私は熊本に住んでいます。
いわゆる「地方」です。
楽天モバイルをメイン回線にして約2年。
月に100〜200GBは普通に使い、テザリングでパソコンもつなぎ、キャンプ場ではプロジェクターで映画まで観ています。
結論から言うと、地方でも楽天モバイルは「普通に使えます」。
ただし、「どこでも完璧に繋がるか?」と聞かれれば、正直そうではありません。
地下の居酒屋で電波が入らないこともありますし、山を越えるときに不安定になることもあります。
でもそれは、ソフトバンクを使っていた頃も同じでした。
どのキャリアにも「得意な場所」と「苦手な場所」があるんです。
この記事では、地方在住の私が約1年間使い続けて感じた楽天モバイルの田舎でのリアルな通信事情を、良いところも悪いところも正直にお伝えします。
契約前に「田舎でも大丈夫かな?」と不安な方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
熊本在住6年の私が感じた地方の電波事情

まずは、私が実際に熊本で楽天モバイルを使っていて感じている電波状況を、場所ごとにお伝えします。
市街地・アーケード街は全く問題なし
熊本の中心部、アーケード街を歩いていて「電波が入らない」と感じたことは一度もありません。
ショッピングモールの中でも、カフェでテザリングしながら作業していても、通信が途切れて困った経験はないです。
動画を観ても、SNSをスクロールしても、QRコード決済を使っても、ストレスを感じることはまずありません。
📝 筆者の実体験
熊本の繁華街でスマホ決済やSNSを使う分には、大手キャリアと何も変わりません。
カフェでテザリングしてブログを書くのが日課ですが、通信が途切れたことは記憶にないです。
地下の居酒屋・スナックは正直弱い
唯一「あ、電波入らないな」と感じるのは、繁華街の裏通りにある地下の居酒屋やスナックです。
熊本の一番の繁華街でも、地下に潜ると電波が不安定になったり、圏外になったりすることがあります。
⚠ 注意
ただし、これは楽天モバイルだけの問題ではありません。
地下の飲食店で電波が弱いのは、ドコモ・au・ソフトバンクでも同じです。
建物の構造上、地下は電波が届きにくい場所なので、キャリアに関係なく起こる現象だと理解しています。
山越えドライブは多少不安定になることも
国道3号線で熊本方面から福岡に向かう際、山鹿あたりで山を越えるルートがあります。
ここでは電波が不安定になることがあります。
ただ、去年の今頃と比べると電波状況は飛躍的に良くなっています。
以前はちょこちょこ切れていたのが、最近ではほとんど切れなくなりました。
📝 筆者の実体験
1年前に「ここは楽天ちょっと弱いな」と思っていた場所が、2〜3ヶ月後には普通に使えるようになっていたりします。
目に見えるようにエリアが広がっているという実感があります。
キャンプ場への山道はどのキャリアでも弱い
私はキャンプが趣味で、車のドアをスクリーン代わりにプロジェクターで映画を投影し、テザリングで動画を流すということをよくやります。
キャンプ場に向かう山道では、さすがに多少電波が悪くなります。
でもこれも、ソフトバンクを使っていた頃と大差ありません。
山間部での電波は、大手キャリアと変わらないレベルというのが正直な感想です。
キャンプ場自体に着いてしまえば、テザリングでプロジェクターに映画を流す程度なら問題なく使えています。
ここがポイント
「田舎だから楽天モバイルは使えない」というのは、少なくとも私の生活圏では当てはまりません。
地方都市の市街地なら問題なし。
山間部でも大手キャリアと同等レベルです。
ソフトバンクから乗り換えて地方で困ったこと

私はソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えました。
「地方で困ったか?」と聞かれると、正直に言ってほとんど困っていません。
各キャリアに「電波の得意・不得意」がある
使い続けてわかったのは、どのキャリアにも電波が強い場所と弱い場所があるということです。
ソフトバンク時代に繋がっていた場所で楽天モバイルが弱いこともあれば、逆にソフトバンクより楽天モバイルの方が快適な場所もあります。
「楽天モバイルだから地方は全部ダメ」という単純な話ではないんです。
📝 筆者の実体験
ソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えて、月の請求額は1,000〜3,000円は確実に安くなりました。
体感では月1万円以上お得になったように感じています。
これだけ節約できて、電波は大手キャリアと大差ないなら、乗り換えて正解だったと思っています。
MNP手続きでつまずいた経験
電波の話ではありませんが、乗り換え時にひとつだけ困ったことがあります。
それはソフトバンクのMNP予約番号の取得です。
ソフトバンクの電話メニューが複雑で、どこからMNP予約番号を取得すればいいのかわかりにくかったです。
ただし、楽天モバイル側の申し込みは店舗で手続きしたのでスムーズでした。
開通も当日〜翌日で完了しています。
大手キャリアからの乗り換え手順を詳しく知りたい方は、ドコモ・au・ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換え完全ガイドもあわせてご覧ください。
1年前と比べて電波は良くなった?エリア拡大の実感
ここが、地方で楽天モバイルを検討している方に最も伝えたいポイントです。
楽天モバイルのエリアは、目に見えて広がっています。
「弱かった場所」が数ヶ月で改善されている
1年前に「ここは楽天ちょっと弱いな」と感じていた場所が、2〜3ヶ月後に通ってみると普通に使えるようになっている。
こういう経験が何度もあります。
国道3号線の山鹿付近の山越えも、以前はちょこちょこ通信が途切れていたのが、最近ではほとんど切れなくなりました。
「今は電波が弱いエリアも、数ヶ月後には改善される可能性が高い」と実感しています。
最新データで見るエリア拡大のペース
私の体感だけでなく、公式データでもエリア拡大のスピードは確認できます。
| 項目 | データ |
|---|---|
| 人口カバー率 | 99.9% |
| 契約数 | 1,000万回線突破(2025年12月時点) |
| 基地局増設ペース | 2026年3月後半だけで全国40都道府県166市区町村に新設 |
| 九州エリアの5G拡大 | 九州・沖縄・四国・中国地方で急速拡大中(沖縄は約2.0倍) |
| プラチナバンド | 2024年6月開始、順次エリア拡大中 |
| KDDIローミング | 2026年9月末まで継続 |
| 衛星通信(AST SpaceMobile) | 2026年内にサービス開始予定 |
2026年3月の後半だけで40都道府県166市区町村に新しい基地局が設置されています。
このペースでエリアが広がっていることを考えると、「今は多少弱いエリア」も近い将来改善される可能性は十分あります。
特に注目すべきは、九州・沖縄・四国・中国地方で5G(Sub6)エリアが急速に拡大している点です。
地方在住者にとっては心強い動きです。
ここがポイント
楽天モバイルは2026年9月末までKDDIのローミングも利用できます。
楽天回線が届かないエリアでもauの電波でカバーされるため、「完全に圏外で何もできない」という状況はかなり限定的です。
プラチナバンドは地方にどう影響する?
楽天モバイルは2024年6月からプラチナバンド(700MHz帯)の運用を開始しています。
プラチナバンドとは、建物の壁や障害物を透過しやすい低周波数帯の電波のことです。
簡単に言えば、「今まで届きにくかった建物の中や地下でも電波が届きやすくなる技術」です。
ただし、現時点ではプラチナバンドの具体的な対応エリアは非公開で、都市部を中心に順次拡大している段階です。
地方への本格展開はこれからですが、楽天モバイルのプラチナバンド対応については別記事で詳しくまとめていますので、気になる方はプラチナバンド対応エリアと自宅の圏外改善マニュアルをご覧ください。
⚠ 注意
プラチナバンドを利用するには、対応機種が必要です。
古いスマホではプラチナバンドの恩恵を受けられない場合があるので、楽天モバイルの公式サイトで自分の端末が対応しているか確認しておきましょう。
地方で楽天モバイルが繋がりにくい場所と原因

楽天モバイルが地方で繋がりにくくなる場所には、いくつかのパターンがあります。
私の経験と公開情報をもとに整理します。
繋がりにくい場所のパターン
| 場所 | 状況 | 楽天モバイル特有? |
|---|---|---|
| 地下の飲食店・スナック | 圏外になることがある | いいえ(全キャリア共通) |
| 山越えの道路 | 一時的に不安定になる | いいえ(大手も同様) |
| 山間部のキャンプ場へ向かう道 | 電波が弱くなる | いいえ(大手も同様) |
| 鉄筋コンクリート建物の奥 | 電波が弱まることがある | やや楽天の方が弱い傾向 |
| 過疎地域・離島 | カバレッジが限定的 | はい(大手より弱い場合あり) |
この表で注目してほしいのは、「楽天モバイル特有?」の列です。
多くの「繋がりにくい場所」は、実は全キャリア共通の問題です。
楽天モバイル特有の弱点は、鉄筋コンクリートの建物の奥や、過疎地域・離島に限られます。
これは楽天モバイルが主に使用している1.7GHz帯(Band 3)が高周波数帯であるため、建物の壁を通過しにくいことが原因です。
プラチナバンドの展開が進めば、この弱点は大幅に改善される見込みです。
パートナー回線(auローミング)の現状
楽天回線が届かないエリアでは、auの回線(パートナー回線)を借りて通信できます。
以前はパートナー回線に月5GBの制限がありましたが、「最強プラン」ではパートナー回線でもデータ無制限で利用できます。
このローミング契約は2026年9月末まで継続する予定です。
それまでに楽天回線のエリア拡大がさらに進み、ローミングに頼らなくても良いエリアが増えていくと見込まれます。
さらに、2026年内にはAST SpaceMobileとの衛星通信サービスの開始が予定されており、将来的には山間部や離島でもスマホが衛星と直接通信できるようになる可能性があります。
田舎で楽天モバイルを快適に使うための対策

