私は楽天モバイルを1年以上使っていますが、「データ無制限なのになぜか遅い」と感じたことはほとんどありません。
仕事中にテザリングを使うこともありますが、Googleドキュメントの編集やZoom、Web閲覧で大きなストレスを感じたことはなく、普段は「速度制限」を意識せず使えています。
ただし、いつでも同じ速度というわけではありません。
熊本市内を移動中に「あれ、今日はちょっと重いな」と感じる瞬間が月に数回ありますし、飲み屋街が入った小さな商業施設の地下1階に降りると、電波がギリギリになることもあります。
ここで分けて考えたいのが、「データを使い切ったから遅い」のか、「混雑・電波・端末など別の理由で遅い」のかです。
Rakuten最強プランは、国内の月間データ利用量に上限を設けたプランではありません。20GBを超えたから、100GB使ったからという理由だけで一律に低速化する仕組みではありません。
一方で楽天モバイルは、混雑時など公平なサービス提供のため通信速度を制御する場合があることも公式に案内しています。
つまり、「無制限=どんな場所・時間・使い方でも常に最高速度」という意味ではありません。
この記事では、楽天モバイルを1年以上使ってきた実体験も交えながら、「速度制限」と「単なる速度低下」の違い、遅くなる原因、今すぐ試せる対処法を整理します。
先に30秒で確認
・20GBを超えた → それだけで速度制限にはなりません
・月100GB、200GB使った → 月間容量の一律上限は公表されていません
・テザリングを使った → テザリングだけの容量上限はありません
・昼休みや駅で急に遅い → 混雑や電波環境の可能性があります
・地下や建物内だけ遅い → 電波環境を確認します
・海外で2GBを超えた → 国内とは別で、最大128kbpsになります
楽天モバイルに速度制限はある?「無制限」の正しい意味
楽天モバイルの現行プラン「Rakuten最強プラン」は、国内で月間データ容量の上限を設けていません。
料金は使ったデータ量によって3段階で変わりますが、20GBを超えると月額料金が上限に達し、その後はデータ量を気にせず使える仕組みです。
一方、楽天モバイル公式では「混雑時など公平なサービス提供のため速度制御する場合あり」と案内されています。
また、ネットワークが継続的に混雑した場合や、大容量通信によってほかの利用者へのサービス提供に支障をきたすおそれがある場合などには、通信速度の制御や通信の最適化が行われることがあります。
そのため、「月間データ容量による一律の速度制限はないが、ネットワーク状況などによる速度制御はあり得る」ということです。
| 確認したいこと | 現行Rakuten最強プラン |
|---|---|
| 20GB超過後 | 国内はギガ無制限。20GB超過そのものを理由に低速化する仕組みではありません |
| 月100GB・200GB利用 | 月間データ量の一律上限は公表されていません |
| パートナー回線(国内) | 旧プランの5GB制限は撤廃されています |
| テザリング | テザリング専用の容量制限なし。ただし公平制御の対象になる場合があります |
| 混雑時 | 公平なサービス提供のため速度制御される場合があります |
| 海外ローミング | 毎月2GBまで高速通信、超過後は最大128kbps |
料金そのものを詳しく確認したい方は、楽天モバイルの料金プランとRakuten最強プランの仕組みも参考にしてください。
旧プランの「パートナー回線5GB制限」はすでに終了しています
検索すると「楽天モバイルはパートナー回線で5GBを超えると最大1Mbps」という説明が今でも出てきます。
これはRakuten UN-LIMIT VIIなど旧プラン時代の情報です。
旧プランでは、パートナー回線(au回線)の高速データ容量が月5GBまでで、超過すると最大1Mbpsになる仕組みがありました。
