【2025年4月最新版】ドコモ・au・ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換え完全ガイド｜手順・注意点・メリット

「楽天モバイルに乗り換えたいけど、通信品質は大丈夫？」「ドコモ・au・ソフトバンクと比べて本当に安いの？」と悩んでいませんか？

料金プランだけでなく、通信速度やエリア、特典、乗り換え時の注意点までしっかり比較することが大切です。

楽モバ編集長

この記事では、楽天モバイルと大手3キャリアの違いを詳しく解説し、どのキャリアがあなたに最適なのかを分かりやすく紹介します！

この記事を書いたのは…

楽モバ編集長：ホシノ チカオ

IT企業勤務の経験あり。その後、スマホ販売員、PCサポート、ECショップ運営など多彩なキャリアを積んできました。現在はコンテンツクリエイターとして活動中。

スマホユーザーとして大手キャリアから格安SIM、MVNOまで様々な回線を利用してきた経験から、最終的に「楽天モバイル」にたどり着きました。実際の使用感と比較検討の末に選んだからこそ、その魅力を隅々まで理解しています。

「良いものは良い！悪いものは悪い！」

この言葉をモットーに、誰にも遠慮せず正直なレビューをお届け。読者の皆さんが本当に満足できる選択をサポートすることが私の使命です。

楽モバ編集長
ホシノ チカオ

分かりやすい解説と実体験に基づいた情報を大切に、あなたのスマホライフを快適にするお手伝いをします！

料金プランの比較

スマートフォンのキャリアを選ぶ際、料金プランの比較は最も重要なポイントです。2025年4月現在、楽天モバイル、ドコモ、au、ソフトバンクの主要な料金プランには大きな違いがあります。
料金プランは選ぶキャリアによって大きく変わるため、自分の使用状況に合ったプランを選ぶことが重要です。各社の最新プランを詳しく見ていきましょう。

① 楽天モバイルの料金プラン

楽天モバイルは「Rakuten最強プラン」という1つのシンプルな料金体系を提供しています。データ使用量に応じて料金が変動する段階制料金プランです。

• 1GBまで：1,078円（税込）
• 3GBまで：1,078円（税込）
• 20GBまで：2,178円（税込）
• 20GB以上：3,278円（税込）（無制限）

最大の特徴は、データ無制限プランが3,278円（税込）と大手キャリアと比べて約半額以下である点です。また、Rakuten Linkアプリを使用すれば国内通話が無料になります。

② ドコモの料金プラン

ドコモは主に「5Gギガホ プレミア」と「ahamo」の2つのプランが人気です。

• 5Gギガホ プレミア：データ無制限で7,315円（税込）※家族割引やdカードお支払割適用で最大1,100円割引
• ahamo：30GB（2025年4月より増量）で2,970円（税込）※5分以内の国内通話無料

ドコモは通信品質の高さと安定性で評価されている一方、無制限プランは割高です。

③ auの料金プラン

auの主なプランは「使い放題MAX 5G」と「povo2.0」です。

• 使い放題MAX 5G：データ無制限で7,238円（税込）※家族割プラスやau PAY カードお支払い割適用で最大1,100円割引
• povo2.0：基本料0円＋データトッピング例）20GB（30日間）：2,700円（税込）

povoは基本料0円から始められる柔軟性が魅力ですが、データ使用量が多い場合は割高になることがあります。

④ ソフトバンクの料金プラン

ソフトバンクの主要プランは「メリハリ無制限」と「LINEMO」です。

• メリハリ無制限：データ無制限で7,238円（税込）※新みんな家族割やおうち割 光セット適用で最大1,100円割引
• LINEMO：3GB：990円（税込）30GB（2025年4月より増量）：2,728円（税込）※LINEのデータ消費ゼロ

LINEMOはLINEアプリのデータ消費がゼロになる特徴があり、LINEをよく使う方に人気です。

⑤ 各キャリアの料金比較

※上記料金は各種割引適用前の金額です。
このように、楽天モバイルは無制限プランで最もリーズナブルな価格設定となっています。一方、大手3キャリアは無制限プランの料金が高めですが、各種割引やサービスが充実しています。
2025年4月現在、大手キャリアのサブブランド（ahamo、povo、LINEMO）は中容量プランを30GBに増量する傾向にあり、20〜30GB程度のデータ使用量であれば比較的お得に利用できます。

通信速度とエリアカバー率

スマートフォンの利用において、通信速度とエリアカバー率は料金に次いで重要な要素です。2025年4月現在の楽天モバイル、ドコモ、au、ソフトバンクの通信環境を比較してみましょう。