地方で楽天モバイルをより快適に使うために、私が実際にやっていることや、効果的な対策をまとめます。
対策①:自宅は固定回線との併用が最強
私は自宅に楽天ひかりを導入しています。
自宅ではWi-Fiで通信するので、楽天モバイルの電波状況に左右されることはありません。
田舎で楽天モバイルを使う場合、自宅に固定回線を引いてWi-Fiと併用するのが最も確実な対策です。
楽天ひかりなら楽天モバイルとのセット割で毎月楽天ポイントが還元されるメリットもあります。
外出先では楽天モバイルのデータ無制限を活用し、自宅ではWi-Fiを使う。
この使い分けがストレスのない通信環境を作るコツです。
📝 筆者の実体験
私は月に100〜200GBほどデータを使いますが、自宅ではWi-Fi、外出先ではテザリングという使い方で、通信に困ったことはほぼありません。
Fire TVを車に積んでテザリングで映画を観ることもありますが、これも問題なく使えています。
テザリングの速度や制限について詳しく知りたい方は、楽天モバイルのテザリングは使える?速度やデータ制限の真相も参考にしてみてください。
対策②:エリアマップで事前確認する
契約前に必ずやってほしいのが、楽天モバイルの公式エリアマップで自分の生活圏の電波状況を確認することです。
確認の手順は簡単です。
エリアマップで「対応エリア」と表示されていても、建物の構造によっては屋内で電波が弱くなることがあります。
あくまでも「目安」として確認し、不安な場合は周囲に楽天モバイルユーザーがいれば使い心地を聞いてみるのも有効です。
対策③:デュアルSIMで安心感をプラス
「電波が不安定なエリアに頻繁に行く」という方には、デュアルSIM運用という選択肢もあります。
楽天モバイルをメインに使いつつ、ドコモ系やau系の格安SIMをサブ回線として入れておく方法です。
楽天モバイルの電波が弱いエリアでは別回線に切り替えれば、常に安定した通信環境を確保できます。
| 組み合わせ | メリット | 月額目安 |
|---|---|---|
| 楽天モバイル+ドコモ系格安SIM | 山間部でのカバー力が強い | 3,278円〜+数百円〜 |
| 楽天モバイル+povo | au回線で補完、基本料0円 | 3,278円〜+0円〜 |
ただし、私自身はデュアルSIM運用はしていません。
熊本での日常生活では楽天モバイル1本で十分間に合っているからです。
頻繁に山間部に行く方や、仕事で通信が途切れると困る方には検討の価値がある対策です。
田舎で楽天モバイルが向いている人・向いていない人

