楽天モバイルに申し込もうと思って公式サイトを開くと、最初にぶつかるのが「端末セットにするか、SIMだけにするか」の選択肢です。
正直、この段階で迷って手が止まる人は多いと思います。
「スマホを一緒に買ったほうがポイントで得する気がするけど、今のスマホまだ使えるし…」
「SIMだけのほうがラクそうだけど、キャンペーンって端末買わないと損するの?」
結論から言うと、スマホを買い替えたい人は端末セット、今のスマホがそのまま使える人はSIMのみが基本の選び方です。
どちらを選んでも回線プラン(Rakuten最強プラン)の料金は同じ。
違いが出るのは「端末代」と「キャンペーンの取り方」と「初期設定の手間」だけです。
この記事では、端末セットとSIMのみを「お金」「手間」「失敗しやすさ」の3軸でやさしく比較します。
さらに、筆者自身の乗り換え体験や、大手3キャリアとの比較、よくある失敗パターンまでまとめたので、申し込み前の判断材料にしてください。
この記事でわかること
・端末セットとSIMのみの違いと、それぞれのメリット・デメリット
・キャンペーンの内訳と「どっちのほうが得か」の判断基準
・大手3キャリアとの比較表で見える楽天モバイルの立ち位置
・申し込みを失敗しないステップ1〜5の手順
・iPhone/Androidの対応確認とデータ移行の注意点
・筆者がSIMのみを選んだ理由と、実際の月額・使用感
端末セットとSIMのみ、そもそも何が違う?

まず前提として、楽天モバイルはどちらを選んでも回線の料金は同じです。
3GBまで1,078円、20GBまで2,178円、無制限でも3,278円(税込)。
この段階制のプランは、端末セットでもSIMのみでも変わりません。
端末セットは、楽天モバイルでスマホ本体を購入しながら回線契約をする方法です。
端末購入が条件のポイント還元が上乗せされることが多く、買い替えのタイミングで申し込む人に向いています。
「買い替え超トクプログラム」を使えば、48回払いで条件を満たして返却した場合に支払い負担が軽くなる仕組みもあります。
SIMのみは、スマホ本体を買わずにSIM(またはeSIM)だけ契約する方法です。
端末代がかからないので、初期コストがいちばん低く済みます。
ただし、手持ちの端末が楽天回線に対応しているかを自分で確認する必要があります。
ここがポイント
端末セットは「キャンペーンをフル取り」しやすい反面、条件を読み違えると損をしやすいです。
SIMのみは「ラクで安い」反面、端末の相性確認を飛ばすと通信が不安定になりやすいです。
どちらも「事前確認」がすべてを左右します。
端末セットが得になる人はこんなタイプ

端末セットが合うのは、シンプルにスマホの買い替え時期がちょうど来ている人です。
楽天モバイルは端末購入時のポイント還元が手厚く、乗り換え(MNP)+対象端末購入で最大数万円相当のポイントがもらえるキャンペーンがよく開催されています。
Android端末なら、対象機種によっては一括1円で購入できるケースもあります。
iPhoneも「買い替え超トクプログラム」を使えば、48回払いの25カ月目以降に端末を返却することで、残りの支払いが不要になる仕組みがあります。
ただし注意点もあります。
キャンペーンは「エントリー必須」「対象機種限定」「楽天カード払い限定」など条件が細かく、見落とすとポイントがゼロになることも。
申し込み前に、公式のキャンペーンページで適用条件・ポイント付与時期・併用不可のキャンペーンを必ず確認してください。
端末セットのメリットとデメリット
| ✅ メリット | ▲ デメリット |
|---|---|
| 端末購入キャンペーンでポイント還元が大きい | 端末代がかかるため、支払い総額は大きく見える |
| 買い替え超トクプログラムで負担を軽減できる | 楽天カードが必要など、プログラムの条件が細かい |
| 同時購入端末なら初期設定がスムーズ | エントリー忘れ・条件見落としで還元ゼロのリスク |
機種変更のタイミングを逃したくない人は、こちらの記事もどうぞ。
楽天モバイルの機種変更ガイド|おすすめ端末&お得に買う方法
SIMのみが得になる人はこんなタイプ