① 楽天モバイルの通信速度とエリア

2025年現在、楽天モバイルは人口カバー率を98%まで拡大しています。自社回線エリアでは5Gサービスも順次拡大中です。

• 通信速度：場所や時間帯によって変動・平均ダウンロード速度：20〜50Mbps（4G）、200Mbps程度（5G）
• 5Gエリア：都市部を中心に全国的に拡大中・Sub6（3.7GHz帯、4.5GHz帯）とミリ波（28GHz帯）に対応
• 2023年に獲得した700MHz帯（プラチナバンド）により、2025年中に屋内や地方での電波状況改善が進行中

2024年6月からプラチナバンドの提供がスタートし、電波の繋がりやすさが向上しています。通信速度は大手キャリアより若干劣るものの、一般的な利用には十分な速度です。

② ドコモの通信速度とエリア

ドコモは国内最大のネットワークを保有し、通信の安定性で高い評価を得ています。

• 4G人口カバー率：99.9%
• 5G人口カバー率：2024年3月末までに90%以上（目標）
• 平均ダウンロード速度：約168Mbps
• 山間部や離島など地方エリアでの通信環境が他社より優れている

③ auの通信速度とエリア

auは広範なエリアをカバーし、バランスの取れた通信環境を提供しています。

• 4G人口カバー率：99.9%
• 5G人口カバー率：90%以上（2025年現在）
• 平均ダウンロード速度：約137Mbps

④ ソフトバンクの通信速度とエリア

ソフトバンクは5Gの展開に力を入れており、2025年4月現在、5Gの人口カバー率が95%を突破しています。

• 4G人口カバー率：99.9%
• 5G人口カバー率：95%以上（2025年4月現在）
• 平均ダウンロード速度：約104Mbps

⑤ 通信速度とエリアの比較

この比較から、ドコモは通信速度で優位性を持ち、ソフトバンクは5Gエリア展開でリードしていることがわかります。楽天モバイルは、エリアカバー率を急速に拡大しており、プラチナバンド導入により通信品質も向上傾向にあります。
通常利用では各社とも問題ないレベルですが、地方や山間部ではドコモ、5G利用ではソフトバンク、コストパフォーマンスでは楽天モバイルが優位と言えるでしょう。

サービスと特典の比較

各キャリアは、料金や通信品質だけでなく、独自のサービスや特典を提供してユーザーの満足度を高めています。これらの付加価値も、キャリア選びの重要なポイントです。

① 楽天モバイルの特典とサービス

楽天モバイルは楽天経済圏との相性の良さが最大の魅力です。

• 楽天ポイント還元： 楽天市場での買い物が+4倍（2025年4月現在）
• 国内通話無料： Rakuten Linkアプリ利用で国内通話し放題
• 海外66の国と地域で無料ローミング： 2GBまで利用可能
• 三木谷キャンペーン： 最大14,000ポイントプレゼント（2025年4月現在）
• 家族割引： 2024年から導入開始、家族で利用するとさらにお得に

楽天モバイルは豊富なキャンペーンも魅力で、2025年4月現在「三木谷キャンペーン」では最大14,000ポイント、iPhone購入で最大40,000円相当の還元が受けられます。

② ドコモの特典とサービス

ドコモはdポイントを中心とした充実したサービスエコシステムを構築しています。

• dポイント還元： dカード支払いでポイント還元率アップ
• ドコモ光セット割： 最大1,100円割引
• Disney+、AmazonPrimeなどのセットプラン： エンタメサービスとの連携
• 5G通信の安定性： 業界トップクラスの通信速度
• dカード： 携帯料金の10%還元など特典が充実

③ auの特典とサービス

auはエンタメサービスとの連携が強みです。

• au PAYのポイント還元： auの決済サービスでお得にポイント獲得
• 家族割プラスで最大1,100円引き： 複数回線契約で割引
• Netflixパック： NetflixやYouTube Premiumとセット割引
• auスマートパスプレミアム： 月額548円で多彩な特典
• povo2.0の自由度： 0円スタートで必要なデータを追加可能

④ ソフトバンクの特典とサービス

ソフトバンクはPayPayとの連携や動画サービスの優遇が特徴です。

• PayPay還元： ソフトバンクユーザーはPayPay利用でお得
• ウルトラギガモンスター+： 動画・SNSのデータ消費ゼロ
• 家族割で最大1,100円引き： 家族での契約がお得
• Yahoo!プレミアム： 月額508円相当が無料
• LINEMOでLINEデータ消費ゼロ： LINEの通信量がカウントされない

⑤ 各キャリアの特典比較

楽天モバイルはコストパフォーマンスとポイント還元で優位性があり、大手3キャリアはエンタメ系サービスや家族割が充実しています。特に楽天経済圏をよく利用する方は楽天モバイル、特定のエンタメサービスをよく使う方は対応するキャリアを選ぶと相乗効果が得られるでしょう。

