私は熊本に住んで6年になります。
いわゆる「地方」です。
楽天モバイルをメイン回線にして約2年。月に100〜200GB使うことも珍しくなく、外出先ではパソコンをテザリングでつなぎ、キャンプ場ではスマホ回線からプロジェクターへ映画を流すこともあります。
熊本で実際に2年ほど使ってきた私の結論は、「生活圏が合えば、田舎でも楽天モバイルは普通に使える」です。
ただし、「熊本県内ならどこでも同じようにつながる」「山奥でも大手3社と必ず同じ」というわけではありません。
私自身、熊本市内の繁華街やショッピングモールではほとんど困っていませんが、地下の居酒屋で圏外になったり、山を越える途中で通信が不安定になったりしたことはあります。
一方で、以前使っていたソフトバンクより楽天モバイルの方が快適に感じる場所もあります。携帯電話の電波は、キャリア名だけで決まるものではなく基地局との位置関係・地形・建物・利用する端末によっても変わるからです。
先に結論|熊本で約2年使った私の体感
✔ 熊本市街地・アーケード・ショッピングモールでは普段使いで困った経験はほぼなし
✔ 地下の飲食店では圏外になったり不安定になったりすることがある
✔ 山鹿方面など山越え区間では以前より改善を感じるが、まだ不安定な場所はある
✔ 私が利用したキャンプ場ではテザリングで動画を観られた場所も多い
✔ 「田舎だから使えない」と決めつけず、自宅・職場・通勤経路など自分の生活圏で判断するのが大事
この記事では、熊本在住の私自身の体験と、2026年8月時点の楽天モバイル公式情報を分けて、田舎・地方での電波事情、山間部、プラチナバンド、auパートナー回線、5G、今後予定されている衛星通信について整理します。
契約前に「自分の家でも本当に使えるかな?」と不安な方は、私の体験とチェック方法を照らし合わせながら確認してみてください。
- 熊本在住6年の私が感じた地方の電波事情
- ソフトバンクから乗り換えて地方で困ったこと
- 楽天モバイルの地方エリアは本当に広がっている?公式情報を確認
- プラチナバンドで田舎の電波は良くなる?
- パートナー回線(auローミング)は田舎ならどこでも使えるわけではない
- 衛星通信で山間部もつながる?2026年8月時点では「今後の計画」
- 地方で楽天モバイルがつながりにくい場所と原因
- 田舎で楽天モバイルを快適に使うための対策
- 田舎で楽天モバイルが向いている人・向いていない人
- 地方ユーザーが楽天モバイルを選ぶメリット
- 契約前に確認すべき3つのチェックポイント
- よくある質問:田舎で楽天モバイルは使える?
- まとめ:熊本で2年使った私には「田舎でも普通に使える」が答え
熊本在住6年の私が感じた地方の電波事情

数字やエリアマップの前に、私が実際に熊本で楽天モバイルを使って感じていることから紹介します。
同じ「熊本」でも、市街地・地下・郊外・山間部ではかなり状況が違います。
| 私が使う場所 | 実際の体感 | 注意点 |
|---|---|---|
| 熊本市街地・繁華街 | 普段使いで困ることはほぼなし | 建物内では場所によって変わる |
| ショッピングモール・カフェ | SNS・動画・決済・テザリングを普段どおり利用 | 建物の奥や地下階は別 |
| 地下の居酒屋・スナック | 不安定になったり圏外になったりすることがある | 楽天に限らず携帯電波が弱くなりやすい環境 |
| 山鹿方面など山越え区間 | 一部は不安定。ただし以前より改善を体感 | 同じ道路でも地点によって大きく変わる |
| キャンプ場・山道 | 山道で弱くなることあり。到着後に動画を観られた場所も多い | すべてのキャンプ場で利用できるわけではない |
市街地・アーケード街はほぼ問題なし
熊本の中心部やアーケード街を歩いていて、「楽天モバイルだから使えなくて困った」と感じたことはほぼありません。
ショッピングモールの中でも、カフェでテザリングしながら作業していますが、私が普段利用している範囲では通信が途切れて困った記憶はありません。