SIMのみが合うのは、今使っているスマホがまだ使える人。
端末代がゼロなので、初期コストは事務手数料すらかからず、ほぼ無料で始められます。
eSIMを選べば、SIMカードの郵送待ちもなく、最短で当日中に開通できるケースもあります。
また、中古で買った端末や家族のおさがりでも、楽天モバイルの動作確認が通っていれば使えるので、端末選びの自由度が高いのもメリットです。
デメリットは「自分で端末の対応を確認する必要がある」こと。
楽天モバイル公式の「動作確認済み端末一覧」を見ずに申し込むと、「SIMを入れたのにつながらない」「APN設定がわからない」というトラブルに発展しやすいです。
筆者の場合|SIMのみを選んだ理由
私自身は、SIMのみで申し込みました。
もともとスマホが好きで、いわゆる「白ロム」(本体だけの中古端末)を買ったり売ったりしてきた経験があり、これまでに50台以上は触ってきています。
だから「SIMを入れ替えれば使える」という感覚が体に染みついていて、端末セットにする理由がありませんでした。
手持ちの端末が楽天回線に対応していると分かっていたので、迷いはほぼゼロでした。
SIMのみのメリットとデメリット
| ✅ メリット | ▲ デメリット |
|---|---|
| 端末代ゼロ。初期コストがほぼかからない | 端末の対応確認を自分でやる必要がある |
| eSIMなら最短即日で開通できる場合がある | 端末購入が条件のキャンペーンは使えない |
| 好きな端末を自由に選べる(中古・おさがりもOK) | APN設定など初期設定でつまずく人がいる |
手持ちのスマホを使う場合は、SIMロックの確認を先に済ませておくと安心です。
楽天モバイルのSIMロック解除は必要?他社スマホをそのまま使う方法
大手3キャリアと正直に比較する

「楽天が安いのはわかったけど、大手と比べてちゃんと使えるの?」と不安になるのは当然です。
ここでは、初心者でも迷わないようにポイントを絞って比べます。
| 比較項目 | 楽天モバイル | ドコモ | au | ソフトバンク |
|---|---|---|---|---|
| 無制限帯の月額 | 3,278円(段階制で使わない月は安い) | eximo:7,315円(割引前) | 使い放題MAX:7,238円(割引前) | メリハリ無制限+:7,425円(割引前) |
| 国内通話 | Rakuten Linkで0円(一部対象外番号あり) | かけ放題オプション月1,980円 | かけ放題オプション月1,980円 | かけ放題オプション月1,980円 |
| 光回線セット割 | 毎月1,000pt還元+SPU | 家族1人ごと最大1,100円引き | 家族1人ごと最大1,100円引き | 家族1人ごと最大1,100円引き |
| 家族割 | 1人月110円引き(最大20回線) | 3回線以上で1人1,100円引き | 3回線以上で1人1,100円引き | 3回線以上で1人1,210円引き |
| 海外利用 | 月2GBまで無料枠あり | 海外パス(時間制課金) | 海外放題(時間制課金) | 海外あんしん定額 |
| 店舗サポート | 楽天モバイルショップあり | 全国規模のショップ網 | 全国規模のショップ網 | 全国規模のショップ網 |
大手キャリアは「家族3回線以上のセット割」で真価を発揮します。
4人家族で全員ドコモなら、月4,400円引きになる計算なので、ここは正直強いです。
一方で楽天モバイルは、1人暮らしや少人数世帯でも最初から安いのが特徴です。
割引を組まなくても無制限3,278円、しかもRakuten Linkで通話も無料。
大手キャリアのかけ放題オプション(月1,980円)をつけると、月額は9,000円近くなることもあります。
それが楽天モバイルなら、データ無制限+通話無料で3,278円。
「セット割がなくても安い」のが楽天の武器です。
ただし、店舗サポートの手厚さでは大手3キャリアに分があります。
楽天モバイルショップの数は年々増えていますが、ドコモ・au・ソフトバンクほどの全国網はまだありません。
「設定も故障対応も全部お店でやってほしい」という人は、その点も判断材料に入れてください。
筆者の場合|ソフトバンクから乗り換えて毎月2,000円浮いた
乗り換え前はソフトバンクを使っていて、月々だいたい4,500円くらい払っていました。
楽天モバイルに変えてからは、たくさん使う月でも3,278円、少ない月は2,000円ちょっと。
毎月およそ2,000円、年間で約24,000円浮いている計算です。
派手な金額ではないかもしれませんが、「何もしなくても毎月2,000円浮く」のは、地味に家計に効きます。
大手キャリアからの乗り換え手順をもっと詳しく知りたい方はこちら。
ドコモ・au・ソフトバンクから楽天モバイルへの乗り換え完全ガイド
キャンペーンの取り方で損しない方法