しかし2023年6月に始まったRakuten最強プランでは、国内パートナー回線の高速データ容量制限が撤廃されています。
現在は楽天回線と国内パートナー回線を合わせて、高速データ通信を無制限で利用できる仕組みです。
「データ高速モード」も国内では旧情報です
Rakuten最強プランへの移行に伴い、国内パートナー回線向けの「データ高速モード」「データ残容量通知」「データチャージ」は終了しています。
現在「データ高速モード」を意識する場面は主に海外ローミングです。国内で高速・低速を手動切り替えしてギガを節約する仕組みではありません。
パートナー回線の仕組みは楽天モバイルのパートナーエリアは無制限?通信制限の裏側を解説でさらに詳しく整理しています。
無制限なのに遅くなる原因は主に7つ
月間データ量を使い切ったわけではないのに遅い場合、原因は別のところにあります。
楽天モバイルに限らず、モバイル通信の速度は基地局の混雑、建物、端末、設定など複数の条件で変わります。
確認したいのは次の7つです。
原因① 混雑時の速度制御・基地局の混雑
考えられる原因のひとつが、利用者の集中です。
楽天モバイルは公式に、混雑時など公平なサービス提供のため速度制御を行う場合があると明記しています。
これは「20GB使った人は遅くする」といった月間容量による制限とは別物です。
同じ基地局を利用する人が一時的に増えれば、1人あたりが使える通信容量が小さくなり、体感速度が低下することがあります。
たとえば次のような場面です。
📝 筆者の実体験
私が「遅くなった」と感じる瞬間は、熊本市内を移動中の昼頃が多いです。
ただし、同じ時間帯に友人のauやSoftBankのスマホも重く感じることがあり、楽天だけが特別に遅いと感じる状況ばかりではありません。
人が多い場所では、混雑の影響も考えるようにしています。
数分〜数十分で元に戻る、場所を少し移動すると改善するという場合は、データ容量による速度制限より混雑の可能性を考える方が自然です。
原因② 屋内・地下・建物の奥で電波が弱くなっている
楽天モバイルの自社4G回線では1.7GHz帯が広く使われています。
楽天モバイルは2024年6月27日から700MHz帯の「プラチナバンド」も商用サービスを開始していますが、プラチナバンドが始まったからといって全国すべての建物内や地下が一斉に改善されるわけではありません。
楽天モバイル公式のエリア案内でも、高速データ無制限エリア内であっても、地下・屋内・大きな商業ビル内などでは電波状況によって通信速度が変化する場合があると案内されています。
特に気をつけたいのは次のような場所です。
📝 筆者の実体験
熊本で地下1階の飲み屋街が入っているような小さな商業施設に行くと、電波が「ギリギリ」になることがあります。
完全に圏外になるほどではありませんが、動画を見るには少し厳しいな、という感覚です。
地上に出るとすぐ回復するので、私の場合は速度制限ではなく建物・電波環境の影響だと判断できます。
楽天モバイルは700MHz帯の基地局整備に加えて、地下駅や地下街などの通信環境改善も進めています。
ただ、「エリアマップに色が付いている=建物のどこでも同じ品質」という意味ではありません。
自宅や建物内での圏外対策は楽天モバイルの圏外対策とプラチナバンド対応エリアの見方で詳しく解説しています。
原因③ パートナー回線・楽天回線を含め、その場所の回線状況が良くない
楽天回線だけではカバーしにくい一部エリアでは、KDDIのauネットワークを利用したパートナー回線が提供されています。
端末やエリアの状況に応じて利用するネットワークが変わるため、ユーザーが毎回手動で回線を選ぶ必要はありません。
ただし、「パートナー回線だから必ず遅い」「楽天回線なら必ず速い」と単純には判断できません。
実際の通信速度は、その場所の電波、基地局の混雑、端末などによって変わります。
📝 筆者の実体験
正直に言うと、私は普段使っていて「今パートナー回線なのか」をほとんど意識していません。