動画を観る、SNSを見る、QRコード決済を使うといった日常的な用途なら、楽天モバイルであることを特に意識せず使っています。
📝 筆者の実体験
熊本の繁華街でスマホ決済やSNSを使う分には、以前使っていたソフトバンクとの大きな差を私は感じていません。カフェでテザリングしてブログを書くのが日課ですが、普段利用する店で通信が切れて作業できなかった記憶もありません。
地下の居酒屋・スナックは正直弱い
一方、「電波が入らないな」と感じることがあるのが、繁華街の裏通りなどにある地下の居酒屋やスナックです。
熊本の中心部でも、地下へ入ると通信が不安定になったり、圏外になったりしたことがあります。
⚠ 地下=楽天モバイルだけが弱い、とは限らない
地下・建物の奥・鉄筋コンクリートに囲まれた場所は、携帯電話の電波そのものが届きにくくなりやすい環境です。私もソフトバンクを使っていた頃に地下で弱いと感じたことがあります。ただし「各キャリアが必ず同じ電波状況」ではないので、よく利用する地下施設がある方は実際のエリアや利用状況を確認してください。
山越えドライブは多少不安定になることも
国道3号線で熊本方面から福岡へ向かう際、山鹿付近を通るルートには電波が不安定になる地点があります。
ただ、私自身はこのあたりで「以前より明らかに良くなった」と感じています。
1年ほど前はちょこちょこ通信が切れていた場所でも、最近通ると以前ほど気にならないことがありました。
📝 筆者の実体験
「ここは楽天ちょっと弱いな」と思っていた場所を2〜3カ月後に通ると、普通に通信できるようになっていたことが何度かあります。すべて基地局増設が理由だとは断定できませんが、利用者として通信状況が良くなったと感じているのは事実です。
キャンプ場への山道は弱くなることがある
私はキャンプが趣味で、車のドアをスクリーン代わりにしてプロジェクターで映画を映し、楽天モバイルのテザリングで動画を流すという使い方をよくしています。
キャンプ場へ向かう山道では、さすがに電波が弱くなることがあります。
ただ、以前ソフトバンクを利用していたときにも同じように弱くなった区間があり、私が実際に通るルートで比べる限り、「楽天モバイルだから山に入った瞬間まったく使えなくなる」という印象ではありません。
キャンプ場へ着いた後は、私がこれまで利用した場所ではテザリングで映画を再生できたケースも多くあります。
ここがポイント
少なくとも私の熊本での生活圏では、「田舎だから楽天モバイルは使えない」というイメージは当てはまりません。ただし、山間部まで含めてすべての場所でつながるとは言えないので、住所やルートごとに確認することが大切です。
楽天モバイルのエリアマップの見方や、エリア内なのにつながらない場合の考え方は、楽天モバイルの対応エリア確認と対策でも詳しく解説しています。
ソフトバンクから乗り換えて地方で困ったこと

私はソフトバンクから楽天モバイルに乗り換えました。
「地方で困ったか?」と聞かれると、私自身はほとんど困っていません。
ただし、あくまで熊本に住む私自身の行動範囲での話です。他県の山間部や離島でも同じ結果になるとは限りません。
各キャリアに「電波の得意・不得意」がある
2年ほど使い続けてわかったのは、同じ場所でもキャリアによって電波状況が違うということです。
ソフトバンクでは問題なかった場所で楽天モバイルが弱いこともあれば、逆に楽天モバイルの方が快適に感じた場所もあります。
基地局の位置や使っている周波数、建物・地形などが異なるため、「楽天モバイルは地方だから全部ダメ」「大手キャリアなら地方のどこでも必ずつながる」と単純には言えません。
📝 筆者の実体験
ソフトバンクから楽天モバイルへ変えて、私の場合は通信費が下がりました。実際の請求額で月1,000〜3,000円以上安くなった月もあります。それ以上に大きかったのは、ギガ残量を気にせず動画やテザリングを使えるようになったことです。金額だけでなく使い方も含めて「乗り換えてよかった」と感じています。
楽天モバイルとドコモ・au・ソフトバンクの違いを料金やサービスまで含めて比較したい方は、ドコモ・au・ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換え完全ガイドも参考にしてください。