楽天モバイルのキャンペーンは種類が多くて「結局どれが使えるの?」となりがちです。
ここでは端末セットとSIMのみで使えるキャンペーンを整理して、初心者でも迷わないようにします。
| キャンペーン | 端末セット | SIMのみ | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 初めてお申し込み特典 | 対象 | 対象 | MNPと新規でポイント数が異なる。エントリー必要な場合あり |
| 紹介キャンペーン | 対象 | 対象 | MNPで最大13,000pt。ポイント受取手順を忘れずに |
| 端末購入キャンペーン(Android) | 対象(大きめ還元) | 対象外 | 対象機種・在庫・期間で変動。1円端末の場合もあり |
| iPhone購入キャンペーン | 対象(最大数万円相当) | 対象外 | 楽天カード48回払い限定の場合あり。下取り条件が絡むことも |
| 最強おうちプログラム | 併用可 | 併用可 | 楽天ひかり or Rakuten Turbo初回契約が条件 |
表の通り、SIMのみでも「初めてお申し込み特典」「紹介キャンペーン」は使えます。
端末を買わなくても数千〜1万ポイントのリターンは狙えるので、「SIMのみ=キャンペーンなし」ではありません。
一方で、端末購入系のキャンペーンは当然ながら端末セット限定。
特にiPhoneの乗り換え割引は金額が大きいので、iPhoneを買い替えるなら端末セットで申し込むのが断然有利です。
迷ったときの判断基準
スマホを買い替える予定がない → SIMのみ+紹介キャンペーン+初めてお申し込み特典
スマホを買い替えたい → 端末セット+端末購入特典+紹介キャンペーン
迷っている → まずSIMのみで始めて、必要になったら端末を買い足す(これもアリ)
申し込み手順を5ステップで迷わず進める

筆者の場合|店舗申し込みが想像以上にラクだった
私は楽天モバイルショップで申し込みました。
最初はフラッと下見に行っただけだったんですが、そのときに対応してくれたスタッフさんがすごく丁寧で、「この人にお願いしたい」と思って指名で予約を取りました。
当日はSIMの移行からデータ移行まで、目の前で一緒にやってくれて、ゼロから全部説明してもらえました。
正直、自分は端末に詳しいほうですが、それでもプロに横についてもらえる安心感は全然違います。
初心者の方ほど、事前に店舗へ一度足を運んで「相性のいいスタッフ」を見つけておくのはおすすめです。
端末セットの場合(ステップ1〜5)
ステップ1:公式サイトの「製品」ページから欲しいスマホを選ぶ。
ステップ2:購入方法(一括/分割/買い替え超トクプログラム)を選ぶ。
ステップ3:同時に「Rakuten最強プラン」を申し込む。キャンペーンのエントリーも忘れずに。
ステップ4:本人確認と支払い方法を登録する。
ステップ5:端末が届いたらSIM/eSIMを設定して開通。
SIMのみの場合(ステップ1〜5)
ステップ1:手持ち端末が使えるか「動作確認済み端末一覧」でチェックする。
ステップ2:SIMカードかeSIMかを決めて「Rakuten最強プラン」を申し込む。
ステップ3:本人確認と支払い方法を登録する。
ステップ4:SIMが届いたら挿入、eSIMはQRコード読み込みなどで設定。
ステップ5:開通後、my楽天モバイルでデータ量と通話設定を確認。
MNP乗り換えの手順に不安がある方は、こちらを見ながらやると迷いません。
楽天モバイルMNP乗り換え完全ガイド|ワンストップ手順
iPhone・Androidの対応確認とデータ移行