通常利用で回線の違いを気にする場面が少なく、それくらい普段は普通に使えています。
なお、KDDIが公表している楽天モバイル向けローミング提供期間は、現時点では2026年9月30日までです。
さらなる延長については両社協議のうえ決定するとされています。
2026年9月以降の状況については、古い記事で判断せず最新の公式発表を確認する必要があります。
原因④ 4Gと5Gの境目・弱い5Gをつかんでいる
「5Gと表示されているのに遅い」ということもあります。
5Gの表示があるだけで、必ず4Gより速くなるとは限りません。
5Gエリアの端や建物内などで5G電波が弱い場合、4Gと5Gの切り替えが頻繁になり、通信が不安定に感じることがあります。
逆に4Gに接続した方が安定する場所もあります。
急に遅くなったときは端末のネットワーク設定を確認し、5Gのオン・オフを切り替えて変化を見るのも原因を探る方法のひとつです。
端末によって設定名が異なるため、「5Gのみ」など特定の通信方式へ不用意に固定するより、標準の自動設定へ戻して試す方が安全です。
楽天モバイルの5Gエリアについては楽天モバイル5Gエリアの確認方法も参考にしてください。
原因⑤ APN・古い構成プロファイルなど端末設定の問題
乗り換え直後や他社で購入したAndroidを利用している場合は、回線そのものではなくAPN設定が原因の場合があります。
特に注意したいのが、旧楽天モバイル(ドコモ回線・au回線)や他社MVNOで利用していた設定をそのまま使っているケースです。
現行の楽天回線で、手動APN設定が必要な場合の公式APNは「rakuten.jp」です。
「rmobile.jp」ではありません。
| 項目 | 楽天モバイル公式の設定値 |
|---|---|
| APN名 | 楽天(rakuten.jp) |
| APN | rakuten.jp |
| MCC | 440 |
| MNC | 11 |
| APNタイプ | default,supl ※テザリングできない場合はdun追加を案内 |
| APNプロトコル | IPv4/IPv6 |
楽天回線対応製品で「APN自動設定」に対応している端末なら、手動APN設定は不要です。
iPhoneでも通常はキャリア設定によって利用できますが、以前使っていたMVNOなどのAPN構成プロファイルが残っている場合は削除が必要になるケースがあります。
APNを詳しく確認したい方は楽天モバイルのAPN設定方法|iPhone・Androidの確認順をご覧ください。
原因⑥ 楽天回線への対応状況が十分ではない端末を使っている
SIMフリーだからといって、すべてのスマホで楽天モバイルの全機能が保証されるわけではありません。
楽天モバイルは「楽天回線対応製品」を公開しており、端末ごとに利用できる機能を確認できます。
特に他社で購入したAndroid、海外モデル、古い端末などを持ち込む場合は、楽天回線への対応状況を確認しておいた方がいいです。
また、楽天モバイルの700MHz帯(プラチナバンド)を利用するには、端末側も対応している必要があります。
最近の対応状況は楽天モバイル対応機種一覧と700MHz(Band 28)の見分け方で整理しています。
原因⑦ 通信障害・基地局側の一時的なトラブル
昨日まで同じ場所で普通に使えていたのに、急にほとんど通信できなくなった場合は、端末だけでなく通信障害や基地局側の問題も確認します。
このケースでは端末を何度設定し直しても改善しません。
楽天モバイル公式の障害情報を確認し、自分の地域で障害やメンテナンスが発生していないかを見る方が先です。
「アンテナは立っているのに通信できない」「家族の楽天モバイルも同時に使えない」といった場合は特に、回線側の問題も考えられます。
圏外・通信不能を原因別に切り分けたい場合は楽天モバイルがつながらない時の改善策も参考にしてください。
「20GB・100GB・1日10GBで速度制限」はどう考えればいい?