MNP手続きでつまずいた経験
電波とは別ですが、乗り換え時に私が苦労したのはソフトバンクでMNP予約番号を取得したことです。
当時は電話メニューが分かりにくく、どこからMNP予約番号を取得するのか迷いました。
一方、楽天モバイル側は店舗で申し込み、スタッフにサポートしてもらえたためスムーズでした。
現在は、MNPワンストップに対応した携帯会社から楽天モバイルへWebで乗り換える場合、MNP予約番号を事前に取得せず進められるケースがあります。私が乗り換えた頃とは手順が変わっています。
現在の乗り換え方法は、楽天モバイルMNP乗り換え完全ガイドで最新手順をまとめています。
楽天モバイルの地方エリアは本当に広がっている?公式情報を確認
私自身は「以前よりつながりやすくなった」と感じています。
とはいえ、個人の体感だけで「全国の田舎で電波が改善した」とは言えません。
ここでは2026年8月時点で確認できる楽天モバイルの公式情報を整理します。
| 項目 | 公式情報で確認できる内容 |
|---|---|
| 4G人口カバー率 | 99.9%と案内。人口カバー率であり、山・道路・建物内の全地点で通信できるという意味ではない |
| 直近の基地局新設情報 | 2026年6月16日〜30日に全国36都道府県115市区町村で新たな基地局を設置したと2026年7月15日に公表 |
| 5G(Sub6) | 九州・沖縄、中国、四国の対象地域でもエリアを拡大。拡大量は地域ごとに異なる |
| プラチナバンド | 700MHz帯を2024年6月27日に商用開始。カバレッジホールなどを優先し順次展開 |
| auパートナー回線 | 現行のKDDIローミング提供期間は2026年9月30日まで。対象エリアのみ利用可能。さらなる延長は両社協議 |
| 衛星直接通信 | AST SpaceMobileとのサービスを2026年第4四半期に開始することを目標として公表。2026年8月時点では「今すぐ山で使えるサービス」ではない |
楽天モバイルの基地局設置情報は現在も更新されています。2026年7月15日の公式更新では、6月16日〜30日だけで36都道府県115市区町村への基地局新設が案内されています。
私が「数カ月後に通ったら以前よりつながりやすかった」と感じたことと、全国で基地局が増設されている動きは方向性として一致しています。
ただし、全国で基地局が増えているからといって、自宅の近くに基地局が増えたとは限りません。
実際に使えるかどうかは、最新のサービスエリアマップで確認する必要があります。
5Gについて詳しく知りたい方は、楽天モバイルの5Gエリアと通信速度の確認方法も参考にしてください。
人口カバー率99.9%でも山で圏外になる理由
ここは誤解しやすいところです。
楽天モバイルは4Gの人口カバー率99.9%を案内していますが、これは「日本の土地の99.9%で必ずつながる」という意味ではありません。
人口が集中する区域を基準に計算される指標なので、人がほとんど住んでいない山林・林道・峠・河川沿い・離島の一部まで同じ割合でカバーしているわけではありません。
⚠ 「人口カバー率99.9%=国土の99.9%」ではありません
地方で楽天モバイルを検討するときは、人口カバー率だけで判断せず、公式エリアマップで自宅・職場・通勤路・よく行く山やキャンプ場などを個別に確認することが大切です。
九州でも5G(Sub6)のエリアが広がっている
楽天モバイルは2025年7月、九州・沖縄、中国、四国地方の対象地域で5G(Sub6)のエリア拡大を公表しています。
2024年12月との比較で最大2.0倍とされていますが、この「最大2.0倍」は対象地域すべてが2倍になったという意味ではありません。
公式発表では沖縄県が約2.0倍、山口県が約1.4倍、そのほかの対象地域でも拡大したとされています。
熊本で5Gを使えるかどうかは、県単位の数字を見るより、現在地をエリアマップで確認する方が確実です。
プラチナバンドで田舎の電波は良くなる?