SIMのみで失敗しやすいのが「端末はあるのに電波が弱い」「APN設定がわからない」「データ移行に失敗した」の3つです。
先に押さえておけば、契約後のストレスが激減します。
iPhoneの場合
iPhone 6s以降なら基本的に対応していますが、プラチナバンド(Band 28)をフル活用するにはiPhone 12以降が目安。
eSIMを使いたい場合は対応機種かの確認を忘れずに。
データ移行は「クイックスタート」か「iCloudバックアップ」がいちばん確実です。
LINEの引き継ぎだけは別途必要なので、トーク履歴のバックアップを事前にやっておいてください。
Androidの場合
Androidはメーカーや型番で対応状況がバラバラです。
楽天モバイル公式の「動作確認済み端末一覧」に載っているか、必ず事前にチェックしてください。
データ移行は「Googleバックアップ」が基本。
GalaxyならSmart Switch、XperiaならXperia Transfer 2など、メーカー専用の移行アプリも使えます。
eSIMで申し込む予定の方は、先にこちらを読んでおくとスムーズです。
楽天モバイルのeSIM設定方法|対応端末&QRコード読み取り手順
使ってみてどうだった?実際の月額と通話品質
スペック表だけ見ても「本当に大丈夫?」は解消しないと思うので、ここからは筆者の実体験をそのまま書きます。
筆者の場合|毎月100GB以上使っても3,278円
私は長距離の車移動が多いので、車内でAmazon Fire TV Stickをスマホのテザリングにつないで、YouTubeやAmazonプライムを流しっぱなしにしています。
その結果、毎月100GB以上は確実に使っています。
それでも月額は3,278円(税込)で頭打ち。
あまり使わない月は2,000円ちょっとで済むこともあります。
山間部やトンネルに入ると電波が弱くなることはありますが、走っている分にはストリーミングが途切れることもなく、快適に使えています。
筆者の場合|通話品質は「最低限」はある
Rakuten Linkの通話品質は、正直に言うと「めちゃくちゃ良い」とは言えません。
ただ、普段の電話には支障がないレベルで、日常的に困ったことはありません。
仕事で重要な電話をたくさんする人は気になるかもしれませんが、日常使いなら十分です。
無料で通話できるという点を考えれば、個人的にはこの品質で文句はないです。
通話品質をもっと詳しく知りたい方は、対応エリアの情報もあわせて確認してみてください。
楽天モバイルの対応エリアと通信品質を徹底検証
結局どっち?向いている人を整理する
ここまで読んでも「で、自分はどっち?」と迷っている方のために、向き不向きをまとめます。
判断に迷ったら「今のスマホ、あと1年使えそう?」と自問してみてください。
「使える」ならSIMのみ。「正直キツい」なら端末セット。
シンプルにそれだけで、ほとんどの人は答えが出ます。
ありがちな失敗パターンと防ぎ方
申し込み自体は難しくないのに、「思ったより得しなかった」「つながらなかった」という声は一定数あります。
ほとんどの失敗はパターン化されているので、先に知っておけば簡単に防げます。
| ❌ やりがちな失敗 | ✅ こうすれば防げる |
|---|---|
| キャンペーンのエントリーをせずに申し込んだ | 「申し込む前にエントリー」を鉄則にする。あとからは遡れない |
| SIMのみで申し込んだが、端末が非対応だった | 公式の「動作確認済み端末一覧」で事前チェック。対応バンドも確認 |
| 買い替え超トクプログラムの条件を読み飛ばした | 楽天カード必須・返却時の端末状態条件を事前に把握する |
| ポイント付与が数カ月後と知らず焦った | 付与は申込の2〜4カ月後が目安。公式で進呈スケジュールを確認 |
| APN設定ができず、ネットがつながらない | iPhoneはiOS最新化で自動設定が多い。Androidは公式APN設定ガイドを参照 |
共通しているのは「事前に確認するだけで防げる」ということ。
特にキャンペーンのエントリーと端末の動作確認は、申し込む前の5分で済む話です。
よくある質問(FAQ)
ただし「初めてお申し込み」が条件のキャンペーンは最初の1回しか使えないので、端末購入キャンペーンとの組み合わせは契約タイミングで確認してください。
Androidは機種によって手動設定が必要な場合があるので、楽天モバイル公式の「APN設定ガイド」を参考にしてください。
「2年ごとに端末を新しくしたい人」には合いますが、「同じスマホを長く使いたい人」は通常の一括・分割のほうが総額で安くなることがあります。
楽天カードでの支払いが必須条件なので、持っていない場合は先に作っておく必要があります。
あとからエントリーしても遡って適用されないケースが多いので、「申し込む前にエントリー」を鉄則にしてください。
まとめ

買い替えるなら端末セット。今のスマホを使えるならSIMのみ。
これが基本の選び方です。
端末セットは「端末購入キャンペーン」で大きなポイント還元が狙えるのが魅力。
SIMのみは「初期コストゼロ」と「気軽さ」が魅力。
どちらを選んでもプランの月額は同じなので、あとは自分のスマホの状態と、欲しいキャンペーンの条件を照らし合わせれば答えが出ます。
迷ったら、まずSIMのみで始めて、必要になったら端末を買い替えるのもアリです。
逆に、今のスマホのバッテリーがヘタっていたり、動作が重くなっていたりするなら、端末セットで一気に整えたほうがストレスが少ないです。
キャンペーンの条件確認と、端末の対応チェックだけは、どちらを選んでも必ずやりましょう。
この2つを押さえれば、「損した」と後悔することはまずありません。
なお、キャンペーンの内容は時期によって変わります。
特にポイント還元額や対象端末は頻繁に入れ替わるので、申し込む直前に必ず公式ページで最新情報を確認してください。
エントリーが必要なキャンペーンは、申し込みボタンを押す前に済ませるのが鉄則です。
あとからでは遡って適用されないケースがほとんどなので、この順番だけは絶対に守ってください。




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