楽天モバイルの速度制限を検索すると、「20GB」「100GB」「1日10GB」という数字がよく出てきます。
ここは古い情報と現在のルールを混ぜないことが大切です。
20GBを超えても速度は落ちません
Rakuten最強プランの通常料金は次の3段階です。
| データ利用量 | 月額(税込) | 20GB超過による速度制限 |
|---|---|---|
| 〜3GB | 1,078円 | なし |
| 3GB超〜20GB | 2,178円 | なし |
| 20GB超〜無制限 | 3,278円 | なし |
20GBを超えると変わるのは通信速度ではなく、月額料金が上限の3,278円に達する点です。
その後は国内データを使うたびに追加料金が加算される仕組みでもありません。
「月100GBを超えたら遅くなる」という固定ルールも公表されていません
現在のRakuten最強プラン公式情報では、「月100GB」「月200GB」といった月間データ量を超えた時点で自動的に最大○Mbpsへ制限する、といった固定閾値は公表されていません。
ただし、大容量通信をどんな状況でも一切制御しないという意味でもありません。
公平なサービス提供やネットワーク混雑への対応として通信速度の制御・通信の最適化が行われる場合があります。
そのため「100GBまで絶対無制限」「500GBでも絶対速度は落ちない」といった、公式が保証していない断定は避けた方がよいでしょう。
「1日10GB制限」は現在の公式ルールとして案内されていません
「楽天モバイル 1日10GB」と検索すると過去の検証記事や古い情報が見つかります。
しかし、現在のRakuten最強プラン公式情報では「1日10GBを超えたら翌日まで○Mbps」といった固定の日次制限は案内されていません。
現在確認すべきなのは、古い数字ではなく「混雑時など公平なサービス提供のため速度制御する場合がある」という現行ルールです。
テザリングも無制限?仕事で使った実体験
楽天モバイルのテザリングは追加料金なしで利用でき、テザリング専用の月間データ容量上限も設けられていません。
Rakuten最強プランの国内データ通信をスマホだけでなくPCやタブレットでも共有できます。
一方、楽天モバイル公式FAQでは、テザリングに制限はないとしつつ、公平なサービス提供のため通信速度の制御や、大容量通信によって他の利用者へのサービス提供に支障をきたすおそれがある場合のファイルサイズ圧縮などを行う場合があると案内しています。
つまり、「テザリングは○GBまで」という別枠制限はないものの、ネットワーク全体の公平制御まで対象外になるわけではありません。
📝 筆者の実体験
仕事中にカフェや外出先でテザリングをよく使いますが、遅いと感じたことは正直ほとんどありません。
Googleドキュメントの編集、Zoom、Web検索、軽い動画視聴程度なら普通に使えています。
私の環境では「テザリングだから急に遅くなる」という感覚はありません。
テザリングをメイン回線代わりに使いたい方は、楽天モバイルのテザリング正直レビュー|速度・制限・実体験まとめも合わせて確認してください。
楽天モバイルが遅いときの対処法7ステップ
「無制限だから速度制限ではない」と分かっても、実際に通信できなければ困ります。
私は、設定をいきなり大きく変えず、簡単でリスクの少ないものから順番に試すようにしています。
対処法① 機内モードをオン→オフして電波をつかみ直す
手軽に試せる方法です。
機内モードをオンにするとモバイル通信が一度切断され、オフに戻すことでネットワークへ再接続します。
「アンテナはあるのに通信できない」「移動したあと急に遅くなった」といったときは、これだけで改善する場合があります。
対処法② スマホを再起動する
機内モードで変わらなければ、スマホを再起動します。