楽天モバイルは2024年6月27日から700MHz帯の「プラチナバンド」を商用利用しています。
低い周波数の電波は、一般的に高い周波数と比べて遠くまで届きやすく、障害物の影響も受けにくい性質があります。
楽天モバイルが以前から使用してきた1.7GHz帯(Band 3)に加えて700MHz帯を使えるようになったことで、これまで電波が届きにくかった場所での通信品質改善が期待されています。
ただし、「プラチナバンドが始まったから田舎は全部つながるようになった」というわけではありません。
基地局が700MHz帯を送信していること、利用場所まで電波が届くこと、端末側が対応していることが必要です。
プラチナバンドを見るときのポイント
・楽天モバイルの700MHz帯は2024年6月27日に商用開始
・楽天モバイルはカバレッジホールなどを優先して順次拡大すると説明
・4Gの700MHz帯はBand 28への端末対応も確認
・サービスエリアマップに色が付いていても、屋内・地下・地形などによって実際の電波状況は変わる
使っているスマホが楽天モバイルの周波数に対応しているかは、楽天モバイル対応機種と700MHz対応の見分け方で確認できます。
圏外対策やプラチナバンドについてさらに詳しく確認したい方は、楽天モバイルの圏外対策とプラチナバンド対応エリアもご覧ください。
パートナー回線(auローミング)は田舎ならどこでも使えるわけではない
楽天モバイルの田舎・山間部について調べると、「楽天回線が届かなければau回線につながるから大丈夫」と説明されていることがあります。
ここは注意が必要です。
楽天モバイルはKDDIからauネットワークのローミング提供を受けていますが、楽天回線が圏外になった場所なら、全国どこでも必ずau回線へ切り替わる仕組みではありません。
KDDIが楽天モバイル向けに提供している対象エリアで利用できます。提供エリア自体も順次変更されています。
現行のKDDI公式案内では、楽天モバイル向けローミングの提供期間は2026年9月30日までです。
ただし、「2026年10月1日から全国一斉に必ず完全終了する」と現時点で断定するのも正確ではありません。KDDIはさらなる延長について両社協議の上で決定すると案内しています。
⚠ 2026年9月以降のローミングは最新情報を確認
この記事を書いている2026年8月時点では、現行契約の提供期間は2026年9月30日までです。その後については、楽天モバイル・KDDIの最新の公式発表を確認してください。「今つながっている場所がパートナー回線だから将来も必ず同じ」とは限りません。
パートナー回線の仕組みやデータ容量については、楽天モバイルのパートナー回線と通信制限の仕組みも参考にしてください。
衛星通信で山間部もつながる?2026年8月時点では「今後の計画」
田舎や山間部で楽天モバイルを検討している方にとって気になるのが、AST SpaceMobileとの衛星直接通信です。
楽天モバイルとAST SpaceMobileは、低軌道衛星と市販スマートフォンを直接つなぐ「Rakuten最強衛星サービス Powered by AST SpaceMobile」の実現を進めています。
2025年4月には日本国内で、市販スマートフォンと低軌道衛星を使った直接通信によるビデオ通話試験に成功したと発表されています。
現在公表されている目標は2026年第4四半期のサービス提供開始です。
⚠ 衛星通信を今の圏外対策には入れない
2026年8月時点では、山間部で一般ユーザーがすでに日常利用できるサービスではありません。開始時期や提供範囲は変更される可能性もあるため、「衛星があるから山奥でも大丈夫」と考えて契約するのはまだ早いです。
将来、山間部や離島のカバー改善につながる可能性はありますが、現時点では今ある4G・5G・パートナー回線の実際のエリアを見て契約を判断するのが現実的です。
地方で楽天モバイルがつながりにくい場所と原因

「田舎」とひとことで言っても、地方都市の駅前と山奥では条件がまったく違います。
私の体験と電波の性質から見ると、特に注意したいのは次の場所です。
| 場所 | 起こりやすいこと | 判断 |
|---|---|---|
| 地下の飲食店・地下施設 | 電波が弱くなる・圏外になる | 楽天に限らず起こり得る。施設ごとの差が大きい |
| 山越え道路・峠 | 一時的な圏外・速度低下 | 基地局と地形の影響が大きい |
| 山間部のキャンプ場へ向かう道 | 途中で弱くなることがある | 目的地だけでなくルートも確認したい |
| 鉄筋コンクリート建物の奥 | 屋外ではつながっても屋内で弱くなる場合あり | 700MHz展開による改善余地はあるが場所による |
| 人口の少ない山林・過疎地域 | エリアマップ外になる可能性 | 人口カバー率だけで判断しない |
| 海沿い・谷間・離島 | 地形や基地局位置によって大きく変わる | 住所・地点単位で確認が必要 |
楽天モバイルで従来から中心的に使われてきた4Gの1.7GHz帯(Band 3)は、700MHz帯より周波数が高く、障害物の影響を受けやすい側面があります。
