「楽天モバイルって速度どうなの?遅いって聞くけど本当?」
乗り換えを検討していると、一番気になるのが通信速度ですよね。
口コミを見ると「遅い」「つながらない」という声もあれば、「普通に快適」「困ったことない」という声もあって、正直どっちを信じればいいか分からなくなります。
私は楽天モバイルを1年以上、熊本で使っています。
その前はソフトバンク、さらにその前はドコモ、au、格安SIMと渡り歩いてきました。
正直な体感を言うと、ソフトバンク時代と速度の体感差はほぼありません。
YouTube、Netflix、SNS、どれも普通に使えていて、「楽天だから遅い」と感じたことは一度もないです。
ただし、山間部や海沿いに行くとさすがに遅さを感じる場面はあります。
これは楽天モバイルに限った話ではないですが、そういうエリアでの利用が多い方は事前にチェックが必要です。
この記事では、第三者の実測データと私の実体験の両方を使って、楽天モバイルの通信速度を正直に検証します。
他キャリアとの比較、時間帯別の速度変化、遅いときの対処法まで全部まとめました。
楽天モバイルの通信速度は実際どう?結論から

先に結論をまとめます。
楽天モバイルの通信速度まとめ
つまり、「絶対的に速い」わけではないけれど、「普通に使う分には困らない速度が出ている」というのが実態です。
問題は「あなたの生活圏で快適か」であって、平均値だけで判断しても意味がありません。
💬 私の場合
速度測定アプリで細かく計ったことはありませんが、体感としてはソフトバンク時代と変わりません。
YouTubeの読み込み、Instagramのストーリー、LINEのやり取り、どれも引っかかる感じはゼロです。
ただし山間部に行くと明らかに遅くなるし、海釣りに行ったときはちょっと厳しいなと感じることはあります。
楽天モバイルの通信方式と速度の基本

速度の話をする前に、楽天モバイルの電波の仕組みを簡単に押さえておきましょう。
ここを理解すると、「なぜ速いときと遅いときがあるのか」が分かるようになります。
楽天モバイルの回線は2種類ある
楽天モバイルは自社回線(楽天回線)とパートナー回線(au回線)の2つを使い分けています。
都市部では楽天の自社回線がほとんどカバーしていますが、地方や山間部ではau回線に切り替わることがあります。
パートナー回線でも速度制限なく使えるようになっていますが、自社回線と比べると速度が若干落ちるケースがあります。
プラチナバンドが始まって何が変わった?
楽天モバイルは2024年6月からプラチナバンド(700MHz帯)の商用サービスを開始しています。
プラチナバンドは壁や地下に届きやすい電波で、これまで弱かった屋内・地下の通信改善に効果があります。
ただし、大手キャリアのプラチナバンドが20MHz幅なのに対し、楽天モバイルは上り・下りそれぞれ3MHz幅と狭いため、速度そのものを劇的に上げるというより「つながりやすさの改善」が主な効果です。
公式の理論値と実測値は違う
楽天モバイルは公式に最大1Gbps以上の通信速度を発表していますが、これはあくまで理論上の最大値です。
実際のユーザーが測定した平均値は以下のとおりです。
| 項目 | 実測平均値 | 快適に使える目安 |
|---|---|---|
| 下り(ダウンロード) | 約77〜81Mbps | 25Mbps以上あれば高画質動画もOK |
| 上り(アップロード) | 約24Mbps | 5Mbps以上あればSNS投稿に十分 |
この表を見ると、平均値は快適ラインを大きく超えていることが分かります。
速度測定サイト「みんそく」の直近3ヶ月のデータ(約8,400件)に基づくものなので、一定の信頼性があります。
都内での通信速度|場所で天と地の差が出る