通信機能だけでなく、OSやバックグラウンドアプリも一度リセットできるため、「通信が遅いと思ったら実はスマホ自体が重かった」というケースの切り分けにもなります。
楽天モバイル公式のトラブルシューティングでも、再起動やWi-Fi・機内モード・モバイルデータ通信のON/OFFなどが案内されています。
対処法③ 場所を少し変える・窓際や地上へ移動する
地下・ビルの奥・大型商業施設などで遅い場合は、設定を変える前に場所を移してみます。
数十メートル移動するだけ、地下から地上へ出るだけ、建物の奥から窓際へ移動するだけで通信状態が変わることがあります。
📝 筆者の実体験
地下の飲み屋街で電波が弱くなったときは、階段を上がって地上へ出ればすぐ回復します。
以前なら「楽天モバイルに速度制限がかかった?」と思っていましたが、地上に出るだけで戻るなら原因はほぼ電波環境だと切り分けられます。
対処法④ 5G・4Gの設定を確認する
5Gと4Gの境目で通信が不安定な場合は、ネットワーク設定も確認します。
端末によって「5Gオート」「5G優先」「4G/5G自動」など表記が異なります。
メーカー標準の自動設定に戻し、それでも5G接続時だけ不安定なら5Gを一時的にオフにして4Gで改善するか確認すると、原因を切り分けやすくなります。
設定項目をよく分からないまま「5Gのみ」「4Gのみ」へ固定するのはおすすめしません。
元の設定を覚えてから変更してください。
対処法⑤ 楽天モバイル公式の障害情報・エリア情報を見る
同じ場所で急に遅くなり、再起動しても変化がない場合は公式情報を確認します。
特に、家族など周囲の楽天モバイル利用者も同時に通信できない場合は、端末個別の問題より障害や基地局側のトラブルを考えた方が効率的です。
また、エリア内であっても屋内や地下では通信状況が違うため、自宅だけでなく職場・駅・よく行く施設まで確認しておくと契約後のギャップを減らせます。
楽天モバイルの対応エリア確認方法と屋内・地下の見方も参考にしてください。
対処法⑥ APN・端末対応状況を確認する
乗り換え直後からずっと遅い、SIMを入れ替えてから通信がおかしいという場合はAPNや端末対応状況を確認します。
特にAndroidでは、他社のAPNが選択されたままになっていないか確認します。
手動設定が必要な端末であれば、APNは「rakuten.jp」です。
iPhoneでは古いMVNOのAPN構成プロファイルが残っていないか、キャリア設定が更新されているかも確認します。
なお、楽天回線対応製品ではAPNが自動設定される端末も多いため、むやみに手入力しないことも大切です。
対処法⑦ 特定の場所だけ弱いなら電波改善・調査依頼を出す
自宅や職場など、同じ場所で毎日のように通信が弱いなら、楽天モバイルの「電波改善・調査依頼」を利用できます。
楽天モバイル公式には日本国内向けの専用フォームが用意されています。
調査結果や利用環境によって改善方法が提案され、屋内の電波環境ではRakuten Casaが選択肢になる場合もあります。
Rakuten Casaは、自宅のインターネット回線に接続して屋内に小さな楽天回線エリアを作る小型基地局です。
ただし、誰でも無条件で設置できるわけではなく、個人利用では申し込み前に電波改善の調査依頼が必要です。
⚠ Rakuten Casaは「速度アップ機器」ではありません
Rakuten Casaは主に屋内の楽天回線電波を改善するための小型基地局です。
接続先のインターネット回線自体が遅い場合、その回線以上の速度になるわけではありません。
詳しい条件はRakuten Casa(楽天カーサ)の条件・使い方・注意点で確認できます。
楽天モバイルの詳細を見る >
「速度制限」か「電波が悪い」のかを見分ける方法