一方、現在は700MHz帯のプラチナバンドも順次展開されています。
そのため、「楽天はBand 3しかないから屋内はダメ」という以前の情報だけで、現在の通信品質を判断するのも適切ではありません。
つながらないときの原因切り分けは、楽天モバイルがつながらないときの原因別改善手順で詳しくまとめています。
田舎で楽天モバイルを快適に使うための対策

田舎で楽天モバイルを使うなら、「つながらなかったときにどうするか」も先に考えておくと安心です。
私自身が実際に使っている方法も含めて紹介します。
対策①:自宅では固定回線・Wi-Fiを併用する
私は自宅に楽天ひかりを導入しています。
自宅ではWi-Fiを使っているため、スマホ側のモバイル電波が一時的に弱くても、普段のネット利用には困りません。
地方で楽天モバイルを使う場合、すでに自宅へ光回線があるなら、自宅はWi-Fi、外出先は楽天モバイルという使い分けがしやすいです。
逆に、自宅のネット回線まで楽天モバイル1本にまとめたい場合は、契約前に自宅の電波と速度をより慎重に確認した方がいいです。
📝 筆者の実体験
私は月に100〜200GBほど使うことがあります。自宅ではWi-Fi、外出先では楽天モバイルとテザリングを使っています。Fire TVを車に積んでテザリングで映画を観ることもありますが、私の行動範囲ではこの使い方で大きく困っていません。
楽天ひかりと楽天モバイルを併用する場合は、条件を満たすと「最強おうちプログラム」により毎月1,000ポイント還元の対象となる案内もあります。詳しい条件は楽天モバイル×楽天ひかり 最強おうちプログラムの条件で確認してください。
テザリングの速度や使い勝手については、楽天モバイルのテザリング正直レビューも参考になります。
対策②:自宅だけでなく「移動ルート」までエリアマップを見る
契約前に確認してほしいのが、楽天モバイル公式のサービスエリアマップで生活圏を見ることです。
地方では自宅だけ確認しても十分とは言えません。
楽天モバイル公式も、サービスエリア内であっても地下・屋内・大型商業ビル内などでは通信速度が変化したり、通信できなかったりする場合があると案内しています。
エリアマップは「その地点で100%通信できる保証」ではありません。契約前の判断材料として確認しておきましょう。
対策③:対応端末と周波数帯を確認する
同じ場所でも、使うスマホによって掴める周波数帯が違う場合があります。
特に他社で購入した古いAndroidスマホや海外版端末を持ち込む場合は、楽天回線への対応状況を確認しておく方が安全です。
地方での利用を重視するなら、楽天モバイルの主要な4G周波数に加え、700MHz帯(Band 28)への対応も確認しておきたいところです。
ただし、Band 28対応端末だから必ずプラチナバンドへ接続できるわけではありません。その場所で700MHz帯が提供されていることも必要です。
対策④:通信を絶対に切らせたくない人はデュアルSIM
「仕事で通信が切れると困る」「山や郊外へ頻繁に行く」という方には、楽天モバイル+別キャリア回線のデュアルSIMという方法もあります。
楽天モバイルが弱い場所だけ別回線に切り替えれば、1社だけに依存するリスクを減らせます。
| 組み合わせ例 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| 楽天モバイル+ドコモ系回線 | 異なるネットワークをバックアップにできる | サブ回線分の料金が必要 |
| 楽天モバイル+povo2.0 | au回線をサブにでき、通話+データSIMは基本料0円から維持可能 | 180日間以上有料トッピング購入等がないと利用停止・契約解除となる場合あり。0GB時は最大128kbps |
ただし、私自身は現在デュアルSIM運用をしていません。
熊本での日常生活では楽天モバイル1本で間に合っているからです。
通信が止まったときの影響が大きい人ほど、月額だけでなく「回線を2社に分けること」も含めて検討すると良いと思います。
田舎で楽天モバイルが向いている人・向いていない人

熊本で約2年使った経験から、地方在住者に向いているケースと、慎重に判断した方がいいケースを整理します。
向いている人
Rakuten最強プランの通常料金は、3GBまで1,078円、3GB超〜20GBまで2,178円、20GBを超えると3,278円(税込)です。
20GB超ではデータ利用量に上限を設けない料金体系なので、私のように月100〜200GB使うことがある人には使いやすい料金体系です。
ただし、混雑時など公平なサービス提供のため速度制御が行われる場合があります。
向いていない・慎重に確認したい人
当てはまったから契約できないという意味ではありません。
こうした方ほど「エリアマップ」「対応端末」「サブ回線」の3点を確認してから判断した方がいいです。
地方ユーザーが楽天モバイルを選ぶメリット
田舎で楽天モバイルについて調べていると、どうしても「電波が入るかどうか」に目が向きます。