都内での通信速度について、非常に興味深いデータがあります。
2026年1月に発表された山手線全30駅での実測調査(ALL CONNECT社実施)によると、楽天モバイルの通信速度は駅によって最大1,037倍の差が出ていました。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 30駅の下り平均速度 | 48.7Mbps(日常利用に十分) |
| 最速(高田馬場駅) | 249Mbps |
| 最遅(新宿駅) | 0.24Mbps |
| 100Mbps超の駅 | 6駅(高田馬場・鶯谷・巣鴨・五反田・駒込・有楽町) |
| 10Mbps未満の駅 | 15駅(全体の半数) |
このデータが示しているのは、楽天モバイルの速度は「キャリアの性能」より「場所の環境」で決まるということです。
地上ホームで見通しが良い駅(高田馬場・鶯谷など)は高速で、人が密集するターミナル駅(新宿・池袋など)では速度が大きく落ちます。
これは楽天モバイルだけの問題ではなく、どのキャリアでも混雑エリアでは速度が落ちますが、楽天モバイルはその振れ幅が大きい傾向があります。
注意
新宿や渋谷のような超混雑エリアでの利用が多い方は、速度低下の可能性があることを頭に入れておいてください。
ただし、駅ホーム上の混雑時間帯のデータなので、駅から離れた場所や時間帯が変われば結果も変わります。
地方・郊外での通信速度|山間部と海沿いは要注意

地方都市や郊外での速度はどうでしょうか。
各種データと私の体験を合わせて整理します。
主要地方都市での実測データ
| 都市 | 下り平均速度 | 上り平均速度 |
|---|---|---|
| 名古屋市 | 約50Mbps | 約30Mbps |
| 札幌市 | 約26Mbps | 約18Mbps |
| 福岡市 | 約26Mbps | 約12Mbps |
| 郊外住宅地(千葉県の例) | 約46Mbps | 約32Mbps |
名古屋は比較的高速な結果が出ており、札幌・福岡はやや控えめですが、それでも動画視聴に必要な25Mbpsは概ねクリアしています。
郊外の住宅地は意外と速い結果が出ていて、利用者が分散するぶん快適なケースが多いです。
山間部・海沿いでの体感
💬 私の場合(熊本)
熊本の街中では全く問題ありません。普通に速いです。
ただ、山間部に行くとやっぱり遅くなるのは体感としてあります。
あと趣味で海釣りに行くことがあるんですが、海沿いではちょっと遅いなと感じることがあります。
これは楽天モバイルだけの問題というより、そもそも基地局が少ないエリアの話なので、どのキャリアでも似た傾向はあると思います。
ICT総研が2025年7月〜12月に実施した全国729地点の調査では、楽天モバイルが「圏外」になった地点はゼロという結果も出ています。
つまり「繋がらない」ことはほぼなくなっているけれど、「速度が落ちる場所」はまだある、というのが現状です。
時間帯別の速度変化|昼も夜もそこまで極端に落ちない

「格安SIMは昼に遅くなる」とよく言われますが、楽天モバイルはどうでしょうか。
| 時間帯 | 下り速度(平均) | 体感の目安 |
|---|---|---|
| 朝(5時〜9時) | 約52Mbps | 快適 |
| 昼(12時〜13時) | 約62Mbps | 快適 |
| 夕方(16時〜19時) | 約58Mbps | 快適 |
| 夜(20時〜23時) | 約46Mbps | ほぼ快適(やや低下) |
| 深夜(0時〜5時) | 約53Mbps | 快適 |
楽天モバイルは、一般的な格安SIMのように昼に極端に遅くなることがありません。
これは楽天モバイルが自社回線を持つキャリアだからで、回線を借りて運営する格安SIMとの大きな違いです。
夜間(20〜23時)にやや速度が落ちる傾向はありますが、それでも46Mbps出ていれば動画視聴やSNSには十分です。
他キャリアとの速度比較|大手よりは遅いが実用上は問題なし
「楽天モバイルは遅い」と言われる最大の理由は、大手3キャリアとの比較です。
データで見てみましょう。
| キャリア | 平均下り速度 | ポジション |
|---|---|---|
| ドコモ | 約150〜200Mbps | 最速クラス |
| au | 約130〜180Mbps | 高速 |
| ソフトバンク | 約120〜160Mbps | 高速 |
| 楽天モバイル | 約77〜81Mbps | 実用十分 |
| 主要格安SIM平均 | 約50〜85Mbps | 同等〜やや下 |
確かにドコモやauと比べると数値上は半分程度です。
でも、日常で体感できる差はほとんどありません。
なぜなら、高画質動画の視聴に必要な速度は25Mbps程度で、SNSやWebサイトの閲覧なら10Mbpsもあれば十分だからです。
「200Mbps」と「80Mbps」の違いは、数字上は大きく見えますが、スマホの画面上では体感差がほぼ出ない領域です。
💬 ソフトバンクから乗り換えた私の体感
ソフトバンク時代と楽天モバイルの速度体感差、全然ないです。
数値を比べれば差があるのかもしれませんが、YouTube見て、Instagram見て、LINE使って……という日常の使い方では違いを感じません。
「遅くて困った」と思ったことが1年以上使って一度もないのが正直なところです。
通信速度が遅いと感じたときの改善方法|5ステップ
速度が遅いと感じたときに、いきなり「楽天ダメだ」と決めつけるのはもったいないです。
実は簡単な対処で改善するケースが結構あります。
電波のつかみ直しになります。
これだけで改善することが意外と多いです。
バックグラウンドで動いているアプリやタスクが多いと、通信ではなく端末側が重くなっていることがあります。
5Gの電波が弱い場所では、4Gに固定した方がかえって安定することがあります。
接触不良が原因のこともあります。
eSIMの場合は「回線の再設定」を確認してみてください。
アプリ内の速度測定はデータ消費なしで使えます。
測定結果をもとに、店舗やチャットで「端末名」「住所」「症状」を伝えて相談しましょう。
💬 私の場合
「遅いな」と感じるときって、よく考えるとタブをたくさん開いてたり、重い作業をしてたりするんですよね。
通信速度だけが原因じゃないことの方が多い印象です。
機内モードON/OFFで解決したことは何度かあります。
速度に関する評判・口コミ|満足派と不満派の傾向