「遅い」と感じたときは、感覚だけでなく場所・時間・速度をセットで見ると原因を切り分けやすくなります。
| 症状 | 考えやすい原因 |
|---|---|
| 地下へ入った瞬間に遅くなった | 電波環境 |
| 昼休みだけ遅い | 基地局・ネットワーク混雑 |
| 移動したあと通信できなくなった | ネットワーク再接続の問題 |
| 乗り換え直後からずっと通信がおかしい | APN・構成プロファイル・端末対応 |
| 家族の楽天モバイルも同時に使えない | 障害・基地局側の問題 |
| 20GBを超えた直後にたまたま遅くなった | 20GB超過による一律制限ではないため、混雑・電波・端末などを確認 |
楽天モバイルの速度そのものを実測データと合わせて見たい場合は、楽天モバイルの通信速度を1年使った体感と実測データで検証した記事も参考になります。
さらに原因別の改善方法を詳しく知りたい場合は楽天モバイルが遅いときの速度改善テクニックもまとめています。
自分の通信速度を確認する方法
「何となく遅い」という感覚だけでは原因を判断しにくいため、一度速度を測って数字で確認すると分かりやすくなります。
my 楽天モバイルには「通信速度測定」の機能があり、受信・送信速度を確認できます。
Wi-Fiにつながっているとモバイル回線ではなくWi-Fi側の速度を測ってしまうため、楽天モバイル回線を確認したい場合はWi-Fiをオフにしてから測定します。
同じ場所で時間を変えて2〜3回測ると、原因を切り分けやすくなります。
利用シーン別の速度は「数字だけ」で判断しなくてOK
必要な速度は使うサービス、画質、同時接続台数などで変わります。
そのため、速度測定で100Mbpsを下回ったからといって「楽天モバイルは遅い」と判断する必要はありません。
日常利用では、WebやSNSが問題なく開くか、動画が途中で止まらないか、Zoomなどで音声が途切れないかといった実際の使い勝手の方が大切です。
| 利用シーン | 見るポイント |
|---|---|
| LINE・メール | テキストが遅延なく送受信できるか |
| Web・SNS | 画像や動画の読み込みで頻繁に止まらないか |
| YouTubeなど動画 | 利用する画質でバッファリングが続かないか |
| Zoom・ビデオ会議 | 速度だけでなくPingや通信の安定性も重要 |
| テザリング | PC側で安定して通信できるか。同時接続台数も影響 |
📝 筆者の実体験
カフェでテザリングしながらZoomを使うことがありますが、画質が荒くなったり音声が途切れたりした経験はほぼありません。
楽天モバイルがメインのテザリング回線として普通に機能しています。
「格安SIMだから遅いはず」という先入観を持って使い始めましたが、1年以上使った現在も、普段使いではそれほど気にならないというのが正直な感想です。
楽天モバイルの速度面で向いている人・注意したい人
楽天モバイルを1年以上使って感じるのは、平均速度だけを見るより「自分が実際にスマホを使う場所と相性がいいか」で判断した方が失敗しにくいということです。
速度面で向いている人
契約前に電波をよく確認した方がいい人
📝 筆者の実体験
私は熊本市内の地上移動がメインで、仕事ではテザリングもよく使います。
この使い方では楽天モバイルがかなり合っています。
地下に降りると若干不安になる瞬間はありますが、地下で腰を落ち着けて仕事をすることはほとんどないため、私の場合は大きな支障になっていません。
逆に、毎日の職場が地下だったり、通信必須の場所で楽天だけ電波が弱かったりするなら、料金が安くても満足度は下がると思います。
月額3,278円(税込)で国内データをたくさん使えるメリットは大きいですが、最後は「自分の生活圏で使えるか」で判断するのが一番だと感じています。
よくある質問(FAQ)