私が2年使って感じている一番大きなメリットは、データ量を気にせず使えることと料金のバランスです。
20GBを超えても月額3,278円
Rakuten最強プランは、20GBを超えた場合の通常料金が月額3,278円(税込)です。
私のように100GB、200GBと使う月があっても、この通常料金の段階です。
家族割引「最強家族割」の対象なら、各料金帯から毎月110円引きとなり、20GB超は月額3,168円(税込)です。
他社との料金比較は割引条件やセット条件によって大きく変わるため、「大手なら必ず7,000〜8,000円」と一括りにはできません。
私の場合はソフトバンクから乗り換えて実際の通信費が下がり、それと同時にギガ残量を気にしなくてよくなったことが大きかったです。
追加料金なしのテザリングは地方で使いやすい
楽天モバイルはテザリングの利用料金が無料で、利用したデータはRakuten最強プランのデータ利用量に加算されます。
地方では、都市部ほどフリーWi-Fiを見つけやすくない場所もあります。
そんなとき、スマホのテザリングでパソコンやタブレット、Fire TVなどをつなげるのは便利です。
📝 筆者の実体験
私は1日3時間ほどYouTubeやTikTokなどの動画を観る日もあります。車にFire TVを積んでテザリングで映画を観ることもあります。ギガ残量を気にせず使えるようになったことは、楽天モバイルへ変えて生活が大きく変わった部分です。
「無制限」でも混雑時など速度制御が行われる場合はあります。通信速度そのものが気になる方は、楽天モバイルを実際に使った通信速度の検証も確認してください。
地方ユーザーの声:私の周りではどうだった?
私は家族や知人にも楽天モバイルを勧めています。
以下は、私の周囲で実際に楽天モバイルを使い始めた人から聞いた感想です。地域・建物・端末によって結果は変わるため、個人の体験としてご覧ください。
40代・主婦(熊本市内在住):
「主人と二人で楽天モバイルに変えたら、月に1万円以上浮くようになりました。スーパーの中でもスマホ決済は問題なく使えるし、困ったことはないです。」
30代・会社員(熊本県郊外在住):
「職場のビルの中で稀に電波が弱くなることがありますが、Wi-Fiがあるので問題なし。通勤中の車の中では普通に音楽をストリーミングできています。」
私の周囲では「常に100点ではないけど、普段の生活では困らない」という感想が多いです。
もちろん、これは熊本全体を代表する統計ではありません。
自分にとっての100点が「山奥でも絶対につながる」なのか、「普段使いできて月額が安ければ十分」なのか。その基準によって楽天モバイルの評価は変わると思います。
楽天市場を使う人はSPUもメリット
楽天モバイル契約者は、条件を満たしてエントリーすると楽天市場のSPUで楽天モバイル特典分が+4倍となります。
通常ポイントと合わせると楽天モバイル利用分を含めて5倍となりますが、期間限定ポイント・月間獲得上限などの条件があります。
私は楽天ペイ・楽天ゴールドカード・楽天銀行・楽天市場などを日常的に利用しているので、通信料金だけでなくポイント面でも楽天モバイルとの相性が良いと感じています。
ポイントの仕組みを詳しく知りたい場合は、楽天モバイルと楽天ポイントをお得に使う方法も参考にしてください。
契約前に確認すべき3つのチェックポイント
田舎で楽天モバイルを契約するなら、申し込み前に次の3つは確認しておくことをおすすめします。
チェック①:エリアマップで生活圏を確認
一番大事なのは、自分が実際にスマホを使う場所です。
自宅・職場・スーパー・病院・学校・実家・通勤経路などを確認してください。
「熊本県はエリアだから大丈夫」と県単位で判断せず、できるだけ住所や地点まで拡大して見るのがおすすめです。
チェック②:対応端末を確認
楽天モバイルへ他社スマホを持ち込む場合は、公式の「ご利用製品の対応状況」と対応周波数を確認してください。
特に地方・屋内での利用を重視するなら、700MHz帯(Band 28)への対応状況も確認しておくと判断材料になります。
チェック③:圏外になったときの代替手段を考える
自宅にWi-Fiがあるのか、職場にWi-Fiがあるのか、デュアルSIMを使えるのか。
仕事でスマホ通信が止まると大きな問題になる人と、たまに山へ遊びに行くだけの人では必要な対策が違います。
「絶対に途切れてはいけない」という方は、楽天モバイルに限らず、1回線だけにすべてを依存させない方法も検討した方が安心です。
⚠ 「違約金ゼロだから完全ノーリスク」は現在は誤り
2025年4月1日以降に利用開始した楽天モバイル回線は、利用開始から1年以内に解約・契約解除すると解約事務手数料が発生します。Rakuten最強プランでは最大1,078円(税込)です。「合わなければいつでも完全無料で解約できる」と考えず、現在の条件を確認してから申し込みましょう。
詳しい解約条件は、楽天モバイルの解約方法・手数料・タイミングで解説しています。
よくある質問:田舎で楽天モバイルは使える?