乗り換え時の注意点

キャリアを乗り換える際には、いくつかの重要なポイントを確認しておくことが必要です。スムーズな乗り換えのために、以下の点に注意しましょう。

① 契約期間と解約金

現在、多くのキャリアが契約期間の縛りや解約金を撤廃していますが、旧プランを契約している場合は注意が必要です。

現在の契約が旧プランの場合は、解約金が発生する可能性があるため、事前に契約内容を確認しましょう。また、端末の残債がある場合は、それも考慮する必要があります。

② 端末の互換性とSIMロック

楽天モバイルへ乗り換える際、現在使用しているスマホが楽天回線に対応しているかを確認する必要があります。

• SIMフリー端末： そのまま利用可能（楽天回線対応を要確認）
• ドコモ・au・ソフトバンクの端末： 2021年10月以降の端末はSIMロック解除不要、それ以前の端末はSIMロック解除が必要な場合あり
• 楽天モバイル対応端末： 公式サイトで動作確認リストをチェック

5G対応端末やeSIM対応端末を使用している場合、キャリアによって動作に違いがあるため注意が必要です。楽天モバイルでは5G対応端末でも4G通信になる地域もあります。

③ 乗り換え手続きの流れ

他社から楽天モバイルへ乗り換える場合、以下の手順で手続きが必要です。

1. 現在のキャリアでMNP予約番号を取得
   （電話・アプリ・店舗で発行可能）
2. 楽天モバイルで申し込み
   （オンラインまたは店舗）
3. SIMカード・eSIMを受け取る
   （eSIMなら即日開通）
4. 回線切り替え手続きを行う
   （アプリやWebで簡単に完了）
5. APN設定を確認
   （iPhoneは不要、Androidは手動設定の場合あり）

楽天モバイルはオンラインでの申し込みが可能で、eSIMなら最短即日で乗り換え完了できます。また、楽天モバイルショップも全国に展開されており、対面でのサポートも受けられます。

④ データ移行と設定

キャリア乗り換えの際には、データ移行と各種設定の確認も重要です。

• 連絡先やアプリデータのバックアップ： Google や iCloud でのバックアップを事前に確認
• 二段階認証の再設定： キャリアメールを使用していた場合は特に注意
• メールアドレスの変更手続き： 各種サービスでのメールアドレス更新
• アプリの再設定： 特に銀行アプリなど重要なサービスの再設定確認

楽天モバイルに乗り換えた場合、Rakuten Linkの設定が通話料金に大きく影響するため、必ず初期設定で確認しましょう。

まとめ：自分に合ったキャリア選び

楽天モバイルと大手キャリア（ドコモ・au・ソフトバンク）を比較した結果、料金・通信品質・特典など、キャリアごとに強みが異なることが分かりました。
ここでは、自分に合ったキャリアの選び方を整理し、それぞれの特徴を総括します。

① 自分に合ったキャリアの選び方

どのキャリアを選ぶべきか、以下のポイントを基準に考えましょう。

楽モバ編集長

このように、自分の利用スタイルに合ったキャリアを選ぶことで、無駄な出費を抑えつつ、快適にスマホを利用できます。

② 2025年の各キャリアの最新動向

2025年4月現在の各キャリアの動向を整理すると、以下のような特徴があります。

• 楽天モバイル：・2024年6月からプラチナバンド（700MHz帯）の提供開始で電波の繋がりやすさが向上・三木谷キャンペーンや家族割の導入でさらにお得に・2024年12月に単月黒字化を達成し、2025年度は通期での黒字化を目指す
• ドコモ：・ahamoのデータ容量を20GBから30GBに増量（料金据え置き）・eximo（エクシモ）の段階性プランでの柔軟な料金設定・Disney+やAmazonPrimeなどとのセット割強化
• au：・povo2.0の柔軟なトッピング型料金の拡充・Netflixなど動画サービスとのセット割に力を入れる・5Gエリアの拡大に注力（90%以上の人口カバー率達成）
• ソフトバンク：・5G人口カバー率95%超えを達成し業界をリード・LINEMOのデータ容量を20GBから30GBに増量（料金据え置き）・PayPayとの連携強化で決済面での優位性を確保

③ 乗り換えで得られるメリットとデメリット

キャリアを乗り換えることで得られるメリット・デメリットを整理しました。

乗り換えを検討する際は、料金だけでなく、通信品質や特典、エリアのカバー率も考慮することが重要です。
楽天モバイルは、料金の安さと楽天経済圏との連携が魅力であり、コストを抑えたい人や楽天サービスをよく利用する人に最適です。一方、通信品質を最優先するならドコモ、5Gの広さを重視するならソフトバンク、エンタメサービスとの連携を求めるならauが選択肢として考えられます。

楽モバ編集長

自分の使い方や優先ポイントを明確にし、あなたに合ったキャリアを選んで快適なスマホライフを送りましょう！