楽天モバイルからSIMカードを再発行します。
SIMカードへの変更・再発行は3,300円(税込)です。
eSIMでデュアルSIMを使うメリットと注意点
eSIMのメリットの1つが、デュアルSIMです。
対応スマートフォンなら楽天モバイルと他社回線を1台に入れて使い分けられます。
通信障害や圏外へのバックアップになる
たとえば、
楽天モバイルeSIM+他社SIM
のように異なるネットワークを組み合わせておけば、片方の回線が圏外になったときにもう一方へ切り替えられる場合があります。
仕事で通信を止めたくない人にも使いやすい方法です。
仕事用と個人用の電話番号を分けられる
デュアルSIM対応端末なら、1台のスマートフォンに複数回線を登録し、通話用とデータ通信用などを分けて設定できます。
ただし、同時利用できるSIMの数や組み合わせは端末ごとに違います。
「eSIMだから必ず2回線同時利用できる」とは限らないので、端末仕様を確認してください。
📝 筆者の実体験
私は楽天モバイルを2回線持っていて、1台はeSIM、もう1台は物理SIMで使っています。両方を使ったうえでは、eSIMはカードの差し替えがなく、再発行手数料もかからない点が気に入っています。次に機種変更するときもeSIMを選びたいと思っています。
楽天モバイルのeSIMは海外でも使える?
eSIMを利用していても、Rakuten最強プランの海外ローミング条件は物理SIMと同じです。
対象の国・地域では、毎月2GBまで高速データ通信をプラン料金内で利用できます。
2GBを超えたあとも通信自体が止まるわけではありませんが、海外ローミングの通信速度が最大128kbpsになります。
必要なら1GBあたり500円で高速データをチャージできます。
Rakuten Linkを使った海外から日本の電話番号への通話は無料になる場合がありますが、一部対象外番号やiPhoneの着信など注意事項があります。
海外利用については、楽天モバイルを海外で使う方法とローミングの注意点で詳しく解説しています。
eSIMと海外旅行は相性がいい
物理SIMカードを抜かなくても別の旅行用eSIMを追加できる端末なら、楽天モバイルの電話番号を残したまま現地用データ回線を追加する使い方もできます。対応するeSIM数や同時利用数は端末ごとに確認してください。
楽天モバイルeSIMのよくある失敗例
失敗例1:eSIM対応だけ確認して申し込む
端末がeSIM対応でも、楽天モバイルですべての機能を利用できるとは限りません。
「楽天回線対応製品」「APN自動設定」まで確認してから申し込みましょう。
失敗例2:Wi-Fiを準備せずに開通を始める
eSIMプロファイルのダウンロードにはインターネット接続が必要です。
回線切り替えの途中で今までのモバイル通信が使えなくなる可能性も考え、あらかじめWi-Fiを用意しておきます。
失敗例3:MNP転入前にeSIM設定だけ進めようとする
MNPの場合は先にMNP転入手続きが必要です。
新規契約とMNPでは手順が違うため、自分の申し込み内容を確認してください。
失敗例4:旧端末のeSIMを先に削除する
機種変更時に避けたい失敗です。
楽天モバイルの再発行手続きでSMS認証が必要になる場合があるため、旧eSIMは再発行・移行が終わるまで残します。
失敗例5:デュアルSIMでデータ通信先を間違える
eSIMを追加したのに楽天モバイルのデータ量が増えない、逆に他社SIMのデータを消費していた、ということも起こり得ます。
開通後は「モバイルデータ通信」にどの回線を指定しているか確認しましょう。
楽天モバイルeSIM設定のよくある質問
Q. 楽天モバイルのeSIM設定は難しい?
楽天回線対応のeSIM対応端末を使い、my 楽天モバイルアプリから進める場合は、画面の案内に従う部分が多く、それほど複雑ではありません。
初めてなら「対応端末」「Wi-Fi」「楽天ID」を先に準備しておくと進めやすくなります。
Q. 楽天モバイルのeSIMは即日開通できる?
条件を満たして「スマホでかんたん本人確認」を利用する場合、楽天公式では最短3分で開通できると案内しています。
ただし、本人確認の審査状況や申し込み内容によって時間がかかる場合があります。
MNPの場合はMNP転入の受付時間にも注意してください。
Q. eSIMから物理SIMへ変更できる?
できます。
my 楽天モバイルからSIM交換・再発行手続きを行い、SIMカードを選択します。
SIMカードの交換・再発行手数料は3,300円(税込)です。
Q. 物理SIMからeSIMへ変更できる?
できます。
my 楽天モバイルからeSIM再発行を行う方法のほか、対応するiPhoneでは端末の設定画面から「eSIMに変更」を利用できる場合があります。
eSIMへの交換・再発行手数料は0円です。
Q. eSIMを間違えて削除したらどうなる?
楽天モバイルの回線契約そのものが解約されるわけではありませんが、端末からeSIMプロファイルを削除すると、そのeSIMでは通信できなくなります。
また、再発行前に削除するとSMS認証で困る可能性があります。
誤って削除した場合は、状況に応じてmy 楽天モバイルや楽天モバイルサポートから再発行手続きを確認してください。
問い合わせ先が分からない場合は、楽天モバイルの問い合わせ方法と連絡先もまとめています。
Q. eSIMの再発行はいくら?
eSIMの交換・再発行手数料は0円です。
一方、SIMカードの交換・再発行は3,300円(税込)です。
Q. Wi-FiなしでもeSIM設定できる?
eSIMの開通手続きではインターネット接続が必要になるため、Wi-Fi環境を準備するのが基本です。
自宅にWi-Fiがない場合は、別端末のテザリングなどを用意してから進めるとよいでしょう。
Q. eSIMにしたら通信速度は速くなる?
eSIMと物理SIMで料金プランや回線そのものが変わるわけではないため、eSIMへ変更しただけで通信速度が速くなるわけではありません。
速度はエリア、電波状況、混雑、端末性能などの影響を受けます。
Q. eSIMと物理SIMはどっちがおすすめ?
すぐ開通したい、デュアルSIMを使いたい、eSIM専用iPhoneを使うならeSIMが便利です。
一方、「機種変更時はカードを抜いて差し替える方法が分かりやすい」という人は、物理SIMのほうが扱いやすく感じることもあります。
私は両方使っていますが、個人的にはカードの配送・差し替えがなく、再発行も無料のeSIMを使いやすいと感じています。
まとめ|楽天モバイルのeSIMは順番を守れば設定しやすい
楽天モバイルeSIM設定のポイント
eSIMは、最初だけ仕組みが分かりにくく感じるかもしれません。
ただ、私自身が楽天モバイルのeSIMと物理SIMの両方を使った感覚では、事前に端末対応とWi-Fiを確認しておけば、eSIMの設定自体はそれほど難しくありませんでした。
特に確認しておきたいのは、
「対応端末を確認する」→「Wi-Fiを準備する」→「MNPなら先に転入する」→「my 楽天モバイルの案内に沿って開通する」
という順番です。
機種変更のときも、旧端末のeSIMをいきなり削除せず、クイック転送または再発行から進めればトラブルを避けやすくなります。
SIMカードの配送を待たずに使いたい方や、eSIM専用iPhone、デュアルSIMを活用したい方にとって、楽天モバイルのeSIMは使いやすい選択肢です。




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