Q. 楽天モバイルは田舎だと圏外ばかりですか?
少なくとも熊本に住む私の生活圏では、「圏外ばかり」ということはありません。
熊本市街地では普通に使えていますし、郊外へ行っても日常的に圏外で困る状態ではありません。
ただし、山間部、地下、建物内などでは弱くなる場所があります。
「田舎」という言葉だけでは判断できないため、自分が使う地点をエリアマップで確認してください。
Q. 人口カバー率99.9%なら山でもほぼつながりますか?
そうとは限りません。
人口カバー率は国土面積のカバー率ではないため、人が少ない山林や林道まで99.9%通信できるという意味ではありません。
キャンプ・登山・釣りなどで山間部へ行く方は、目的地だけでなく移動ルートも確認しておくのがおすすめです。
Q. 楽天モバイルの電波は今後良くなりますか?
楽天モバイルは現在も基地局の新設・増設を続けています。
2026年7月15日更新の公式情報では、2026年6月16日〜30日に全国36都道府県115市区町村で新たな基地局を設置したとされています。
私自身も以前弱かった場所で改善を感じています。
ただし、自分が住んでいる場所がいつ改善されるかを個別に断定することはできません。
Q. プラチナバンドがあれば地下や建物内でも必ずつながりますか?
必ずつながるわけではありません。
700MHz帯は電波が届きやすい特性を持ちますが、その場所に対応基地局の電波が届いていることと、端末が対応していることが必要です。
地下・建物奥では、施設環境によって今後も圏外になる場合があります。
Q. auのパートナー回線があるなら山間部でも安心ですか?
パートナー回線は、全国すべての楽天圏外地点を自動的にau回線で補完する仕組みではありません。
KDDIが楽天モバイル向けにローミング提供している対象エリアで利用できます。
また、現行の提供期間は2026年9月30日までと案内されており、さらなる延長については両社協議となっています。
Q. 衛星通信が始まれば田舎の圏外はなくなりますか?
現時点ではそう断定できません。
楽天モバイルとAST SpaceMobileは2026年第4四半期のサービス提供開始を目指していますが、2026年8月現在は今後のサービスです。
開始時期、対応端末、提供範囲、料金などは今後の正式案内を確認する必要があります。
Q. 田舎で通話する場合もRakuten Linkは無料ですか?
電波が利用できる状態でRakuten Linkアプリから対象の国内通話を発信すれば、通話料無料で利用できます。ただし一部対象外番号があります。
通常の電話アプリから発信した場合は料金体系が異なるため、Rakuten Linkの無料通話と対象外番号も契約前に確認しておくと安心です。
まとめ:熊本で2年使った私には「田舎でも普通に使える」が答え

まとめ
熊本に住んで6年、楽天モバイルをメイン回線にして約2年使った私の結論は、「私の生活圏なら、田舎でも楽天モバイルは普通に使える」です。
楽天モバイルが田舎で使えるかどうかは、「田舎か都会か」という二択では判断できません。
熊本市街地のような地方都市と、山奥のキャンプ場では環境がまったく違います。
私自身は楽天モバイルへ変えて通信費が下がり、月100〜200GB使うことがあってもギガ残量を気にしなくなりました。キャンプで映画を観たり、カフェでパソコンをテザリングしたりと、以前よりスマホ回線を気軽に使っています。
その一方で、地下で圏外になった経験もあり、「全国の田舎で絶対に大丈夫」とおすすめするつもりもありません。
契約前は、①生活圏のエリア → ②使うスマホの対応状況 → ③圏外になった場合の代替手段の順に確認してみてください。
この3つに問題がなければ、地方在住でも楽天モバイルは十分検討できる回線だと、熊本で実際に使っている私は感じています。




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