Q. 楽天モバイルは本当にデータ無制限ですか?
Rakuten最強プランは、国内では月間データ利用量の上限を設けていません。
20GBを超えると通常料金は月額3,278円(税込)に達し、その後も国内データを利用できます。
ただし、混雑時など公平なサービス提供のため速度制御が行われる場合があります。
「容量上限がない」ことと「どんな状況でも通信速度が一切制御されない」ことは別です。
Q. 20GBを超えると遅くなりますか?
20GB超過そのものを理由に速度が低下する仕組みではありません。
20GBを超えると月額料金が3,278円(税込)に達するだけです。
もし20GBを超えたタイミングで遅く感じても、混雑、電波環境、端末、障害など別の原因を確認してください。
Q. 100GBを超えると速度制限されますか?
現在のRakuten最強プランでは、「月100GBで最大○Mbps」といった固定の月間制限は公式に案内されていません。
ただし、公平なサービス提供やネットワーク混雑などによる通信速度の制御が行われる場合はあります。
そのため「100GBを超えてもどんな使い方でも絶対に制御されない」とまでは言えません。
Q. 1日10GBの速度制限はありますか?
現在の公式情報では「1日10GBを超えると翌日まで○Mbps」といった固定の日次制限は案内されていません。
ネット上には過去のプランや古い検証情報も残っているため、更新日と対象プランを確認してください。
Q. テザリングも無制限ですか?
テザリング専用の月間データ容量上限はありません。
追加料金や専用オプションの申し込みも不要です。
ただし、テザリングだから公平制御の対象外になるわけではありません。
大容量通信などで他の利用者へのサービス提供に支障をきたすおそれがある場合には、速度制御などが行われる可能性があります。
Q. パートナー回線でも無制限ですか?
Rakuten最強プランでは、旧プランにあった国内パートナー回線の月5GB制限は撤廃されています。
国内パートナー回線も高速データ無制限の対象です。
なお、KDDIが現在公表している楽天モバイル向けローミング提供期間は2026年9月30日までです。
その後については最新の公式情報を確認してください。
Q. 地下でつながりにくいのは速度制限ですか?
地下に入った瞬間だけ遅くなり、地上へ出ると回復するなら、速度制限より電波環境の可能性が高いです。
楽天モバイル公式も、高速データ無制限エリア内であっても地下・屋内・大型商業施設などでは通信速度が変化する場合があると案内しています。
700MHz帯のプラチナバンドや基地局整備によって改善は続いていますが、全国すべての地下・屋内が同じ品質になったわけではありません。
Q. データ高速モードをオンにすると速くなりますか?
国内利用では必要ありません。
Rakuten最強プランへの移行時に、国内パートナー回線向けのデータ高速モードは終了しています。
現在のデータ高速モードは主に海外ローミング時の高速データ利用を管理するためのものです。
国内で「オフにしてギガを節約する」「オンに戻せば楽天回線が速くなる」という旧プランの説明は、現行プランには当てはまりません。
Q. 海外でも無制限ですか?
海外ローミングは国内と同じ無制限ではありません。
対象の国と地域では毎月2GBまで高速データ通信を利用でき、2GB超過後は最大128kbpsになります。
海外で使う予定がある方は楽天モバイルの海外ローミング設定と2GB超過後の注意点を事前に確認してください。
Q. 遅いとき最初に何をすればいいですか?
最初は機内モードのON→OFFを試します。
それでも変わらなければスマホを再起動し、次に場所を変えて確認します。
この3つで変化があるかを見るだけでも、「回線のつかみ直し」「端末」「電波環境」のどこに原因がありそうか切り分けやすくなります。
その後、障害情報、5G/4G設定、APN、対応端末を確認していきます。
楽天モバイルの最新プランを確認する >
まとめ|「無制限」と「常に最高速度」は別。遅いときは原因を順番に切り分ける
この記事のまとめ
楽天モバイルのRakuten最強プランは、国内の月間データ利用量に上限を設けていません。
20GBを超えたことを理由に低速化する仕組みではなく、旧プランにあった国内パートナー回線5GB制限も撤廃されています。
ただし、楽天モバイル公式は混雑時など公平なサービス提供のため速度制御を行う場合があると案内しています。
「データ容量無制限」と「どんな場所でも常に最高速度」は同じ意味ではありません。
遅く感じたときは、混雑、屋内・地下の電波、4G/5G、端末、APN、障害を順番に確認してみてください。
機内モードをON→OFFし、再起動、場所移動まで試す。
それでも改善しない場合に障害情報、エリア、端末対応、APN設定を確認すると、必要のない設定変更を減らせます。
私自身、熊本で1年以上使ってきて、地上での普段使いや仕事中のテザリングにはほぼ不満がありません。
一方で地下の小さな商業施設では電波が弱くなることもあります。
楽天モバイルが合うかどうかは、平均速度より「自宅・職場・通勤ルート・よく行く施設で使えるか」で判断するのが一番現実的だと思っています。




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