1年間の体験を踏まえて、地方在住者が楽天モバイルに向いているかどうかの判断基準を整理します。
向いている人
向いていない人
「向いていない人」に当てはまる場合でも、エリアマップで確認した上で問題なさそうであれば検討の余地はあります。
また、デュアルSIM運用を組み合わせることで弱点をカバーできる場合もあります。
ここがポイント
楽天モバイルの最大の強みは「データ無制限で月額3,278円」という料金設定です。
地方在住者にとっては、大手キャリアと同等レベルの通信品質を半額以下の月額で使えるという点が最大のメリットになります。
地方ユーザーが楽天モバイルを選ぶメリット
電波の話ばかりになりがちですが、田舎で楽天モバイルを使うメリットは電波以外にもたくさんあります。
料金面のメリットが地方生活に効く
地方は都市部と比べて収入が低い傾向にある一方で、車の維持費やガソリン代など固定費が多くかかります。
その中で通信費を月額3,278円に抑えられるのは、家計への貢献が大きいです。
| 比較項目 | 大手キャリア(無制限) | 楽天モバイル(無制限) |
|---|---|---|
| 月額料金 | 7,000〜8,000円程度 | 3,278円 |
| 年間の差額 | — | 約45,000〜57,000円お得 |
| 通話 | かけ放題は別途有料 | Rakuten Linkで国内通話無料 |
| テザリング | 制限あり(プランによる) | 無制限・追加料金なし |
年間で4〜5万円以上の節約になるのは、地方生活者にとって無視できない金額です。
家族で複数回線を契約すれば、さらに節約効果は大きくなります。
テザリング無制限は地方こそ活きる
地方では、自宅以外にWi-Fiスポットが少ない場所も多いです。
カフェにフリーWi-Fiがなかったり、出先でパソコン作業が必要になったりする場面では、テザリング無制限が本当に助かります。
📝 筆者の実体験
私は1日3時間はYouTubeやTikTokなどのショート動画を視聴しています。
車にFire TVを積んでテザリングで映画を観ることもあります。
これだけ使っても追加料金なし、速度制限もなし。
データを気にせず使い倒せるのは、地方でこそ実感する大きなメリットです。
地方ユーザーの声:私の周りの評判
私は家族や知人にも楽天モバイルを勧めています。
実際に周りで使い始めた人たちの反応を紹介します。
40代・主婦(熊本市内在住):
「主人と二人で楽天モバイルに変えたら、月に1万円以上浮くようになりました。
スーパーの中でもスマホ決済は問題なく使えるし、困ったことはないです。」
30代・会社員(熊本県郊外在住):
「職場のビルの中で稀に電波が弱くなることがありますが、Wi-Fiがあるので問題なし。
通勤中の車の中では普通に音楽をストリーミングできています。」
共通しているのは、「完璧ではないが、料金を考えれば十分に満足」という声です。
「電波が100点満点か?」と聞かれれば95点くらいかもしれません。
でも、月額がほぼ半額になるなら、その5点の差は十分に許容範囲だと私は思っています。
楽天経済圏との相乗効果
楽天モバイルを契約すると、楽天市場でのSPU(スーパーポイントアッププログラム)の倍率が上がります。
私は楽天ペイ・楽天ゴールドカード・楽天銀行・楽天市場を日常的に使っており、楽天モバイルの契約がポイント還元の底上げになっています。
地方では楽天市場でのネットショッピングを利用する方も多いと思います。
楽天経済圏をフル活用することで、通信費以上のリターンを得られる可能性があります。
契約前に確認すべき3つのチェックポイント
田舎で楽天モバイルを契約する前に、後悔しないために確認しておくべきことを3つにまとめます。
チェック①:エリアマップで生活圏を確認
先ほどもお伝えしましたが、最も大事なのは自分の生活圏が楽天回線のエリア内かどうかの確認です。
自宅・職場・よく行くスーパーやショッピングモール・通勤通学ルートなど、日常的に使う場所をすべてチェックしてください。
チェック②:対応端末の確認
楽天モバイルは使える端末が限られるわけではありませんが、一部の古い端末ではプラチナバンドに対応していなかったり、正常に動作しなかったりする場合があります。
公式サイトの「ご利用製品の対応状況」ページで、自分のスマホが楽天モバイルに対応しているか確認しておきましょう。
チェック③:自宅のインターネット環境
固定回線がない場合は、楽天モバイルが唯一の通信手段になります。
自宅が楽天回線のエリア内であっても、建物の構造によっては屋内の電波が弱い可能性があるため、注意が必要です。
可能であれば、先に固定回線(楽天ひかりなど)を導入してから楽天モバイルを契約するのが安心です。
⚠ 注意
楽天モバイルの契約は解約時の違約金がかかりません。
「試しに使ってみて、合わなければ解約する」という判断もできるので、気になるなら一度契約して実際の電波状況を確かめてみるのも手です。
よくある質問:田舎での楽天モバイル
Q. 楽天モバイルは田舎だと圏外ばかりって本当?
私の実体験では、「圏外ばかり」ということはありません。
地方都市の市街地では全く問題なく使えますし、郊外でも圏外になることは稀です。
ただし、山間部の奥地や地下施設では電波が弱くなることがあります。
これは他のキャリアでも起こることなので、楽天モバイルだけの問題ではないと理解しています。
Q. 楽天モバイルの電波は今後良くなる?
確実に良くなっていると実感しています。
私の経験では、1年前に弱かった場所が数ヶ月後には改善されていることが何度もありました。
公式データでも、2026年3月だけで全国40都道府県166市区町村に新基地局を設置しているほか、九州エリアでは5Gの対応範囲が急速に広がっています。
さらに、2026年内にはAST SpaceMobileの衛星通信サービスも予定されており、山間部や離島のカバーも期待できます。
まとめ:田舎でも楽天モバイルは「普通に使える」が結論

まとめ
熊本に住んで楽天モバイルを2年使った私の結論は、「田舎でも楽天モバイルは普通に使える」です。
不安な方は、まず公式エリアマップで自分の生活圏を確認してみてください。
違約金もないので、合わなければ解約できます。
「試してみる」ハードルが低いのも、楽天モバイルの良いところです。




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