ネット上の口コミを整理すると、満足している人と不満な人には明確なパターンがあります。
満足している人の傾向
ある調査では利用者148人中、速度の満足度で「8以上(10段階)」をつけた人が最も多く、全体的に高評価の傾向でした。
不満を感じている人の傾向
つまり、「速度に不満が出るかどうか」は、利用する場所と期待値で決まるということです。
「月3,278円で無制限」という料金を踏まえて判断すれば、コストパフォーマンスは高いと言えます。
楽天モバイルの速度が向いている人・向いていない人
速度面で楽天モバイルが向いている人
速度面で慎重に検討した方がいい人
よくある質問(Q&A)|速度の不安を解消
A. 大手3キャリアと比べると数値上は低いですが、日常利用(SNS・動画・Web閲覧)に必要な速度は十分に出ています。
「遅い」と感じるかどうかは場所と使い方次第です。
A. 一般的な格安SIMのように昼に極端に遅くなることはありません。
楽天モバイルは自社回線なので、昼でも50〜60Mbps程度の速度を維持しています。
A. YouTube、Netflixなどの動画視聴に必要な速度(約25Mbps)は、ほとんどの場面でクリアしています。
私も1年以上使っていますが、動画が止まって困った経験はゼロです。
A. 地方都市(名古屋・札幌・福岡など)では問題なく使えるデータが出ています。
ただし山間部や海沿いなど基地局が少ないエリアでは速度が落ちることがあります。
A. プラチナバンドは主に「繋がりやすさ」の改善に効果があります。
速度を劇的に上げるものではありませんが、今まで繋がりにくかった屋内・地下での通信改善が進んでいます。
A. 「my楽天モバイル」アプリで無料測定できます。
データ消費もしないので、気になったときに気軽にチェックできます。
まとめ|楽天モバイルの速度は「場所次第」だが普段使いなら十分
もう一度、結論です。
楽天モバイルの通信速度は、大手3キャリアと比べると数値上は控えめです。
でも、日常利用に必要な速度は十分に出ていて、「楽天だから遅くて使い物にならない」ということは基本的にありません。
ポイントは3つです。
速度の最終チェック
自宅・職場・よく行く場所のエリアを確認する。
SNS・動画・Web閲覧なら問題なし。超低遅延が必要な用途は要検討。
解約金0円・縛りなしなので、合わなければすぐ乗り換え可能。
私は1年以上使って、ソフトバンク時代との速度差をほぼ感じていません。
月3,278円でデータ無制限という料金を考えると、速度面でのコスパは高いと思っています。
「速度が不安」という方は、まずエリアマップで確認して、気軽に試してみてください。




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